日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

氷水パフォーマンス ■Twitter,8/22

2014-08-23 | Twitter

同じ広島県内でも普段から降雨が少なく先日も全く降らなかった県東部。今朝は「一昨日の広島はこんなだったのかな」と恐怖を感じるような激しい雷雨が。まさに“経験したことのないような”。今も雨は降ってる。趣旨が置き去りにされかけてる氷水かぶるパフォーマンスのニュースを見ながら、豪雨の中立ってれば、水も無駄になりませんよ?と皮肉りたくなる…。 →book.akahoshitakuya.com/post/13/110511… #bookmeter


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7月に読んだ本

2014-08-14 | 本と漫画の話

7月もあまり読めませんでした。

最近読書量が減っているのは、野球中継を見ているのも大きいと判明しました(笑)。
カープの成績もよく、人気が上がっているので、例年よりテレビ中継が多いんです。
しかも今年はついにラジオも買っちゃったので、テレビのない日はラジオ観戦(笑)、毎日3時間ちょい野球(^_^;)
そのうえ今年は、延長までもつれる試合が多くて、4~5時間かかる試合も・・・。
選手達も疲れるでしょうけど、見てるだけのファンも案外疲れます(笑)。
もうね、本読む元気ないわけです。なんてね(^_^;)ゞ


2014年7月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:2492ページ
ナイス数:393ナイス

読まずにいられぬ名短篇 (ちくま文庫)読まずにいられぬ名短篇 (ちくま文庫)
★3.5 宮部さん&北村さんによるアンソロジーも5冊目。読むこちらにもマンネリ感があるのか、合わない系統の作品が多かったからか、薄味な印象。渋い味わいがあるんだろうけど、好みから外れてるとどうも乗れない。
江國香織『デューク』、昔の少女漫画みたいにベタ甘で苦手。山本周五郎『その木戸を通って』は良かった。田中小実昌『からっぽ』は、好みではないけど紅一点の絶望的な状況に引き込まれた(笑)。ジャック・ロンドン『まん丸顔』は上手いけど嫌!胸糞悪いわ!同『焚き火』も上手い。 ヘンリィ・スレッサー『処刑の日』明快なスリルからのオチが効いてた。 松本清張は食わず嫌いだけど、やっぱりピンと来なかった『張込み』。それを原案に時代物にした倉本聰の脚本『武州糸くり唄 』(文五捕物絵図)の方が、同じ筋書でも好きだなぁ。自分の好みがはっきり出た。倉本聰は連作2本掲載で、そちらも松本清張原案。同じ面子が出てきた。医者の草太郎、主役の文五より出番もあって探偵役っぽいのに、はた迷惑で鬱陶しい、なかなかのウザさ。捕物話は好きだけど、他の作品も読みたいという気にはなれなかった。

読了日:7月7日 著者:

ぐっとくる! 仏像 (エイムック 2829)ぐっとくる! 仏像 (エイムック 2829)
★3.5 表紙の如意輪観音にグッときたので。表紙裏の水月観音にさらにググッ! こういうちょっと色っぽいような仏像ばかりかと思ったら、幅広くいろんなタイプの仏像を取り上げてて、意外に?ちゃんとした仏像写真集。前書きでみうらさんも書いているように、帆足さんの写真は、よりぐっとくる撮り方が上手い。大報恩寺「准胝観音菩薩立像」とか、全身像ではそうでもないのに、左半身の9本の腕のアップの写真にグッときた。
読了日:7月7日 著者:

奇界遺産奇界遺産
★4 「芸術」「魔術=オカルト」、人類の存亡にとっては「究極の無駄」「余計なこと」としか思われないものこそ、人類が人類たる所以。そんな見地から、「奇妙な世界=奇界」の遺産を巡り集めた写真集。比較的まともなものから、奇習、奇物、奇人、奇怪な施設や建物まで。胃もたれしそうなほど濃い! 特にアジアの宗教系施設の暴走感は凄い。極彩色で毒々しく、まさにカオス。写真から次々溢れ出る執念というか妄執にあてられて目眩がしそう。世界にはまだまだ不思議がいっぱいなんだなぁ。 ※ちなみにグロが苦手な人にはオススメできません。
読了日:7月7日 著者:佐藤健寿

ぼくらは怪談巡礼団 (幽ブックス)ぼくらは怪談巡礼団 (幽ブックス)
★3.5 雑誌『幽』の企画で、東雅夫さん、加門七海さんを中心に結成された、怪談文学のご当地巡り隊。泉鏡花の故郷金沢や、怪談の宝庫京都、遠野、小川未明の故郷新潟にお江戸(東京)などをレポート。東さんは主に文学・歴史方面から、加門さんは霊感方面から綴られていて、二人それぞれの見方の違いも面白い。道中、ちょこちょこと怪異に見舞われるのも期待通り。むしろ怪異が起きないと物足りない(笑)。旅の本当の目的は、怪異に逢うことかもしれない。
読了日:7月8日 著者:加門七海,東雅夫

ニャンダフル! 100名言ニャンダフル! 100名言
★4 『人生はニャンとかなる!』とかぶるなぁと思いながら読んでみたけど、こちらは写真が面白い! 写真と名言の組み合わせは、『ニャンとか』の方がよく合う写真を選んでると思うし、読み物としてもそれなりの文章量があった。そういった点ではこの本は緩く感じるけど、名言どうでもいいくらい(笑)面白い写真が多いので、見るだけでも楽しい。猫写真集としておススメ(笑)。1ページに写真+名言+説明数行程度で、文章を必要最低限に抑えてあるので、サラッと読めるのも気楽でよかった。
印象に残った言葉は、『出る杭は打たれるが、出過ぎた杭は誰も打てない』。さらに『出ない杭、出ようとしない杭は、居心地はよいが、そのうちに腐る』と続く。『出る杭は打たれる』だけだと、あまりいい言葉とは思えないけど、後にこう続けられると、なんだか深い。

読了日:7月20日 著者:

蟲の神蟲の神
★3.5 久しぶりのゴーリー新刊。(と言っても初期作の初邦訳)虫は苦手なので、表紙を見るだけでゾワゾワするけど、ゴーリーなら読みたい!
《一人で遊んでいたミリセントに近づく不気味な黒い車。行方不明になったミリセントの運命は。》うーん、気持ち悪い(笑)。ゴーリーらしい陰鬱でブラックな話。七五調の訳が寓話的な非現実感を際立たせてくれている。巻末の解説にはストレートな訳も掲載してあるのが親切。それにしても、おぞましい話ばかりなのに、なぜゴーリーに惹きつけられる人が多いのか?真っ当な人には病んでると思われそう。

読了日:7月20日 著者:エドワードゴーリー

ばか手芸 (SPACE SHOWER BOOKs)ばか手芸 (SPACE SHOWER BOOKs)
★4 絵はよく見かけていたけど、著書は初めてだと思う。思い付きで考えたおかしな物を本気で作っちゃう「ばか手芸」、こういうの大好き(笑)。乙幡啓子さんの『妄想工作』とか。べつやくさんのは、手芸系で、材料もそれほど特殊な物はないので、作ろうと思えば誰でも真似できそうな身近な感じがする。(しないけどw) 完成品を実際に街に出て試してみるところもすごい。周りの人からの視線など物ともしない! かっこいいぞ!(笑) 猫手袋に関しては、「ばか手芸」でありながら、指が出せるところとかすごく実用的で、普通に欲しくなった。
読了日:7月20日 著者:べつやくれい


ばかごはん
ばかごはん
★3.5 『ばか手芸』が面白かったので。蒸し餃子をカラフルに着色してウミウシにしたり、プチトマトなどの小さい食材でちょっとだけ小さい料理を作ってみたり、発想とノリが面白かった。『ばかスイーツ』も読んでみよう。
読了日:7月20日 著者:べつやくれい

大人可愛いプラバン小物とプチかわアクセサリー―かんたんアレンジ85 (コツがわかる本!)大人可愛いプラバン小物とプチかわアクセサリー―かんたんアレンジ85 (コツがわかる本!)
★3.5 表裏を使い分けて奥行きを出す手法が多かったけど、その説明がちょっとだけ分かりにくかったかな。デザインはどれも可愛い。
読了日:7月29日 著者:シモオオゾノミホ

いちばん簡単なプラバンで作るアクセサリーいちばん簡単なプラバンで作るアクセサリー
★3 確かにタイトル通り、いちばん簡単そう。私はすでに色んなプラバン本を見ているので、ちょっと物足りなく感じたけど、初めてやる人には入りやすいと思う。面倒な手順とか技術のいる作り方は入ってないので、気軽に始められそうだし、デザインもシンプルだけど可愛いし、作例のバリエーションはそこそこ網羅している。
読了日:7月29日 著者:

九十九怪談 第七夜九十九怪談 第七夜
★4 安定の面白さ。当初は『新耳袋』の後、ネタも尽きてきたところを無理に後継的な感じで続けてしまったという感じで、1話1話が弱く薄味になったような印象だったけど、最近はなかなかに濃い目新しさもある話も多くて、それなりに満足できるようになった。
*今回は、ホテルや旅館の怪談にインパクトがあった。特に沖縄のいくつか、迫力がある。やっぱり悲惨な戦争の影が濃いせいか。

読了日:7月29日 著者:木原浩勝

バン、バン! はい死んだ: ミュリエル・スパーク傑作短篇集バン、バン! はい死んだ: ミュリエル・スパーク傑作短篇集
★4 読友さんのレビューで、強烈なタイトルと楽しげな感想に惹かれて。ブラックユーモアというか、辛辣な皮肉の効いた短編が中心の作品集。語り手も周りの登場人物も、共感しにくいどこかイタい感じの登場人物が多いし、展開も宜しくないのに、不思議と読んでてそんなに不愉快じゃない。「なんだこいつ」「なんだこの不条理」とムカついてもおかしくないのになぁ。特に『双子』が良かった。どこか少しだけ何かが狂っている一家。誰が元凶なのかもよく分からない不安感が絶妙。小噺的な軽いものもあって、玉石混交というか統一感には少し欠けたけど、どれもなかなか。他の作品も読んでみたくなった。
《作品リスト》ポートベロー・ロード/遺言執行者/捨ててきた娘/警察なんか嫌い/首吊り判事/双子/ハーパーとウィルトン/鐘の音/バン、バン!はい死んだ/占い師/人生の秘密を知った青年/上がったり、下がったり/ミス・ピンカートンの啓示/黒い眼鏡/クリスマス遁走曲

読了日:7月29日 著者:ミュリエル・スパーク

おかしな間取り図鑑おかしな間取り図鑑
★3 以前読んだ変な間取りの本が面白かったのでこれも借りてみた。写真付きということで「実物も見てみたい」という欲求を満たしてくれる…と思いきや、どのアングルから撮ってるのか分かり辛かったり、左右反転してて間取りと食い違ってたり、両者照らし合わせて見た時にスッキリとせず、変なストレスがある。写真も扱うことで、間取り図と写真、どっちも中途半端になっちゃった感もする。これこそ写真で見せてよ!っていう間取り図のみで写真なしのページもあるし、逆に図面なしで変わった外観の建物だけ紹介とか本末転倒。単純な図面ミスでしかない出入口消失物件みたいなのを何件も載せるなら他の物件や写真を。「間取り図人気」に乗っかって、写真やら海外の物件やら、色々盛り込んだ結果、焦点があちこちにブレてしまったような雑で散漫な印象。むしろ写真メインで「おかしな“物件”」と銘打ってくれたら良かったかも。
読了日:7月29日 著者:おかしな間取り研究班

読書メーター

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万城目? ■Twitter,8/13

2014-08-14 | Twitter

高校球児で「万城目」と書いて「まんじょうめ」君という子がいた。万城目学さんの印象があるから「まきめ」君かと思った。どっちの読み方もあるんだなぁ。 →book.akahoshitakuya.com/post/13/110090… #bookmeter


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台風来るか? ■Twitter,8/9

2014-08-10 | Twitter

久々に台風の進路ど真ん中に当たる広島。明日明後日と、何がなんでも仕事に行かなきゃいけないのになぁ。「台風は広島を避けて行く」という広島伝説が今回も作用することを祈って寝る。おやすみなさい。 →book.akahoshitakuya.com/post/13/109835… #bookmeter


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御手洗シリーズ映像化?! ■Twitter,8/2

2014-08-03 | Twitter

御手洗潔シリーズの『傘を折る女』がドラマ化という噂をTwitterで目にしたけど、本当かなぁ? 島田先生の作品、今まで全く映像化されたことなかったから、本当だとしたら凄い。楽しみなような、恐いような。 →book.akahoshitakuya.com/post/13/109532… #bookmeter


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