日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

世界最長の猫

2010-10-22 | ユズの話
ネットのニュースで、「ネコ:123センチ 世界最長ギネス認定」の記事を見つけました。

ネコ:123センチ 世界最長ギネス認定
米ネバダ州リノの5歳の雄ネコ「ステウィー」が、「世界最長のネコ」としてギネス世界記録に認定された。地元紙によると、「ジェントルジャイアント(穏やかな巨人)」と言われるメインクーン。鼻先からしっぽの先までが123センチ。日本人の7歳男児の平均身長に匹敵する。それまでの記録を約1.3センチ更新した。飼い主のロビン・ヘンドリクソンさんによると、3年ほど前から、度々、「ワオ、何て長いネコなの」と言われるようになったという。ヘンドリクソンさんは、「ステウィーが学校で、子供の癒やしに一役買えれば」と話している。=毎日新聞ニュースサイトより=

ニュースサイトには、写真も載ってます。

写真で見ると、めちゃくちゃ大きい、というほどでもないように見えるのですが、こんなもんでしょうか

気になるのは「鼻先からしっぽの先までが123センチ」という文。
これ、最初は「鼻先からしっぽの付け根」の間違いじゃないかと思いました。
犬や猫の体長の測り方は、しっぽを含まないのが一般的だからです。
じゃなかったら、しっぽが長い方が有利じゃないですか?
ユズみたいにしっぽの短い(切れている)子は、どんなに大きな体格でも、しっぽの長い子には敵わないことになります。

もしユズの尻尾が長ければ、結構いい記録出せちゃう気がします。

 
↑4年前に測った時、伸ばした前足の先から後ろ足までで94cmでした。
最近測ったら、あと少しで100に届きそう。

ユズは大きい方だと思いますが、ユズより大柄な(でもしっぽが短い)猫さんはザラにいるでしょうから、しっぽで差がついちゃうのは、不公平じゃない?と思いました。
コメント (6)
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がんばるけん

2010-10-17 | 雑記
 

石井杏奈「がんばるけん」
去年の終わりぐらい?からしばらく、CMで流れていて(広島のみ)、とてもいいなぁと思った曲です。

広島弁で歌っているので、これが胸に来るのは、広島人だけなのかもしれませんが、それを抜きにしても、いい歌なんじゃないかなと思ってます。

調べてみたら、Perfume(パフューム)と同じ広島アクターズスクール出身らしいです。しかも高校生!
声にすごく伸びがあって素敵で、本格派。
アイドル系以外でも、頑張ってる子がいたんですね。

この曲の後、セカンドシングルの「路面電車に乗れば」もCMで流れてましたが、やっぱりいいなぁと思いました。(特にサビの部分)
やっぱり広島人としてのバイアスがかかってるのでしょうか?
よかったら試聴して確かめてみてくださいね

石井杏奈2ndシングル「路面電車に乗れば」PVフルver.
コメント (4)
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9月に読んだ本

2010-10-06 | 本と漫画の話

前半は、猛暑の名残で、怖い本を少々。「家族の勝手でしょ!」はある意味ホラーより怖かったです。
 
中盤から、やっと涼しくなって、いよいよ読書の秋到来です(というかもう寒い)。が・・・
「聖☆おにいさん」の流れから、「ブッダ」8冊一気読み、しかも9月後半から10月頭にかけて、好きな漫画家さんの新刊が相次いだので、コミック祭りでした(笑)



9月の読書メーター
読んだ本の数:22冊
読んだページ数:5333ページ

九十九怪談 第三夜九十九怪談 第三夜
★★★★☆ このシリーズは、新耳袋のスタイルを継承していて、安定感がある。新耳袋の後追いのような怪談本は色々あるけど、やっぱり「短く、あったことだけを淡々と」というのが一番読みやすく面白い。
読了日:09月03日 著者:木原 浩勝 
 
きまぐれロボット (角川文庫)きまぐれロボット (角川文庫)
★★★★☆ 中学生の頃読みまくった星新一。角川文庫のキャンペーンでハッケンくんのストラップ欲しさ、片山若子さんの表紙や挿絵の可愛さが決定打になって、久しぶりに手に取った。ごく短いほんの3、4ページの中で、明快な起承転結、ちょっと皮肉な結末を迎える。パターンは同じような話が多いけど、発想がユニークで、飽きずに読んだなぁ。
 
読了日:09月04日 著者:星 新一
家族の勝手でしょ!写真274枚で見る食卓の喜劇家族の勝手でしょ!写真274枚で見る食卓の喜劇
★☆☆☆☆ ←内容に引いたという意味の星。怖すぎる。序章で、調査期間の始めのうちは見栄をはって、品数が多く手の込んだ料理だったのが、後半どんどん手抜き(普段通り)になっていくのを苦笑いしてたけど、読み進めると笑えなくなってきた。子育て指導ボランティアをしているという母親が、子供の朝食に人形焼だけとか、栄養士なのにバランス無視とか。アンケートで「野菜を多く」「栄養バランス重視」と答えながら、実態は3食野菜0とか、何より、酷すぎる内容を、臆面もなく写真に撮って他人に知られても平気な感覚が一番恐ろしい。
読了日:09月04日 著者:岩村 暢子 
 
ねたみパンダねたみパンダ
★★☆☆☆ 図書館でたまたま目に入ったので。「ねたみパンダ」のわりに憎めないキャラ。でも、あえて読むほどの内容はないかな・・・
読了日:09月10日 著者:細川 貂々 

ブッダ (1) (潮ライブラリー)ブッダ (1) (潮ライブラリー)
★★★☆☆ 「ブラック・ジャック」や「火の鳥」など色々読んでいたのに、「ブッダ」は未読だった。長編は小説も漫画も食わず嫌いになりがちで。「聖☆おにいさん」の影響で重い腰を上げてみた。やっぱり「手塚治虫すげえ・・・」ってなりました(笑)1巻ではまだ主役がやっと生まれただけなのに、この面白さ!続きが気になります。
読了日:09月10日 著者:手塚 治虫 

※以下、2巻~7巻は感想省略
 
よつばと!  9 (電撃コミックス)よつばと! 9 (電撃コミックス)
★★★★★ 初めて1巻を読んだ時の微妙な印象はすっかり影を潜め、お気に入り漫画になりました。ジュラルミン・・・☆
読了日:09月10日 著者:あずま きよひこ 

どうぶつさわさわさわり隊 (ブルーム・ブックス)どうぶつさわさわさわり隊 (ブルーム・ブックス)
★★★☆☆ 動物とふれあえる動物園などの体験記。コミックエッセイなのでサラッと読めた。動物の写真ももう少し見たかったな。行ってみたくなったけど関東近郊中心で、西日本が少ないのが残念。
読了日:09月11日 著者:ふじわら かずえ 
 
ブッダ (8) (潮ライブラリー)ブッダ (8) (潮ライブラリー)
★★★★☆ 「手塚治虫すげえ・・・!」と言うしかない。創作の人物と実在(とされる)の人物が、みんな生き生きと見事に調和していて、「これは史実?手塚治虫の創作?」と後で調べてみたら、真実と思ったら創作、創作と思ったら真実だったりして。若きシッダールタと最終巻のブッダ(仏像そのもの)を並べたら、とても同一人物とは思えないのに、読んでいると違和感なく変化していってるし!ブッダという人物を、本当に実在していたんだなと思わせてくれた。
読了日:09月18日 著者:手塚 治虫
 
本日も 独りでできるもん本日も 独りでできるもん
★★★☆☆ 3冊で一区切りついてしまって、寂しく思っていたら、続巻!お久しぶりですっ!その後お変わりなく!(笑)
読了日:09月19日 著者:森下えみこ
 
ぼのぼの 34 (バンブーコミックス)ぼのぼの 34 (バンブーコミックス)
★★★☆☆ シマリス君の両親の老け込みようが物悲しい。シマリス君は相変わらず子供だと思うんだけど。最後のお父さんと大将の話、いいなあ。大将、粋だねぇ。
読了日:09月25日 著者:いがらし みきお
 
つらつらわらじ(1)限定版 (プレミアムKC)つらつらわらじ(1)限定版 (プレミアムKC)
★★★☆☆ うちは備後なので何か親近感。実在する藩がモデルなのかな?岡山は実際あんな歴史や藩の特色(質素が奨励されお酒が禁じられたので名酒が育たなかったとか)があったんだろうか?調べてみたくなりました。話はまだ発端のみ、これから一波乱始まりそうといった所で、続きが気になります。
読了日:09月25日 著者:オノ・ナツメ
 
flat(4) (アヴァルスコミックス)flat(4) (アヴァルスコミックス)
★★★☆☆ 海藤君の空気の読めなさ、融通のきかなさにイラッときてしまう私は、心が狭いんだろうなって、自己嫌悪でモヤモヤするので、海藤君が苦手だ。真面目なのはいいことだけど、自分が正しいと信じて疑わないのは、結局自分勝手(=平介)と一緒では。同じ真面目でも、あっくんは他人を受け入れてるぞ(というか譲りすぎ)。って何か真面目に考えちゃった。呑気なのは平介ばかり(笑)
読了日:09月25日 著者:青桐ナツ
 
テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)
★★★☆☆ 作者も書いているけど、2巻の冒頭にあの話を持ってくるとは・・・正直ちょっと引いた。1巻も表紙のために「面白い!でも人に薦めにくい」本だったけど、2巻は表紙はともかく、1話目で引かれそうで貸せない・・・実際妹に貸したら、返す時気まずそうに無言だったし。職場の人に1巻貸してウケてたから、2巻も期待されてるだろうけど、どうしたものか。ちょっと話が1巻より固めになってきてるけど、いい大人が競ってスライダーではしゃぐ所とか、面白いんだけどなぁ。もったいない。
読了日:09月25日 著者:ヤマザキマリ
 
東京もぐもぐおいしいもの探し東京もぐもぐおいしいもの探し
★★★★☆ やっぱりこの方の絵は上手いっ!描写はリアルなのに、明るく柔らかい色使いで、単なる写真の丸写しじゃなく、凄く美味しそうに(ひょっとしたら実物以上に)見える。フワフワとかホカホカとか、匂いまで伝わってきそう。それにしても、東京の老舗やホテルって物価が違う!ケーキセットで2000円弱とか、ただただビックリ。
読了日:09月25日 著者:たかはし みき
 
超・美術鑑賞術/お金をめぐる芸術の話 (ちくま学芸文庫)超・美術鑑賞術/お金をめぐる芸術の話 (ちくま学芸文庫)
★★★☆☆ 森村さんのアートのファンでもあり、何年も前に「踏みはずす美術史」を読んで、新鮮な視点からの分かりやすい話で、面白く読んだ記憶があった。この本もやはり美術に馴染みのない人にも入って行きやすい内容で、逆に美術に親しんでいるつもりの私の「美術鑑賞ってこういうもの」という概念を「初期化」してくれる見方に目から鱗だった。ドラクロアの「七月二八日(民衆を率いる自由の女神)」を見て戦場に半裸の女性がいる違和感とか、下半身だけ裸の人の恥ずかしい感じとか、全く意識したことなかったし!
読了日:09月26日 著者:森村 泰昌
 
わらの人わらの人
★★★★☆ 書店のお薦めポップで興味がわいたので。面白かった。人生に行き詰まった人が、ふと入った理容店で、うとうとしている間にとんでもない髪型(1話目は眉)に変えられていた!というユニークな設定の短編集。最初はビックリしながらも、気持ちが変化していって、結果的に物事が良い方向に動き出す・・・。髪型が変わると、気持ちまで変わる気がするのは頷ける。特におじいちゃんと孫の話は良かったなぁ。最後の話だけは、ちょっと「?」。髪型が変わった意味があまり感じられなかったし、良い方というより、イタイ方に行ってない?
読了日:09月27日 著者:山本 甲士

読書メーター


あと、携帯の電子書籍(著作権切れで無料のやつ)で、エドガー・アラン・ポーの「アッシャー家の崩壊」「黄金虫」、梶井基次郎の「檸檬」を読みました。「黄金虫」はちょっと面白かったです。


コメント (2)
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