日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

ミラクル!?

2012-05-06 | モブログ
今夜、我が身に奇跡が起きましたっ!!Σ(@_@ノ)ノ

何と、ユズが大人しくお腹をマッサージさせるなんて!?

普段なら、ちょっと背中を撫でただけでも怒られるのに!?
(手の傷跡が、壮絶な苦闘を物語る…w)

一体何の気まぐれか?
いや、気まぐれでも嬉しい!!

明日にはまた元通り、豹変してるかもしれないし、その可能性が大だけど…(^-^;)
コメント (4)
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4月に読んだ本

2012-05-04 | 本と漫画の話

4月はあまり読めてなかったです。
自覚はなかったけど、読書バイオリズムが低下してたのかな(^_^;)



4月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:2071ページ
ナイス数:159ナイス

くるねこ 9くるねこ 9 
★4 旦那さんが加入しても、変わらず楽しそうな愚連隊に和む〜(´∀`*) お腹の音を蒸し返すもんさんと、ノーズ・トゥ・ノーズをかましてくるぼん兄が特にツボ(>▽<*) これだけ長く続いていても、各猫に新しい発見がある。新ワザ開発したり、変な癖増やしたり、斬新なリアクションしたり、猫ってホント飽きないよね(笑)。 最後の番外編には、ホロリときた。
読了日:04月02日 著者:くるねこ大和


板尾創路とピエール瀧の考える文化 ハチ公はなぜ剥製にされたのか?板尾創路とピエール瀧の考える文化 ハチ公はなぜ剥製にされたのか?
★3.5 サブタイトル「ハチ公は〜」が気になって。 ハチ公、ゴッホのひまわり、修学旅行など、日本独特の文化や風俗を取り上げて対談した本。
 この本を読んだからと言って、見識が広がるとか皆無(笑)。むしろ間違いがあってもそのまま載せてる(編集者はそういうのチェックしないの?)。二人の緩い会話を楽しむ本。「重罪人は死刑+剥製にして、めっちゃ恥ずかしいポーズで展示したったらええねん」とか、バカバカしいけど、犯罪抑止としては案外いいトコ突いてるかも(笑)と思ったり、ラジオを聞いてる感じかも。
読了日:04月04日 著者:板尾創路,ピエール瀧


永遠の詩 (全8巻)4 中原中也永遠の詩 (全8巻)4 中原中也 
★4 詩は苦手でこれまであまり関心がなかったけど、図書館で詩を特集していて、たまたま目に留まったタイトル「私はその日人生に、椅子を失くした。」のインパクトに、思わず借りてみた。
 各詩に短い解説が付いているので、苦手意識がある私でも、取っ付き易かった。薄いし、これなら他の詩人のも手に取ってみようかなという気になる。 中原中也は、「汚れっちまった悲しみに…」くらいしか知らないと思ってたけど、教科書などで読んだのか、他にも記憶に残ってるのがあった。「ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん」とか、一度聞いたら忘れない!
気に入った作品から抜粋→
 【骨】「ホラホラ、これが僕の骨だ、」
 【春と赤ン坊】「いいえ、空で鳴るのは、電線です電線です/ひねもす、空で鳴るのは、あれは電線です/菜の花畑に眠っているのは、赤ン坊ですけど」
 【月夜の浜辺】「月に向ってそれは抛れず/波に向ってそれは抛れず/僕はそれを、袂に入れた。」「月夜の晩に、拾ったボタンは/どうしてそれが、捨てられようか?」
 【春日狂想】「愛するものが死んだ時には、/自殺しなきゃなりません。」
 【雨が、降るぞえ】「雨が、降るぞえ、雨が、降る。/今宵は、雨が、降るぞえ、な。」
 インパクトのあるフレーズか、言葉の繰り返しが好きみたい。何とも単純だな私(笑)。
読了日:04月05日 著者:中原 中也


Cat Photographer かわいい猫の写真が撮れる本Cat Photographer かわいい猫の写真が撮れる本
★3.5 はっちゃん&数匹の猫さんがモデルの、猫写真集と言った方がいいかも。かわいいポーズやいい瞬間をとらえた写真がいっぱい。使用カメラが書き添えてあるのは良かった。サイバーショットの色味や雰囲気が好みだな。あと、絞りやシャッタースピードなどの設定数値が記載されてるけど、その説明はない…。猫写真のコツやテクニックは、わりとシンプルで初心者向けっぽいのに、その辺の説明がないのはちょっと不親切かなぁ。やはりかわいい猫写真がメインで、「撮り方」はオマケかな(^-^;)
読了日:04月09日 著者:八二 一


ダ・ヴィンチ 2012年 04月号 [雑誌]ダ・ヴィンチ 2012年 04月号 [雑誌]
★3.5 ミステリ特集だったので、久しぶりに購入。まだまだ読んでない名作ミステリが色々あるなぁ。テーマ別のオススメ作品20冊では、「名探偵」が12冊読了(+1冊積読)だったのに対し、他のテーマでは2〜4冊程度(^-^;) トリックの意外性なども重視してたつもりが、私ってば単なる名探偵好きだったのか(笑)。
読了日:04月09日 著者:


愚の骨頂 続・うさぎとマツコの往復書簡愚の骨頂 続・うさぎとマツコの往復書簡
★3.5 軽いバカ話を想像してたら、かなり真面目。対談形式だとそうでもないけど、往復書簡だと真面目になっちゃうみたい。マイノリティーの問題、メディア論、政治、震災etc. 更に二人とも、やり取りを通して自分の内面を掘り下げようとしてる。自己分析的、内省的になるのは、特にマツコさんの癖なんだと思う。そこは凄く共感するんだけど、結果的に、自己否定←フォローのために自分を下げて相手を持ち上げる、の無限ループみたいになっちゃってた。この二人、外に向かうと毒吐くけど、内に向かうと、純粋で真面目になるんだな。
 持ち味を出すなら対談、深い話が聞き出したいなら往復書簡、って感じかも。 マツコさんのお母さんの話も、度々出てきたけど、ジワッと来る。大事にしないとなぁ…。
読了日:04月12日 著者:中村 うさぎ,マツコ・デラックス


いろいろな形の本をつくってみよう! (かんたん たのしい 手づくり本1)いろいろな形の本をつくってみよう! (かんたん たのしい 手づくり本1)
★3.5 折って中心で綴じたり、製本テープで綴じたりといった基本から、折りたたみタイプの本や簡単なポップアップの作り方も。子ども向けなのでシンプルな技法が中心だけど、ちょっとした工作好きには楽しいかも。天とか小口、のど、花きれ、ノンブルなど本の各部分の名称とか、紙の基本的な知識などは、大人でも参考になった。
読了日:04月13日 著者:水野 真帆


絵本をつくってみよう! (かんたん 楽しい 手づくり本2)絵本をつくってみよう! (かんたん 楽しい 手づくり本2)
★3.5 第2弾は、丸々絵本作り。プロットやページ割り、下絵、本描き、製本まで、絵本を作る工程を追いながら、コツやポイントを紹介。親子で見ながら作ったり、教材にもいいかも。ちなみに見本の絵本(著者制作)も、通して読めるようになってたけど、ちょっと微妙(^-^;)
読了日:04月13日 著者:水野 真帆


3びきのかわいいオオカミ3びきのかわいいオオカミ 
★3.5 3匹のこぶたを逆転させたような設定。お母さんから独立した3匹のオオカミ達は、協力してレンガの家を建てる。ワラの家と思いきや、いきなりレンガ! ここで「おっ?」となり、後は…(笑)。ブタ、わっるいなぁ(汗)。やり口がえげつなっ(((゜△゜;) そしてオオカミ達、人(狼)がいいなぁ(笑)。ちょっと皮肉のきいた結末かと勝手に予想してたけど、ハッピーでした♪ ちなみにこのオオカミ、絵的には犬だよね。しかもメタボ(笑)。オオカミ達のぽっちゃりお腹がツボでした。
【以下ネタバレ感想】
最後、和解したはいいけど、あんな風にブタを持ち上げて、「一緒に住んで“くれません”か?」「そうするか」(←図書館本なので、ちょっと記憶違いあるかも)って、まるでオオカミ達がブタのしもべみたいじゃん! そこまでへりくだることない気がするよ? 《「よかったら一緒に住まない?」「ありがとう」そして4匹は仲良く暮らしました、めでたしめでたし》でいいのになぁ。話はすごく面白かったけど、ラストページでの、ブタ「主」オオカミ「従」な感じが残念だったな。
読了日:04月13日 著者:ユージーン トリビザス


絶望名人カフカの人生論絶望名人カフカの人生論
★4 「将来にむかって歩くことは、ぼくにはできません。将来にむかってつまずくこと、これはできます。いちばんうまくできることは、倒れたままでいることです。」
 カフカは、とことんネガティブで卑屈で後ろ向き。本気でいつもこんななの?と、ちょっと笑えてしまうほどに。(^-^;) 気持ちがどん底な時には、ポジティブな言葉より、ネガティブな言葉が心に響く…らしいです。「私と同じような気持ち」と安心できるってことなのかな。
 …ただ、カフカはどれほど「自分はダメな人間」と信じて絶望していても、小説を書くバイタリティだけは持ち続けたんだよね。それが世界中で読まれる作品になったし。 それだけで世の中のどんなダメ人間より、圧倒的に偉大じゃん、一方自分はただただ日々を生きてるだけじゃん、とちょっと凹んだ。
読了日:04月19日 著者:フランツ・カフカ


彩雨亭鬼談―杉村顕道怪談全集 (東北の声叢書)彩雨亭鬼談―杉村顕道怪談全集 (東北の声叢書)
★3.5 仙台に暮らした、中央では無名の作家・杉村顕道の作品集。伊坂幸太郎『仙台ぐらし』の巻末広告に出ていて、気になっていた本。東北の出版社の本だからないだろうと思ってたら、図書館の棚でたまたま見付けた!
 3冊の著作『怪談十五夜』『彩雨亭鬼談 箱根から来た男』『怪奇伝説 信州百物語』と、それ以外の作品「彩雨亭鬼談拾遺」を纏めて収録。著者の体験や伝え聞いた話(江戸時代のものなど)を集めた怪談で、面白い作品もあったけど、同じ話を下敷きにした異稿(細部が微妙に違うだけ)も多く、読んでてちょっとダレた。
 また『信州百物語』は、怪談と言うより土地の口碑伝承(岩や滝の伝説とか民話)を記録したもので、怪談を期待して読んだから、やや退屈だった。巻末にそういう編者注みたいなのがあったけど、前書きで示しておいてくれた方が良かったかも。読みながら「また異稿?」とか「これ怪談?」と残念に思ってしまったので。
読了日:04月27日 著者:杉村 顕道


あずまんが大王 3年生 (少年サンデーコミックススペシャル)あずまんが大王 3年生 (少年サンデーコミックススペシャル)
★3.5 書き下ろしの「補習」だけ読んで積んであったのを、やっと通して読んだ。加筆修正は、やっぱり1年生>2年生>3年生と減ってる気がする。でも「補習」がわりとたっぷり読めるし、旧版持ってても、これ(新装版)はこれで楽しめていいかなと。
 これだけ個性がバラバラなのに、なぜかうまくまとまってる6人。読み返す度に、学生時代が懐かしくなる。
読了日:04月27日 著者:あずま きよひこ


 2012年4月の読書メーターまとめ詳細
 読書メーター


 4月末に知ったのですが、4月8日、『くるねこ』の最年長もんさんが、お亡くなりになったそうです。チビさんに似た模様、貫禄。美輪さん化したあの素敵なお姿も、もう見られない・・・ 合掌。

 『永遠の詩』は、詩に苦手意識のある私でも読みやすかったので、ちょっと詩にも親しんでみたいな、という方にはオススメかもです。5月に入って、あの「こだまでしょうか」で話題になった、金子みすゞも借りてみました。金子みすゞ、今更ながらハマるかも・・・(笑)
それにしても、今までは全く詩の味わい方が分からなかったんだけど、歳を重ねるうち、詩もちょっといいな、と思えるようになってきたような気がします

コメント (2)
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