日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

『邪魅の雫』 京極夏彦

2006-09-30 | 本と漫画の話

読み終わっちゃいました…
約4.5センチの厚みはさすがになかなか進みませんでしたが、
だいぶ読んだぞ、ちょっと休憩、と思って本を見たらまだ1/5くらいだったりしましたが、
それでも読み終わってしまえば、あっという間で「えっもう終わり」という感じです。
特に後半に入ってからは怒涛の勢いでした。
(ペースは変わらないんでしょうが、感覚として)
これからまた次の新作まで、数年待たねばならぬわけですね。

さて、あらすじですが、発端の部分だけでも、詳しく書いてるとついネタバレになりそうなので、裏表紙の文章を丸写しします

「殺してやろう」「死のうかな」「殺したよ」「殺されて仕舞いました」「俺は人殺しなんだ」「死んだのか」「──自首してください」「死ねばお終いなのだ」「ひとごろしは報いを受けねばならない」
昭和二十八年夏。江戸川、大磯、平塚と連鎖するかのように毒殺死体が続々と。
警察も手を拱く中、ついにあの男が登場する!
「邪なことをすると──死ぬよ」


これではよく分からないと思いますが
京極作品は、数多くの関係者や登場人物の目線で見たこと感じたことを、章ごとに分けて錯綜する形で書かれることが多いのですが、この前半のセリフ部分は、そういう色んな登場人物の言葉です。
読了してからこれを見ると、いかにも錯綜してた感じがわかります。
人それぞれの主観で書かれるので、同じものを見たり聞いたりしても、受け取り方が違うわけですね。
みんな自分が「世界の中心」のような心持で世の中を見ている。
今回はそういう個人の主観というか「個々の世界」についてがテーマだったようです。

そういう難しい部分も京極作品に嵌った人間には「おいしい」のですが、
そんな所を抜きにしても、
主役級・サブ級の登場人物たちの一挙手一投足が「たのしい」

今回、京極堂をはじめ、榎木津、木場などメインキャラ達の出番が少なかったのですが(出てはいてもバックアップ体制、みたいな)、サブキャラの益田、青木両氏が活躍してくれました。
益田君、探偵に弟子入りして以降、軽薄すぎて正直好きじゃなかったのですが(「ケケケ」、と笑ったりする)、今回はどんな考えで軽薄に振舞っているか、などもわかり、その軽薄さもなぜか今回は調子が出ない、といった感じで、しかも“あの”関口に助け舟を出してもらっているような ちょっと好きになれました。
逆に言えば関口君(つい君付けしたくなる人)がいつになくしっかりしていて「よく頑張った」と言ってやりたい感じでした。
青木さんは相変わらず優等生なんだけど、木場修の影響を受けていい方向に奮闘してます。木場修みたいに組織関係なく闇雲に突っ走ったりしない所がエライ

サブキャラ三人衆、といった感じの益田(榎木津の下僕)・青木(木場修の弟分)・鳥口(関口をそそのかす?)のなかで、私が一番好きな鳥口君が今回一切出てこなかったのが寂しかったです。

一方、今回の事件の関係者、今までになくムカツク人達が多かったです。
大鷹…お馬鹿すぎる馬鹿なんて言いたくないけど、馬鹿としか言いようがない。そして哀れ。
  今の時代なら、“なんとか症候群”とか病名が付きそう。でもこの時代だと、普通っぽいのに
  どこかおかしい=馬鹿として生きて行くしかなかったのですね。
江藤…“生きてる感覚が希薄な現代の若者”っぽくて理解不能。
××…名前を出すとネタバレになっちゃうので。自分勝手。許せん!

そして一番好きなキャラ榎木津の出番が少な~
発端は榎さんの話から始まりますが、本人がほとんど出てこなかった
やっと出てきたと思ったら、いつもの榎さんじゃないし。
やっぱり榎さんには、いつもどおり破天荒にわけの分からない大暴れをしてもらいたいものです。
最後のセリフは、よく言った!というかもっと言ってやれ!というか。
あの人には、これくらい言わなきゃきっと分からないままだよ、というかそれでも分かってくれたのかどうか。どこまでも自己正当化しそうな気がします。
そもそも何でこんな人を…?

肝心のストーリーとしては、もう京極作品は読みなれておりますので裏で糸引いてる人とその正体は、登場した時点でなんとなく分かりました。
が、それが分かっていてもなお、何本もの糸をごちゃごちゃと絡めて団子にしたような話をすっきり解いてつなげる、というところまでは頭が付いていけませんでした。参りました
構造として、『絡新婦の理』に近いと感じたのですが、色んなブログの感想を見ると人によって『魍魎』や『狂骨』の名前を出す人もいて、様々な感じ方があるようです。

ともかく言いたいことは…
面白かった 満足です

と言っても、京極作品は1回くらい読んでもまだ味わいつくせず(理解が及ばず)、何度も再読する度に「そうだったのか」という発見があるので、確認の意味でもさっそく2度目の読みに入ってます
色々な味わい方がある京極作品。確かに分厚い小難しい薀蓄が長いストーリーがややこしいととっつきにくいこと請け合いですが、一度お試しになられてみては

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ゲットぉ!

2006-09-28 | 本と漫画の話
昨日、夕方セブンイレブンから待望の「明日入荷」メールが届き、
本日期待と不安が入り混じりつつ、取りに行ってきました。

特典の「解説書」がちゃんとあるかどうか、店を出てすぐ梱包を開封しました。
なかったらその足で本屋へ行って解説書付をもう1冊買わねばならん
と鼻息も荒く手つきももどかしく、開けてみると…

ありましたぁ

はぁ~、良かったぁ

家に帰ってから、読む前にブログ用に撮影撮影、でも表紙はこの前載せたし、
ということで
 積んでみました。

メインシリーズだけで、30センチのものさしでも足りませぬ。
一番上のキンキラの帯付きが新作です。
1作目の『姑獲鳥の夏』が薄っぺらく見えますね
右側は番外編のようなシリーズ、その上に立ててあるのが念願の「解説書」です

解説書は、思ったよりペラペラでしたが、オールカラーでナカナカ豪華。
ありがたいのは、年表です。このシリーズ、登場人物や事件の起こった時期が複雑に絡んでいて、ある事件(シリーズ)の最中に他の事件がすでに始まっていたり、別件(番外編)が起こっていたりします。
話の本筋には関係ないけど、例えばあるシリーズの渦中で関口が翻弄されていた時に、木場修はもう次のシリーズの事件の発端となる捜査に入っていた、といった同時進行の様子が分かって面白いです。
でも、各話のあらましと人物の相関関係図などは、これから読む人には親切ですが、初めて『邪魅の雫』から読むという人も少なそうだし、最初から読んでる人には情報が少なすぎて分かりきったことばかりだし、中途半端かも…
むしろ初読キャンペーンとして、これから1作目の『姑獲鳥の夏』を買う人にオマケしてあげればいいのにという感じでした。

ともかく、色々気をもみましたが、なんとか解説書も手に入り、本編『邪魅の雫』も目の前に
さあ、これから5年ぶりに、京極堂の世界に浸って参ります
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チックショ~!

2006-09-27 | 本と漫画の話
取り乱し気味で本日2度目の投稿です。
(タイトルは小梅太夫風心の叫びです)
心穏やかににゃんこに癒されたい方は?1つ前のひなの記事をどうぞ
こちらは読み飛ばしちゃってくださいまし。

さて…



本屋に行ったら、

『邪魅の雫』、
あるじゃんよ~ッ

ちゃんと特典の「解説書」も一緒にパッケージされてるしぃ~
20冊ぐらい平積みされてるしぃ
あああああ~、いっそ買って帰りたかった


ちょっと講談社さんっ

普通に店頭で貰えるんじゃん

「先行予約限定」とか言って撹乱させといてぇっ

いつも通り普通に本屋で買うんなら今頃読んでるはずがっ

セブンイレブンから到着前日になったら届く通知もまだ届かないしっ

これでもしセブンイレブンで届いたのを開けて万が一「特典」が入ってなかった日には


どうしてくれよう (どうにもできないけど)

明日は届きますように…(泣)
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鎮座まします

2006-09-27 | ひなの話
母がベッドに上掛けを畳んで置いていたら、ひなが乗ってくつろいでました。



鎮座」って感じでです。

にゃんこは、何もない所よりは、確実に少し高くなった所を好みますね。
それがたとえ、床の上に落ちた、ごくわずかな厚みしかないチラシの上でも…


余談昨日発売の『邪魅の雫』、近くのセブンイレブンに到着する前日にはメールが届くはずなのに、まだメールが来てないよう
明日到着の予定なのになぁ…
この前注文した本は、確認画面に「発送済み」が出た翌日にはセブンイレブンに到着してたのに、24日に「発送済み」となっているものが、なぜまだ届かないのさぁ…
私の『邪魅の雫』くんは、どこかで迷子になってんじゃないの?
はぁ…、待ち遠しいよぅ
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『邪魅の雫』発売日

2006-09-26 | 本と漫画の話
 

ついに待ちに待った発売日です
と言っても、まだ私の手元にはないんですけども…

本は上下巻あるわけじゃなくて、右は今回の舞台になっている「大磯・平塚地区」限定の特装版だそうです。(カバーだけで、中身は同じ)
そう言われると欲しくなるけど、1冊で充分だから涙をのむ誰かカバーだけください…


朝日新聞広告欄に発売予告が掲載された時、“書店にて「京極夏彦全作品解説書」付き”と出ていたそうで、楽しみにしておりました。
ところが
発売日1週間前を切った頃、何気にネットを見ていたら、「予約限定」の文字が
「あれ書店で買えばもらえるんじゃないの
不安になって講談社のサイトをチェックすると、講談社の通販ページに「先行予約限定」みたいなことが書いてある 
「ええっ~
もしかして、講談社で先行予約してないと貰えないことになったのか

ネットで他の情報を調べてみても、「店頭でも貰える」と確信できる文章はなく。
(発売日発表前の、予告広告ではそう書いてあったらしいけど、最終的にどう発表されたのかの記述が発見できませんでした)
せめて本屋で予約すれば貰えるんじゃあ?とも思ったけど、それも分からない…
他のネット書店を探しても、購入予約は受け付けてるけど、「特典付き」とは書いてない…(1件セブン&ワイで見つけたけど、ここは届くのがちょっと遅いみたいなので保留)
これは、くやしいけど送料負担してでも講談社のサイトで予約購入するのが一番確実か、とサイトへ行ってみたら…
もう締め切られてるしぃ~ (22日の時点でした)

あわててセブン&ワイで予約しました

近所の本屋では、明日入荷予定だそうです。
セブン&ワイでは、今確認したら明後日あたりに到着予定。思ったよりは早かった。

これで明日“普通”に本屋で買った人が“普通に”「解説書」貰えるんだったら怒るぞ。
ていうかもう怒ってます。

去年の発売日フライング騒動といい、焦らしに焦らす作戦の発売日予告といい(予告第○弾!発売日の詳細は次回×月×日の第△弾にて!みたいなあおり文句で何度も発表を引き伸ばし続けました)、講談社さぁ~、ファンを振り回すのもいい加減にしてよねぇ
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『マイナス・ゼロ』 広瀬 正

2006-09-25 | 本と漫画の話



不朽の名作SF(しかも猫SF?)と名高い『夏への扉』、とても面白かったです。
『夏への扉』を読もうかと検索している時に、かなりの確立で一緒に紹介されていたのが『マイナス・ゼロ』でした。
『夏への扉』と並ぶ日本のタイムトラベル物の最高傑作らしいです。
『夏への扉』を読み終わって、こんなに面白いSFと並び賞される『マイナス・ゼロ』も、読まずにはおれなくなりました。

図書館で検索すると、すでに閉架になっていました。
一部の人には絶賛されていても、一般的にはすっかり忘れられた作品ということでしょうか?
ともかく申し込んですぐ借りることができました。
ふ、古い…

紙の色がすっかり変わって、ボロボロで補修され、かなり年季が入っています。
確かにコレでは表の棚には出しておけません。
それだけ沢山の人が読んできた、ということだったんですね。
あまりに古いので、紹介用に思わず写真を撮ってしまいました。
今読むなら、文庫が出てますからそちらをどうぞ画像にリンクを張ってます。

さて内容は…
『夏への扉』は未来へのタイムトラベルがメインでしたが、この作品は過去の重点が高いです。

昭和20年、浜田俊夫は東京大空襲の最中に、逃げ遅れた隣家の「先生」から、あることを依頼される。それを遺言のようにして先生は亡くなり、先生と二人暮らしだった娘・啓子は空襲のさなか行方不明に。
昭和38年の同日同時刻、 俊夫は遺言どおり、先生の研究室があったドーム型の建物(今は住居ごと別人の所有)にやってきた。そこへ、啓子が18年前の姿のままで現れた。
どうやら先生がタイムマシンを使って18年後に娘を逃がしたのではないかと推測。 俊夫は好奇心から自らタイムマシンに乗り込み、先生がその場所へ越してきた直後の昭和9年へ向かう。ところがなぜか先生の家も建っていない空き地に到着。着いたのは昭和7年で、トラブルが起きてタイムマシンにも取り残されてしまう。
元の時代に帰れないまま、仕方なく昭和7年の世界で生活する羽目になる俊夫。
俊夫は元の時代に帰れるのか、啓子はどうなったのか…


なかなか話は複雑で、人物と時代が交錯しますが、大きな矛盾も無く最後は大団円。
読み終わって、よくできてるなぁ、と息をつきました。
『夏への扉』の方が登場人物が少なくて話がシンプルなぶん、ワクワクドキドキしながら読んだ気がしますが、なかなかどうして、後半話がラストにむけてスッキリと収束していく部分では、先へ先へともどかしいくらいでした。
ただ、最後の最後のある部分(子供に関すること)は、余計だった気がする…
ライターの例をはさんで説明をつけてあるので、矛盾はない、ということのようですが、理屈では有り得ても、どうも受け付けにくい、というか…
冷静に考えると、これが入ることで衝撃度は上がったし、この本が書かれたこの時代にこんなことまで織り込まれていたことを考えると、まいりましたって感じですが。
個人的には、これは無い方がスッキリめでたしめでたし、って思えたかな。
でも全体としては、細かい部分まで帳尻を合わせてあって、すごく面白いタイムトラベル物になってました。
文庫になっているんだから、図書館でも1冊購入して開架にすればいいのに…
私はそんなにSFは読んでないですが、これだけ面白かったんだから、きっとSFファンには必読の書でしょう。

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ユズにバレた

2006-09-24 | ユズの話
ユズのお気に入りのネズミのオモチャがあります。
今までは、12個入り980円くらいのを使っていました。

半年くらい前?に、いつものより小ぶりで、シッポが羽根じゃなくて本体と同じ皮のシッポのネズミ(5個入り398円くらい)を見つけ、試しに買ってみたら、かなり気に入ったみたいです。

これって1個当たりの値段も安くなって、お得でいいんじゃない?と思いますよね?

ところが

これが、小さくて噛むのにちょうどいいサイズなのか、つくりが脆いのか、あっという間にダメにしちゃうんです

今まで使っていたやつは、シッポの羽根がちぎれてしまうまで、数日は持ちました。
(持つ、とはユズが興味を失うまでのことです。)
シッポがなくなっても、形を保っていて振るとシャカシャカ音がするうちは、投げてやると遊んでいました。

今のお気に入りは、しばらくは転がして遊んでいますが、疲れるとまずすぐにシッポの皮の部分を食いちぎってしまいます。
それから、ガジガジ噛んで、小さくつぶれてしまいます。毛もガビガビ
そうなると、もうアウトです。
その間、わずか数分

でも、ものすごくお気に入りなので、すぐ次を所望されます
というわけで、1個当たりは安くなっても、コストパフォーマンスが格段に下ちてしまいました


先日、在庫を入れておく引き出しの位置がバレました
「ここにあるのは分かってるんだ」としつこくガリガリゴソゴソ…
試しに開けてやると、上にある以前のネズミの残りには目もくれず、下の方にある小さいネズミの方を掘り出そうとしてます。


そこでユズが見てない間に、一番上の引き出しに入れなおしておきました。

ところが昨日…

なにやらゴソゴソ不審な音が…
しっかり新しい隠し場所を突き止めて、開けようとしてるぅ

クリアケースなので、透けて見えたみたいです
恐るべき執念

というわけで、今度はユズが開けられない棚に仕舞いました。
何だかかわいそうだけど、一日に何個も何個もあげられないよ 勘弁して
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『うそうそ』 畠中 恵

2006-09-23 | 本と漫画の話


人気の『しゃばけ』シリーズ第5弾です。
やっと図書館の順番が回ってきました。 長かった…

しゃばけシリーズとは
江戸の大店、廻船問屋兼薬種問屋「長崎屋」の一人息子一太郎・通称“若だんな”は、小さい時から生きているのが不思議なくらい体が弱く、周囲からとにかく大事に育てられてきました。特に甘甘なのが、二人の“兄や”「佐助」と「仁吉」です。
実は若だんなの祖母おぎんは“皮衣”様という大妖怪で、その血を引く若だんなは妖怪が見える体質。
佐助と仁吉も実は皮衣様から守役に遣わされた妖怪「犬神」と「白沢」で、若だんなの周りには他にも鳴家(やなり)や屏風のぞきなどのなじみの妖怪がずらり。
そんな中で起こる事件や不思議を、若だんな達が謎解きしていくストーリーです。


周囲から度を越して甘やかされまくりの若だんなですが、寝てばかりで何もできない自分にコンプレックスがあるものの、とても素直で真っ当な優しい性格。
過剰なまでにかいがいしく若だんなに世話を焼く佐助と仁吉も、いざという時は妖怪としての並外れた能力やパワーを発揮して活躍します。
でもその行動の基準が、「正義」とかじゃなく全て「若だんな中心」なので、若だんなに危害が加えられそうな時は誰が相手でも容赦なし、若だんなに害がなければ興味なし
他の妖怪たちも個性的で面白いです。若だんなにまとわりつく鳴家が特にいい味出してます

そんなシリーズの最新作は、長編です。
しかも、ほとんど家から一歩も出られない(周囲の過保護のせいもある)若だんなが、今回は旅をします。
地震で落ちて来た物で頭を怪我した若だんなは、養生のため、箱根に湯治に行くことに。初めての旅に浮かれる若だんな。
ところが、箱根に向かうため乗り込んだ船内で、佐助と仁吉が揃って失踪します。
普段片時も若だんなのそばを離れたがらない二人の謎の失踪。
二人が見つからないまま、宿では早速人攫いに襲われます。
その上攫われる最中に天狗の襲撃まで受け、何が何だか分かりません。
どうやら若だんなは箱根に歓迎されていないらしい…
他にも、敵か味方かわからない雲助「新龍」や、人攫いの侍二人、謎の女の子などが関わってきます。
その間も度々起こる地震。
佐助と仁吉はどこへ行ったのか若だんなは無事江戸へ帰れるのか


といった感じです。
いつもの家を離れたので、常連の妖怪たちが出てこないのと、佐助と仁吉の出番が少なかったのが寂しかったですが、代わりに若だんなに付いて来た3匹の鳴家が「きゅわわわ?」「ぎゅいいいいーっ」「きょんげー」「ぎょぴーっ」と所々で活躍してくれ、謎の雲助・新龍のキャラもナカナカ魅力的でした。
色々思惑のある人物が(妖怪も)出てきたわりに、話もそんなに複雑ではなく、ストーリーも楽しめました。
事の発端があまりにも些細なのに、問題が大きくなりすぎた感が少しありますが、神様が絡むだけにそれもいたしかたないか?


各シリーズのストーリー、キャラクター、かわいいイラストはぜひ公式ページでご覧ください
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岐阜の話

2006-09-22 | 雑記

ユズが元気になってきたので、今更ですが岐阜での話を…

母の実家は岐阜県下呂市です。
ただし、普通の家なので温泉は出ません

16日の夜に着いて、翌日は叔父さん(母の末弟)夫婦が車で高山まで連れて行ってくれました。
雨の予報でしたが、夕方まで降らずに持ったので、かなり観光客で賑わってました。

 古い風情のある町並み

…って、影になってゼンゼン分かりませんね

 お店の入口にあった妙な置物
結構デカイ。子供は泣くと思う

 橋についていた妙な銅像
「コレは一体なんだ?」と思ったら、
 反対側には、こんなものが
あ~、「手長足長(妖怪)」か

一瞬、ここは水木しげるロード(鳥取)かと思いました
この辺の妖怪なのでしょうか。

なんだか高山らしい風景などはちっとも撮らず、妙なものばかり撮ってました

 「さるぼぼ」の顔出し看板発見顔の部分はボカシ入り

 昼食の高山ラーメン
このあたりでは、みんな「ラーメン」じゃなくて「中華そば」と言うらしいですね。
叔父さんが教えてくれたお店で、「鼓(つづみ)」という所です。
ちょっと並びました。
細めの縮れ麺にあっさりめのスープで、とても美味でした
食べかけて、「あっ、写真撮ってない」と気付いたので、チャーシュー1枚食べちゃってます

 栗きんとんも有名らしいです。


午後は、私が寄ってみたいと言ったので、他のみんなは興味がないにもかかわらず、『飛騨高山美術館』へ行ってくれました。
 おしゃれなエントランス

館内でちょうど結婚式をしていて、すぐ展示が見られなかったのと、人手が足りないせいでしょうけど待ってる間もちょっと対応がまずかったので(その辺りのことは9/17に書いてあります)、残念な印象。
個人的には、「美術館」という以上、展示を見に来た人が気分よく展示を見れなきゃダメだと思ってます。
展示を見に来た人にしわ寄せが来てどうする。
以前勤めていた美術館も、そういう部分をないがしろにしてでも、イベントなどをやって人とお金を集めたい方針だったので、普通に絵を見てほしい私としては、割り切れない思いがありました。
わざわざ足を運んで絵を見に来てくれた人を、イベントのために断ったり、騒々しい中で我慢して見てもらわないといけませんでした…
そうでもしなきゃ通常の入館料だけではやっていけないのも事実なので、難しい問題なんですが
小さな美術館は特に、イベントのためのホールとかわざわざ持ってないですし、何かするとしたら展示室を使うしかないですよね。
わかるんですけど、わかるんですけどね~

まあグチはおいといて…ミュージアムショップはナカナカでした。

そのあと、下呂の方へ帰ってきて、母は地元の友人と食事に行く予定があったので、叔父さん夫婦が私と妹を夕食に連れて行ってくれました。
たしか『桃庵(とうあん)』という名前の中華です。
温泉街の中にしては(失礼)内装もおしゃれで、若者向け?な感じのお店で、
1品1品が意外と安くて、どれも美味でした

そこでなんと、1コ上の従姉に会いました
従姉は母の長兄の娘で、長兄は養子に出て次兄が家を継いだので、祖父母とは同居してません。
私は昨年この長兄伯父さん一家が家族旅行で広島へ来た時に一度会っていましたが、妹はその時旅行に出ていたので、本当に小さな子供の時以来、20年ぶりくらいの再会でした。
顔も記憶になかったくらいです。
私も、叔父さんが「あの席にいるのは○○(従姉)じゃないか?」と気付かなければ分からなかった
狭い街とはいえ、スゴイ偶然

その後、温泉街の足湯に寄ってくれて、ちょっと足を浸けて温泉気分を味わい、祖父母の家まで送ってもらいました。


翌日(18日)は、妹が火曜日(19日)から仕事があるので先に夕方帰ることになっていましたが、母も火曜日の午後からの仕事に間に合うように、19日朝早く出る予定だったので、それならほとんど夜寝るかどうかの違いだからもう一緒に帰ろうか、ということになりました。

午前中にお土産を買いに中心地まで出て、

 お土産屋さんの看板猫
 アップ
青い目の招き猫です。立て札には、「触るとかみつきますので手を触れないで下さい」みたいな事が書いてあります。ユズみたい


買い物がすんだら一旦戻って荷作りをし、出発時間まで少し休んで、5時半ごろの電車で帰りました。
おばあちゃんが、大好物の朴葉寿司を作って持たせてくれたので、車中で食べました
おばあちゃん、おじいちゃん、ありがとう。(叔父さんたちも!)
また行くからね~

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今日のユズ

2006-09-21 | ユズの話

今日も父が昼一旦帰ってくる間に、車で病院に行くはずが、
「明日は10時には戻れる」と言っていたのに、
待てど暮らせど…
携帯も切ってあるのか繋がらない…
午前中の診療時間が終了する12時が迫っても何の音沙汰もない…
午後の診療は15時からなので、父の休憩時間は終わってしまいます。

仕方がないので、自分で自転車に積んで行くことにしました。
キャリーバッグは大きすぎてカゴに乗らないので、少し小さめのトートバッグを出してきて、念のため持ち手にリードをくくりつけてユズをつないで入れて行くことに。

このトート、岐阜行き用に買ったまだ新しいやつです
1,000円の安物だけど、内側の素材が保冷ができるようになっていて、つくりもしっかりしていてデザインもカワイイので気に入っていたのに…
でもこれ以上小さいとユズが入らないし、このバッグは口に巾着が付いていて逃げないのでこれしかない

天気が良くて暑かったので、保冷素材のせいで中は暑かったかも…

病院でまた膿を出してもらい、様子を見てまだ腫れが引かないようなら、もう一度来なさい、とのことでした。
帰りのチャリでは再び余裕が出て、巾着から首だけ出してやると、外を眺めて景色を楽しんでました。

 病院帰りのユズ いつもの元気が出てきました


父は、病院の待ち時間に電話をかけてきて、「携帯の電池が切れていて遅くなるのが連絡できなかった」とさ 遅くなったのも、きっと忘れていたんだと思うぞ

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