日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

氷好き

2010-08-20 | 雑記

氷をかじるのが大好きです。
調べてみると、「氷食症」といって、鉄欠乏性貧血の人が多いようです。

私も確かに、立ちくらみがしたりすることがありますが、風邪などで病院に行った時も、先生がまぶたの裏などをチェックして度々「貧血はなさそうだね」と言われていたので、ピンと来ませんでした。
今思うと、血液検査ではなく、簡単な目視なのだけど、それだけで「私は貧血じゃない」と思いこんでしまってました。

氷だけじゃなくて、歯ざわりが程よくシャリシャリするものは何でも大好きだし(じゃがりことか、固めのラムネ系のタブレットとか)、自分では歯ざわりの嗜好だと思ってたんですが、氷好きの多くの人は、貧血や病気が治ればウソのように食べなくなったりすることがあるんだとか…?

子供の頃から、気がついたら氷かじるのが好きだったし、氷と言っても好みがあって、氷ならなんでもいいわけじゃないです。
ファーストフードや自販機のドリンクの氷(紙コップのやつ)みたいな、粒が小さくて中に気泡が入ってて歯ざわりがシャリシャリと簡単に崩れるくらい柔らかいのが好きで、家の製氷機とかロックアイス、喫茶店の透明の氷なんかは硬すぎてイマイチ(それでもあればかじりますが)。
あのシャリシャリ氷だけ売って欲しい、というか、お金さえあればあの氷の製氷機を買いたいぐらいです。
「アイスボックス」みたいな氷菓子もおいしいけど、味がついてると甘さに飽きちゃうので、味無しがベスト。お茶くらいならさっぱりしててちょうどいいかも…発売されないかな
ちなみに、かき氷は、細かすぎてかじる感触がないので、好きではありません。

とまあ、こんな感じで、夏はもちろん、冬も何の抵抗もなく氷があればかじってました。
何にしても、氷を食べ過ぎて体が冷えるのは良くない、とは思ってたんですが…


ところが去年、職場の健康診断で血液検査があって(それまではなかった。35歳になるとするようです)貧血で引っかかってしまいました。
まさに「鉄欠乏性貧血」でした
病院でもらった鉄剤を飲むようになったら、貧血も回復、同時に氷を食べたい衝動もほとんどなくなってしまいました!!

ファーストフードや自販機のドリンクの氷が好きなのは相変わらずですが(歯触りシャリシャリ系の食べ物はやっぱり好きなので、元々の嗜好みたいです)、寒い時は残すようになったし(以前は寒くてもとにかく全部食べたかった)、夏場は特に冷蔵庫の製氷が追いつかない勢いで、頻繁に水を補充しては、できたはしから食べてましたが、今年は水の補充を忘れて氷がなくなっているのに気付かないほど。
私が氷を食べなくなって、製氷室をほとんど開けなくなったので、その後家族が少しずつ氷を使い、なくなってしまっても分からなかったと・・・(以前は私がどんどん水を補充していたので、家族は補充の仕方自体を知らなかったのです。)

病院で市販の鉄剤でいいので続けて飲むようすすめられ、今も継続して飲んでいます。
が、この夏は暑すぎて、冷たいものがほしいせいか、それとも汗で鉄分が排出されてしまう分が多すぎるのか、また氷をかじることが増えてきたような気がします。

氷を食べたくなるのは貧血のバロメーターと分かったので、これからは気を付けようと思ってます。

コメント (6)
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最高気温!

2010-08-19 | 雑記
今日昼ご飯を食べながらテレビでミヤネ屋を見ていたら、その日日本で一番暑くなる場所を予測して、実際にそこへ行くという企画をしていて、リポーターの人が大分県の玖珠という場所に行ってました。

で、そこが1位的中したか、宮根さんがフリップで発表。
3位から順にめくり、2位が広島県の府中市!
府中市は福山の北隣にあり、内陸部で県内では暑い方です。
「へえ~、府中が2位!」と驚いていると、1位発表。
「大分県玖珠!的中しました!」

と、横にもう1ヶ所《広島県・福山》の字が!!
福山も同じく38.3℃で、全国一だったそうですΣ( ̄△ ̄;)

まぢですか~・・・

調べてみると、福山で観測開始(1942年?)以来、過去最高も更新だそうです(@_@;)

今日の日本で一番暑く、福山という場所でも過去一番暑い日を体験したなんて、ちょっと嬉しいような変な気持ちですf(^_^;)

もっとも、今日は結構風が強かったので、体感としてはここ数日の猛暑の中では、マシな気がしたのですが。

そうは言っても十分暑いので、いい加減涼しくなってほしいです。
例年なら、お盆過ぎたら、朝晩とか少しは楽になる気がしてたのに・・・
いつまで続くんでしょうね、この暑さ。(´A`;)
コメント (2)
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7月に読んだ本

2010-08-11 | 本と漫画の話
本当に今年は異常な暑さですね。
毎日暑くて暑くて、PCに向かう気力がわきません・・・。
皆さんも夏バテしていませんか?
 

 
7月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:3394ページ

うちのトコではうちのトコでは
★★★★☆ 47都道府県の気質を擬人化とはナイスアイデア。まず各キャラ(県)の解説が1ページずつあって、それだけでもかなり読みごたえあり。巻末の(と言っても結構長い)「虹の懸け橋」には不覚にも泣かされた。本四架橋には、そんなドラマが・・・。軽く浅くサラっと笑って読み捨てるくらいの漫画かと思っってたけど、結構歴史的地理的政治的なこととか、真面目に調べて作ってあると思います。もちろん「あるある!」的な楽しいネタも満載。
読了日:07月04日 著者:もぐら

のはなしのはなし
★★☆☆☆ 何かで「面白い」「爆笑」と評価が良いのを目にして、ご本人もタレントとして面白いし好きだし、読んでみた。期待を高めすぎたらしく、思ったほどではなかったような。たぶん、文章での、笑わかしの表現のツボが合わなかった(個人的に)。ラジオやテレビでご本人の口から聞く方が面白いんだと思う。個人的に合わなかっただけで、エッセイとしては普通に面白い部類。
読了日:07月07日 著者:伊集院 光

もやしもん(9) (イブニングKC)もやしもん(9) (イブニングKC)
★★★☆☆ まじめなうんちく話が多かった。遥さんの世間知らずっぷりが桁外れで面白い。で、結局マリーは今どこにいるのか、ものすごく気になる!!
読了日:07月08日 著者:石川 雅之

ぼくの宝物絵本 (MOE BOOKS)ぼくの宝物絵本 (MOE BOOKS)
★★★☆☆ 見開きで紹介される絵本の1ページが、どれもいい。どんなお話なのか、興味をそそられる。添えられる穂村さんの文章は控えめで、絵本が主役って感じです。もちろん文章でも、絵本の魅力はしっかり伝わってくる。文末が次のページに続いてるようなフワッとした雰囲気で、でも次のページをめくると、もう次の章?になってる。不思議な感覚だった。穂村さんの持ち味?
読了日:07月08日 著者:穂村 弘

オカマだけどOLやってます。オカマだけどOLやってます。
★★☆☆☆ コミックエッセイかと勘違いしてたけど、エッセイ+ちょこっと挿絵(イラスト)って感じでした。オカマさんって、子供の頃から女の子っぽくて、女の子になりたくて仕方なかった、というイメージがあったけど、人それぞれなんだなぁ。リアルな体験談でした。でも、これ読んでたら、「女ならでは」な話題に咄嗟に反応できず挙動不審になることもあるみたいだし、職場の女性の中には、薄々怪しんでる人もいそうな気が・・・。
読了日:07月09日 著者:能町 みね子

浮き草デイズ〈2〉浮き草デイズ〈2〉
★★★☆☆ 上京はしたけれど、生活のためのバイトに明け暮れて、夢の実現は程遠く、将来の不安に押し潰されそうな日々・・・。特に今の時代、自分も含め不安定な暮らしを余儀なくしている人は多いし、我が身の不安感と重なって身につまされる。夢を掴んだ作者はすごい。
読了日:07月09日 著者:たかぎ なおこ

ねこタクシー 上 (竹書房文庫)ねこタクシー 上 (竹書房文庫)
★★★★☆ 猫カフェならぬ猫タクシー。御子神さんのようなにゃんこがいたら、ぜひお会いしたいと思うだろう。猫駅長みたいに、ブームになって人が殺到したら・・・怖いけど。
読了日:07月11日 著者:永森 裕二

ねこタクシー 下 (竹書房文庫)ねこタクシー 下 (竹書房文庫)
★★★★☆ 動物を仕事にするということは、単純じゃなく難しい。動物にとって何が幸せか?御子神さんはタクシーに乗ることが大好きだったけど、他の猫ならまた違う。そこをきちんと書き分けた作者は偉い。御子神さんだからこそ、御子神さんのためにこそ、マセさんは頑張った。御子神さんは、単なる猫じゃなく、「家族」なんだよね。
読了日:07月11日 著者:永森 裕二

よつばと! 8 (電撃コミックス)よつばと! 8 (電撃コミックス)
★★★★☆ 台風とかお隣りのお姉さんの学園祭とか地域のお祭りとか、誰にでもあったイベントや日常の思い出を、初めて体験した時ってこうだったんだろうな、なんて懐かしく感じながら、一方で、よつばや周りの人が結構特異なキャラで、することが突飛すぎて笑っちゃったり、絶妙。
読了日:07月16日 著者:あずま きよひこ

つれづれふたり暮らしつれづれふたり暮らし
★★★★☆ こげぱんの作者さんの結婚&二人暮らしのあれこれを描いたイラストエッセイ。旅行記でも、可愛くてカラフルで詳細で楽しそうなイラストが気に入って好きだったので、読んでみた。やっぱり素敵です。一人の楽さに、他人と暮らすなんて無理!って気持ちが大きかったけど、これ読んだら、二人暮らしも悪くないのかな・・・とちょこっと憧れが湧きました。
読了日:07月16日 著者:たかはし みき

犬のひる寝犬のひる寝
★★★★☆ 図書館で目についたので借りてみた。無心の寝顔や寝姿にひたすら癒やされます。
読了日:07月16日 著者:山口 樹々,福田 豊文,植木 裕幸

女どうしだもの女どうしだもの
★★★★☆ 「独りでできるもん」で、30代独身女の日常に大いに共感しながら読んだ。「独りで・・・」は、年代的にすでにお局様に近い立場だったけど、これは新入社員時代の話。初々しいです(笑)
読了日:07月16日 著者:森下 えみこ

星守る犬星守る犬
★★★★☆ 図書館の順番待ちでやっと読めた。これは・・・感想を言葉で表現するのが難しい。色々考えさせる本。お父さんのような死に方、他人事じゃない。犬を残して死ぬのは、凄く心残り。
読了日:07月16日 著者:村上 たかし

監察医が触れた温かい死体と冷たい死体監察医が触れた温かい死体と冷たい死体
★★★☆☆ ミステリ好きなので、元監察医が書いた「死体は語る」は、面白く読んだ。その後の著作も何冊か読んだ。久しぶりに未読の著作を見つけたので借りてみた。「事件か事故かなど、死体の状況からこんなことが分かる」という話の基本は同じで、切り口やエピソードが変えてある印象。平易でわかりやすいけど、時々説明が重複するのがくどく感じた。酷い時は次のページとかでもほぼ同じ説明が出てくる。編集で直せよ、というレベル。出版社もいい加減にしかチェックしてないんだろうか?内容には関係ないけど気になってしまった。
読了日:07月17日 著者:上野 正彦

京極夏彦選 スペシャルブレンドミステリー 謎004 (講談社文庫)京極夏彦選 スペシャルブレンドミステリー 謎004 (講談社文庫)
★★★☆☆ 大好きな京極夏彦選のミステリ・アンソロジーと期待して読んだけど、序文を読むと、推理作家協会編で毎年出ているアンソロジー「ザ・ベストミステリーズ」に収録された作品、しかも73、83、93年分からと、あらかじめかなり限定した中からの選出になっていて、純粋な選者の好みによるセレクトとは言えないのではとテンションが下がってしまった。どれも習作ではあったけど・・・ぜひこれを!というほどの愛着は込もってないんじゃないかな。
読了日:07月18日 著者:

続・潮待ちの港 まんだら続・潮待ちの港 まんだら
★★★★☆ 江戸期の地元・鞆の浦が舞台の群像劇。前作も読んだけど、ラストのある印象的な場面以外、ほとんど忘れていた(汗)。前作のその後だけど、メインの人物は変わっていたし、前作でのエピソードも折々に触れてあるので、思い出しながら読めた。父のいない子供を産み育てる気丈なユキや、姉の供養のため巡礼の旅をするジンジロ、前作で鞆に逗留、今は蝦夷を目指す仏師の曉圭etc、縺れたり繋がったり、様々な思いが交錯する人間模様はまさにマンダラ。身分の差など時代的な不自由さは悲劇も生むけど、おおらかな空気も漂い、清々しい。
読了日:07月18日 著者:中山茅集子

魍魎の匣 (5) (怪COMIC)魍魎の匣 (5) (怪COMIC)
★★★★☆ ついに完結。よくぞこれほど、と感嘆するくらい、原作に忠実に漫画化してくださいました。好きな作品が漫画化や映像化されて、満足できたためしがなかったのに、見事です。次は期待通り「狂骨の夢」が始まるのですね。あれは絶対、映像化するのは不可能だと思っていたのですが、一体どう処理されるのか、楽しみです。
読了日:07月29日 著者:志水 アキ

仲良しだから―close friends仲良しだから―close friends
★★★★☆ お見事!人間の赤ちゃんと動物の赤ちゃんの、そっくりなポーズや表情を並べてある。あまりにそっくりで、思わず笑みがこぼれます。青い目が奇麗な子猫には、やはり青い目の赤ちゃんを、濃い顔のワンコには、またビックリするくらい濃い赤ちゃんを。「ちょっと似てるね」なんて甘いレベルじゃないですね(笑)
読了日:07月29日 著者:ヴィッキー セーレン

別々に生まれたけど―you & me別々に生まれたけど―you & me
★★★★☆ 「仲良しだから」は動物全般だったけど、こっちはワンコに統一。同じポーズや表情をしてるのを見てると、その時の気持ちまで相似形に見えてくる。赤ちゃんが笑顔ならワンコも笑ってるよう。
読了日:07月29日 著者:ヴィッキー セーレン

結婚式っておもしろい!?結婚式っておもしろい!?
★★★☆☆ 元々作者夫婦は「結婚式なんて恥ずかしいから、しなくても・・・」という考えだったのが、親や親戚の期待に押され「じゃあ身内だけでこぢんまりと・・・」に、さらに準備を進めるうちにどんどん・・・というのがリアル。相当煩わしいことも多くて大変そうで、「こんな面倒なこと、絶対無理」と引くくらいだったけど、いざ本番では、微笑ましくちょっぴり感動もあり、ずーっと嫌々だった新郎君にまで「やってよかった」と言わしめるほどで、「やった方がいいのかな」とも思えた。
読了日:07月30日 著者:たかはし みき


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