日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

コタツ猫

2008-01-31 | ユズの話
ユズは寒がりではないらしく、あまりお布団の中には入らないし、少々寒い日でも、ペットベッドやお気に入りのダンボール箱の中などで平気そうにしています。
それでも最近はかなり冷え込む日が多いと思っていたら、さすがのユズも時々猫用コタツに入っているのを見かけるようになりました。

今日も入っていたのですが、突然おもむろにモソッと出てきて、パタン、と行き倒れ状態で寝転びました
お尻はまだコタツの中…

 

ちょっと暑くなったので、冷ましに出てきたんでしょうね
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大変長らくお待たせしました

2008-01-29 | おえかきとか工作やってみました

「ゆめいろえのぐ」を使ったお絵かきです。
eikoさんちうぅ~ちゃんがやっと完成しました
ものすごーーーく、お待たせしてしまってごめんなさい

 
こちらが、下絵にさせていただいた写真です。
可愛らしい、男の子のウサギさんです

オシャレな木の三輪車に乗った、すごく絵になる写真です。
が、その三輪車が難しそう…と思ったのですが、挑戦してみました。

今回の写真は、鉛筆画にして取り込むと、背景の草むらと紛れてしまって、全体的にうっすらとしか線が残らず、下絵になりませんでした。

 
↑こんな感じで、三輪車の形がさっぱり分かりません

そこで、初めてですが、写真をそのまま下絵にして塗り始めてみました。
ところが、塗ってないはずの所にもすでに色があるので(写真なので当然ですが)、非常に塗りにくい…

どうしたもんかなぁ…

最悪、写真を一度プリントアウトして、トレーシングペーパーに輪郭を写し、線画にしてから、もう一度取り込もうかとも思いましたが、(こうなると、いっそそのまま紙に絵を描く方がカンタンでは?)

ふと、モノクロに加工すれば、色が邪魔にならないかも?
と思いついて、モノクロに変換して、それを下絵にしてみました。
線画ほど楽ではないけど、なんとかなりそう

写真ではお耳が画面からはみ出てますが、絵では全部入れたほうがいいような気がしたので、ついでに上の部分に少し余白を足して、耳も全部入るように描き足しました。

あとは、これまでとほとんど同じでいけるはず

…と、思いきや。

案の定、三輪車に苦戦です
うぅ~ちゃん自体は、猫の縞模様などのような複雑な模様もないし、すぐほぼ完成まで出来上がったのですが、三輪車が、三輪車がぁ~

写真だけだと、木がどんな風に組んであるのか、構造が分かりません。

塗っていくうちに、形が曖昧になり、「この木とこの木が繋がってるんだろう」と思って描いていたら、どうもおかしい…「いや、ここと繋がってるのか」と修正し、「そうなると、ここはこっちか?」と他も見直したり。積み木かパズルのようです。
完成に近付く頃、やっと「なるほど、たぶんこんな構造なんだろうな」と想像がつきました

学生の頃、絵を習っていると、「写真じゃなくできるだけ実物を見て描きなさい」と言われたけど、「立体感のある物を、写真だけで描くのって、やっぱり難しいなぁ」と今更ながらに実感。
見たことのある物だと、構造とか裏側がどうなってるかとかある程度分かるので、想像で補って描けますが、そうじゃないと、写っていない部分の想像がつかないから、形がつかめないのですね。
しかも写真では平面になってしまうので、繋がってるように見えて、実は前後に離れているのに気付かなかったり。

そんなこんなで、予想以上に木の三輪車には苦戦しました


で、完成が、こちら
 

とてもそこまで苦戦したとは思えない?
コントラストが弱いボンヤリした感じになるのは、思い切って強い色を置く事のできない私の悪い癖です
パステル画風、ということで

eikoさん、ながーーーくお待たせしてごめんなさい。
出来はいかがですか?(←恐る恐る)

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メロンパンかサンライズか

2008-01-26 | 雑記
「秘密のケンミンショー」という、その県では常識だけど他県人にとっては仰天するような物や食文化、風習を紹介する番組があります。

「うそぉ~

とびっくりするようなネタが満載で、結構好きで見ています。

先日、広島のことが紹介されました。

広島では、メロンパンの事を“サンライズ”と呼ぶ

……「え゛え゛~そうなの

一瞬の間のもと、横で見ていた妹と同時に、驚きの声が。

今まで、広島のことが紹介されても、「ああ、そうだろうな、これは広島だけだよね」と納得する内容ばかりだったのですが、今回は心底ビックリしました

「他県では、“サンライズ”って言わないの

念のため調べてみたら、西日本では、他にも“サンライズ”と呼ぶ地域はあるみたいです。
というか、もともとは“サンライズ”と呼ばれていたらしいのが、いつのまにか“メロンパン”に変わっていったのだとか。
きっと広島では、それが今でも残っているんですね。

というか、今現在、私も「あのパン」のことは、普通に“メロンパン”と呼んでいます。
でも、子供の頃は、“サンライズ”の方が多かった気がします。
いつのまにか“メロンパン”というものが現れて、「よく似てるけど“サンライズ”とどう違うんだろう?」と不思議に思っていたような…
で、子供なりに、「きっと同じ形でも、メロンの味が付いているのがメロンパンなんだろう」と思ったような。
で、ヘンテコな事に、「サンライズは好きだけど、メロンパンは嫌い」と思ってたのを思い出しました。

いつの間にか、“メロンパン”が一般的になり、“サンライズ”が姿を消していって、自分の中でも、その区別が曖昧になってしまいました。
でも、「メロンパンって、メロンの味じゃないんだ」とある時気付いて驚いたような記憶があります。その時には、もう“サンライズ”の存在が消えかかっていたので、「じゃあ、サンライズと何が違うの?」などと思わず、すんなり“メロンパン”を受け入れたような。

6つ下の妹も、同じように驚いていたので、きっと似たような移り変わりを経ていたのだと思います。

ところが、他県から広島に嫁に来た母は、「メロンパンのことサンライズって言うの広島だけなんだって」と告げると、「サンライズって何?」と

言われてみれば、そんなパンがあったような気がするけど、「もともと“メロンパン”が普通だったので、気にもしてなかった」という感じだそうです。

サンライズ一つで、こんな認識のズレが判明するとは…

母は、今やすっかり備後弁だし、馴染んでいるようですが、やっぱりたまにこんな事があります。
逆に私達子供も、母の口から聞き慣れて普通に広島の言葉と疑わず使っていた言葉が、母の育った岐阜の方のもので、ビックリした、という事もありました
(どんな言葉だったか思い出せないので、今でも普通に使っていると思われる)


そんなこんなで、日本は小さいようでも、色んなギャップがあるんですね。
それも、テレビなどの普及で、どんどん均一化してきているようですが、各地に残るユニークな風習や言葉は、できるだけ残って欲しいな、と思います
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幕末浮世絵アラカルト 展

2008-01-25 | アートの話
先日、ひろしま美術館へ『幕末浮世絵アラカルト』展を見に行って来ました。

 幕末浮世絵アラカルト

寒波が到来し、朝からみぞれ混じりの雨が降っていました。
電車からは、所々積もり始めた雪景色が見えます。
とにかく寒~い

本当は、先日見つけた美味しいうどん屋さんに行くつもりだったのですが、あまりの寒さと、みぞれに怖気づき(普通に歩いて10分弱くらいの所なのに)、駅前のデパートの飲食店で昼食を済ませてしまいました
うどん、食べたかったけど…(未練)

そして駅前から路面電車に乗り、最寄の紙屋町で下車して、できるだけ外を歩かないよう、そごうの中~リーガロイヤルホテルの中を抜けひろしま美術館へ。

中へ入ってみると、意外にも?結構人が多い

ノロノロノロノロと、1点1点時間をかけて行列が進む感じです。
作品数もかなり多いし、美人画、役者絵、武者絵、芝居絵、東海道五十三次や富嶽三十六景などの風景画、パズルのような遊び心のある戯画、日本人絵師の目から見た開国時の様子(黒船、外国人やその風俗など)を表したちょっと奇妙な開国絵・横浜絵など、バラエティに富んでいて、面白かったのですが…
自分のペースで見られないので、結構疲れました

早く次の絵が見たいのに、なかなか進まなかったり、もうちょっとじっくり見たいのに、列が進んでしまったり。

内容的には、すごく充実した展覧会だったのですが、気が散って作品の印象があまり残りませんでした

あ、でも、冬の情景を描いた浮世絵の片隅に、本当に達磨さんの形をした雪だるまがあって、「えっもしかして昔の雪だるまは、達磨さんに作ってたの」とビックリ。
でも、絵師が遊び(冗談)で達磨さんにしてたのかもしれませんね。
リアルな達磨さんなんて、普通作れないし…


美術館で結構時間がかかってしまって、母が7時から予定もあったので、(外を歩き回る根性も無かったし)少しだけそごうの中をうろついて、4時50分のバスで帰路に。
到着予定は6時30分。少し遅れても、余裕はあると思ってました。

ところが、途中でやはり少し積もり始めている所があり、ちょっとスピードダウン。
予定より少し遅れてインターを下り、でもその時点では、7時には間に合いそうな感じだったのに…
なぜか、終点の駅も間近(2,3キロくらい?)の国道で、急に渋滞…
反対車線はスイスイなのに、ほとんど進まなくなってしまいました
事故でもあったのかな?とイライラ。
今ここで降ろしてもらったら、歩いて家に帰れる距離なのに、足止め
結局そこから30分近くかけてやっと到着。
通常なら1時間40分のところ、2時間半近くかかってしまいました
みぞれ模様だったし、バスはやめとけばよかったか

この日は、展覧会も渋滞、道路も渋滞、渋滞する運命だったのかな…
疲れました
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ショック

2008-01-22 | 本と漫画の話

予約していた本の取り置き期限が今日までだったので、図書館へ行くと、『休館日のお知らせ』の貼り紙がありました。

毎年1月末~2月頃、2週間ほど館内整理のための特別休館があるので、そのお知らせかと思えば…

現在建設中の新図書館への移転準備のための休館で、
なんと 3月~6月末まで4ヶ月休館となっていました

そ、そんなぁ…

新しい図書館は、家からより近くなるので(歩いても行ける距離)、楽しみにはしていたのですが…

そのためには、4ヶ月の準備期間が必要でしたか

4ヶ月。長いなぁ…

1/3年か…(←あまり意味のない換算)

あう゛~
その間、何を読めばいいんだ…

本好きには切実な問題です


収納場所がないので、めったに本は買わないようにしてますが、この期間は、買わざるをえないでしょうね

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三沢厚彦 ANIMALS+ 展

2008-01-19 | アートの話

ふくやま美術館に、「三沢厚彦 ANIMALS+」を見に行って来ました。

 三沢厚彦 ANIMALS+

木彫で動物を作っている芸術家さんです。
数年前、田中(でんちゅう)賞を受賞して、岡山の田中美術館で受賞記念展があった時にも見に行きました。
ダイナミックな彫り跡が残る荒々しい形だけど、生き生きとしていて、なんともいえないユーモラスさがあって、面白く感じました。

今回は、地元福山で作品展が見られるということで、楽しみにしていました。
新聞でも作品が紹介されたりしていて、展示方法も遊び心があるらしく、ワクワクしながら美術館へ。

正面玄関が近づくと、美術館の建物の上になにやら…

 
猫科の動物らしきものが乗ってこちらを見ているぞっ

 
携帯カメラでは、ズーム最大でもこれが限界でした
肉眼では、もうちょっとハッキリ見えました
あれって木彫なのに雨ざらしで大丈夫なのかなぁ?と気になりつつ中へ…


中はもちろん撮影禁止なので、写真で説明できないのが残念ですが、入口を入ると
ロビーにドーンと白い大きなお家

お家の中に入ると、チラシになっている(↑の写真です)でっかい白熊さんが立っていました
たぶん実物大です
「肉球でかっ
と、猫好き特有の妙な感心をして、お家を出ようとしてふと上へ目をやると、天井付近に小さなヤモリ君がいました
私 「これ、気づかずにいる人も多いんじゃないかなぁ?」
母 「ほとんどの人はきっと気付かないよ

お家を出て、少し離れて見ると、屋根の上にも猫科の何者か(ヤマネコ系?)が乗っかってました
こちらはよく目立つし、吹き抜けの2階からだと顔もよく見えました

入口に、唯一撮影可のキリンさんがいたので、撮影

 子供のキリンサイズ
 アップで
 もっとアップで

中も、実物大の動物がズラリっと勢ぞろいで、特にゾウは大迫力でした
わんこやにゃんこの集団もいました
可愛らしいペットというより、どこか人間臭さのある独特の雰囲気があります。
また、ヤモリ君を発見
(外の猫といい、ヤモリといい、目立たない所にもいたりするので、見終わってからも「見落とした子(作品)がいるんじゃないかな?」と気になっちゃいました)

十数体がまとまって、ドーンと群れのようなグループで展示されているので、思ったより展示が少ない気がしましたが、数としては多かったんだろうな…

ミュージアムショップで、三沢さんがゾウを作る工程がお話になった「かがくのとも」を見つけ、製作工程が面白かったのと、安かったので(410円)買って帰りました。

 「ぞうをつくる」

思った以上に沢山の木を組み合わせて作られていてビックリ
出来上がりを思い浮かべて、サイズをきちんと測って、家を建てるようなキッチリした計算をしながらじゃないと、きっと途中で狂ってきちゃったりするんだろうな…
展示室で見た、大きな大きなゾウを思い出して、大変さを想像し、ただただ圧倒されました

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2007年に見た映画

2008-01-18 | 映画の話

ブログのお友達の皆さんの影響で、映画館に足を運ぶようになりました。
それまで30年以上生きてきて、映画館に行ったことなんて数えるほどだったのに、昨年はなんと20本も見てしまいました(←自分ではかなり多いと思う数字)

リストにするとこんな感じです

 鉄コン筋クリート  ★★★
 王の男  ★★★☆  感想
 どろろ  ★★★☆  感想
 さくらん  ★★★☆  感想
 パフューム  ★★
 ハッピー フィート  ★  感想
 ナイトミュージアム  ★★★★☆  感想
 ストリングス  ★★★
 パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド  ★★★★★  感想
 舞妓haaaan!!!  ★★★★☆  感想
 夕凪の街 桜の国  ★★★☆  感想
 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団  ★★★☆  感想
 キサラギ  ★★★★★  感想
 アヒルと鴨のコインロッカー  ★★★★  感想
 運命じゃない人  ★★★★★  感想
 ヘアスプレー  ★★★★  感想
 めがね  ★★★☆  感想
 パンズ・ラビリンス  ★★★
 マリと子犬の物語  ★★★☆  感想
 魍魎の匣  ★★★☆  感想

テレビで見たのは記録していないので、映画館に行ったものだけです。
レンタルはしてません。でもDVDが当たったので「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」は見ました。
泣ける映画より、笑えてスカッとするものや、ミステリー色の強い映画が好みで、それはやっぱり本の好みと一緒でした

は感想をブログに書いた映画です。
書いてないのは、特に理由はないですが、飛びぬけて面白いとかつまらないという事がなく、感想をまとめ辛かったからかな

書いてなかったものについて、ちょこっと感想を書くと、

『鉄コン筋クリート』は、原作を読んでなかったのですが、評価が高かったので行ってみました。結構面白かったのですが、最後がちょっと分かりづらくて、消化不良になっちゃったので、星が少ないです。

『パフューム』も、ラストがちょっと納得いかなかったです。 途中までは盛り上がったのに。

『ストリングス』は、声優に違和感があったのが残念。糸で天と繋がり、天を通してまた人と繋がる、糸が切れたら命が終わる、という独特の生命観は魅力的だったのですが…ラストの部分も、それを生かしきれていない、ありきたりのエンディングに思えました。

『パンズ・ラビリンス』は、“大人のためのグロテスクなファンタジー”といった感じ。結構「痛い」シーンが多く心臓に悪かったけど、魅了される部分も…。うーん、難しい。

ということで、今年も面白い映画を見れたらいいなぁ

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避ける避ける

2008-01-15 | 猫たちの話
母とペットショップに行くと、ペット用の毛布が安くなっていました。
ちょっと前に、雑貨屋さんで、ユズのために毛布を買ったところだったので、母が「ひなにも買ってあげる。いつもの所に敷いてあげ」と言うので、買って帰りました。

「いつもの所」というのは、私と寝る時の定位置のことです。
私の枕の横の壁際に、高すぎて使わない枕をよけて置いていたら、その上で寝るのが気に入ったみたいで、たいがいはここで寝ます。

 ←こんな感じ

冬場は寒いのでは?と思い、去年からは、ペット用のフリースの毛布を敷いてあげていました。
なので、「あれがあるからいいよ」と言ったのですが、母が「こっちの方が厚手で暖かそうだし、手触りもいいから」と買ってくれました。

さっそく、元の毛布を外して、新しい毛布を乗せてあげましたが…

 
足元によけた、元使っていた方の毛布の上へ…

 
寂しい新毛布…

そしてふと、隣の母のベッドへ目をやると、ユズが…

 
母が先日買ってきた、手触り抜群の毛布を避けて…

ユズの方も、寝る時のお気に入りの場所があり、ここ数年は、母の足元の、布団の上に乗って寝ます。
そこで、ここにもペット用の毛布を広げてやっていました。
そして先日、雑貨屋さんで見つけた、起毛素材のひざ掛け毛布の手触りがあまりにも気に入って、母が「ユーちゃん(ユズのこと)のとこに敷いてあげよう!」と買って帰ったのです。

ところが、なぜか新しい毛布を避けて寝るようで、「寝入ってから、上に掛けてやってるんよ」と言っていました。
「もしかして、ふわふわの起毛素材が気になるんじゃない?裏返してみたら?」と言って、(起毛の抜群の手触りが無意味になっちゃうけど)裏返しに敷いてみたのが、たまたま同じ日で。

「あー、やっぱり気に入らないのか

姿形も性格も全く正反対の2匹なのに、ヘンな所で一緒だよ…


ちなみに、ひなはその夜、明け方近くに新しい毛布の上へ移動しました。
いつもの場所が急に雰囲気変わったので、ちょっと警戒していただけみたいです

ユズはどうなったのかな?案外まだ頑固に避けているのかも…(笑)
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シマシマ

2008-01-11 | ひなの話

 
膝に乗ったひなの背中に、ちょっとイタズラ
指を開いた状態で、毛を逆方向に撫で上げると、きれいなクッキリした縞模様ができました

「アメショーみたいなくっきりタビー」と母に見せると、
「ウリ坊みたい」と言われました


ひなの毛は、表面は黒っぽいですが、中はほとんど白です。
どういう構造なのかいつも不思議に思っていました。

最初は単純に、毛先が黒くなっているのかな?と思っていましたが、それなら、生えたばかりの短い毛は黒いのか?
そうだとすると、いっぺんに生え変わってるわけではないのだから、長さの違う伸びかけの毛もいっぱいあるはずで、こんなに真っ白には見えないはず…
では、伸びてくると毛先に色が着くのか?
でもよく見ると、白い根元の毛に混じって、ちょっと固めでまっすぐの黒っぽい毛もあります。
白っぽい毛は、もっと細くてちょっとウェーブがかかっています。
どうやら、白い毛は短くて細いので、長めで太く黒くまっすぐな毛が表面に出て模様になっていて、白い毛は、毛を掻き分けて初めて見えるのかもしれません。
この白い毛が、いわゆる「アンダーコート(下毛)」なのかぁ、とちょっと納得。
たぶん、ひなの毛皮の手触りがフカフカで滑らかなのも、このアンダーコートがたっぷりあるからなのでしょうね

ユズの場合、毛を掻き分けても、ひなほど真っ白ではありません。
表の毛とさほど変わらない、ベージュがかった色。
手触りも、フカフカではなく、ピッタリ体に沿って毛が寝ているような生え方です。
(寒い時は空気を含むように少しフワッとなってたりしますが)
硬くて長めの毛の分量が多くて、アンダーコートは少なめのようです。

模様はシマシマが途切れがちなブチ混じりとよく似ているのに(毛の長さ自体は、ひなの方が短いように見えるし)、結構違うもんだなぁ、と面白く感じました。

コメント (12)
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12月に読んだ本

2008-01-08 | 本と漫画の話
島田荘司全集Ⅰ』 島田荘司 ★★★☆ (ミステリー)
『平井骸惚此中ニ有リ』 田代裕彦 ★★★☆ (ミステリー)
『ピクトさんの本』 内海慶一 ★★★★☆ (雑学?)
『美輪明宏のおしゃれ大図鑑』 美輪明宏 ★★★☆ (エッセイ)
『刺激的生活』 岸本葉子 ★★★☆ (エッセイ)
『平井骸惚此中ニ有リ 其弐』 田代裕彦 ★★★☆ (ミステリー)
『日本美術の二〇世紀』 山下裕二 ★★★☆ (教養)
『おまけのこ』 畠中恵 ★★★★ (時代ミステリー) ※再読
『上京はしたけれど。』 たかぎなおこ ★★★☆ (コミックエッセイ)
『独りでできるもん②』 森下えみこ ★★★☆ (コミックエッセイ)
『こげぱん 沖縄ぶらり旅日記』 たかはしみき ★★★★☆ (イラスト紀行エッセイ)
『こげぱん 三都ぶらり旅日記~京都編~』 たかはしみき ★★★★★ (同上)
『こげぱん 北海道ぶらり旅日記 もっと』 たかはしみき ★★★★ (同上)
『こげぱん 三都ぶらり旅日記~大阪・神戸編~』 たかはしみき ★★★★ (同上)
『暗いところで待ち合わせ』 乙一 ★★★★ (ミステリー)
『平井骸惚此中ニ有リ 其四』 田代裕彦 ★★★☆ (ミステリー)
『平井骸惚此中ニ有リ 其伍』 田代裕彦 ★★★☆ (ミステリー)
『2007本格ミステリ*ベスト10』 ★★★☆ (書評)
『時事ネタ』 とり・みき ★★★ (時事漫画)
ゴールデンスランバー』 伊坂幸太郎 ★★★★☆ (一般文芸)
『平井骸惚此中ニ有リ 其参』 田代裕彦 ★★★☆ (ミステリー)
『シャドウ』 道尾秀介 ★★★★☆ (ミステリー)

12月はバタバタしてたわりに色々読んでました


平井骸惚此中ニ有リ (富士見ミステリー文庫) 平井骸惚此中ニ有リ (富士見ミステリー文庫)
田代 裕彦 睦月 ムンク

富士見書房 2004-01-10
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 『平井骸惚此中ニ有リ』其壱~伍
 帝大生・河上太一は、尊敬する推理作家・平井骸惚宅に押しかけ、弟子入りを志願した。骸惚夫人に気に入られ、居候を許されたものの、弟子入りは認められないまま。そこへ骸惚の知人、池谷是人が不可解な自殺を図る。事件解決の折には弟子入りを認めようと言われ、張り切る河上君だったが…
 ライトノベルですが、人気があるらしく、気になっていました。
 読んでみると、骸惚先生のキャラクターといい、家の立地といい、美人の奥さん、ボーイッシュな女性編集者、etc.…京極夏彦の影響が随所に出ていて苦笑。
 ミステリーとしてもかなりゆるーい出来でしたが、登場人物も魅力的だし、イラストも可愛いし、ついシリーズを読み通してしまいましたライトノベルだと思えば、読みやすいしまあ面白かったです
 ところで、このシリーズが完結して、次のシリーズが出てるそうなのですが、「高校を舞台にした、憑き物落としや妖怪退治のお話」とのことで、より露骨に京極夏彦に傾倒した作品になっているようです(笑)

ピクトさんの本 ピクトさんの本
内海 慶一

ビー・エヌ・エヌ新社 2007-04
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 『ピクトさんの本』
 ネット書店で本を探していて、たまたま目に入った表紙。「こ、これはっ
 ずーっと以前、ブログネタにした、街で見かけた気になる看板ではないですかっ

   その時の記事→「当たり屋?

 そうか、こういうおかしな看板のキャラクターを、「ピクトさん」と呼ぶのか、他にはどんなピクトさんがいるんだろう、と興味を引かれ、図書館で借りて読んでみました。
 まずはパラパラと目を通していると、表紙と同じピクトさん発見。「なるほど、こういうのは“頭打ち系”に分類されるわけか…」と思いつつ写真をよく見ると、この背景、見覚えが…なんと、私が撮影したあのピクトさんと同じ駐車場
 しかも、最初から読もうと冒頭を開くと、見開き2ページを使ってデカデカと写っているピクトさんまでも、同じ駐車場の、駅側の進入口で撮影されたもの
 この表紙と同じポーズのピクトさんの写真は、全部福山駅前の某駐車場のものでした。もしかして、ここでしか使ってないオリジナルピクトさん?それなのに、この本の顔(メインキャラ)を任されたの
 妙な親しみを感じつつ、中身も読んでみましたが、どれもこれも噴き出しちゃうような面白ポーズ 無理な体勢や、痛々しい危険なお仕事現場での表示など、ピクトさんは日本全国で体を張って、注意喚起しているのでした(笑)
 こちら↓でもいくつか見られるので、ぜひ覘いて見てね
  日本ピクトさん学界 のページ


こげぱん―三都(京都・大阪・神戸)ぶらり旅日記 京都編 こげぱん―三都(京都・大阪・神戸)ぶらり旅日記 京都編
たかはし みき

ソニーマガジンズ 2005-03
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 『こげぱん ぶらり旅日記』シリーズ
 「こげぱん」の作者さんのイラスト紀行エッセイ。
 これが、すごく良いんですっ
 こげぱんの投げやりなイメージとは裏腹に、オールカラーですごくキレイなイラスト。おいしそうなご飯や面白そうなお店、体験ものなど、沢山の情報量。ギッシリ詰め込まれていても、イラストが可愛くて丁寧なので、読みやすいです。
 紀行ものが好きで色々読んでますが、これが今までで一番好きかも
 この本持って、すぐにでも現地へ出かけたくなっちゃいました


暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫) 暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)
乙一

幻冬舎 2002-04
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 『暗いところで待ち合わせ』
 視力をなくし、独り静かに暮らすミチル。職場の人間関係に悩むアキヒロ。駅のホームで起きた殺人事件が、寂しい二人を引き合わせた。犯人として追われるアキヒロは、ミチルの家へ逃げ込み、居間の隅にうずくまる。他人の気配に怯えるミチルは、身を守るため、知らない振りをしようと決める。奇妙な同棲生活が始まった―。
 kkkさん絶賛の本です。乙一は何作か読んでますが、いわゆる白乙一は初めてかも。
 ミステリーの要素もしっかりあって、お互い知らぬふりを続ける緊迫感が、奇妙な友情へ変化して行く感じもハラハラして、面白かったです。
 なるほど、こういうのが白乙一なのかぁ。思い切りホラーで残酷な黒乙一、繊細で優しい白乙一。どちらも面白くて凄い


シャドウ (ミステリ・フロンティア) シャドウ (ミステリ・フロンティア)
道尾 秀介

東京創元社 2006-09-30
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 『シャドウ』
 人間は、死んだらどうなるの?―いなくなるのよ―いなくなって、どうなるの?―いなくなって、それだけなの―。その会話から三年後、鳳介の母はこの世を去った。父の洋一郎と二人だけの暮らしが始まって数日後、幼馴染みの亜紀の母親が自殺を遂げる。夫の職場である医科大学の研究棟の屋上から飛び降りたのだ。そして亜紀が交通事故に遭い、洋一郎までもが…。父とのささやかな幸せを願う小学五年生の少年が、苦悩の果てに辿り着いた驚愕の真実とは?
 『2007本格ミステリ*ベスト10』に3作もランクインしていた新進気鋭の作家さんです。そんなに凄いの?と気になって借りてみました。
 確かに凄かった序盤で予想されたいかにもな展開を中盤でひっくり返し、と思えばラストにはもっと大きくひっくり返されてビックリ
 何重にも張り巡らされたミスリードを誘う言葉の罠。どんでん返し。ミステリーに慣れ、「簡単には騙されないぞ」と身構えた足元を見事に掬われて気持ちよかったです
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