日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

2020年1月に読んだ本

2020-02-22 | 本と漫画の話

2020年が明けたと思ったら、もう2月も終わりそうです。
2019年に比べ、行きたい!と思うような美術展が見つからず(オリンピックのせい?)、遠出もしていない。そもそもコロナウィルスのせいでお出かけも躊躇われるし、楽しみが少ないから余計に日々が淡々と過ぎていきます。


1月の読書メーター
読んだ本の数:19
読んだページ数:2925
ナイス数:300

ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 1 (ヤングアニマルコミックス)ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 1 (ヤングアニマルコミックス)
★4 気になっていた作品が、ネットで1巻無料公開だったので。3頭身くらいの可愛らしい絵柄だけど、描かれている内容は凄惨で残酷な戦争の現実。
主人公は著者の祖父・田丸。戦死者の最期の姿を家族に伝える記録を記す「功績係」を命じられる。重要拠点であるペリリュー島を米軍に奪われないため、玉砕としか思えない決死の戦いが始まる。動植物豊かで楽園のようだった島が、艦隊の砲撃により一夜にして禿山のような姿に変わる。さらに生き残り潜んでいる日本兵を殲滅し飛行場を奪うため、米軍が上陸…。
敵味方もいい人も悪い人も勇敢も臆病も関係なく、あまりにもあっけなく、しかも無残に死ぬ。この絵柄で、戦争のリアルを強烈に突きつけてくる。
読了日:01月04日 著者:武田一義,平塚柾緒(太平洋戦争研究会)


犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい(4) (ワイドKC)犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい(4) (ワイドKC)
★4 相変わらず無邪気でハッピー全開な犬くんとツンツン(デレは滅多に見せない)な猫様。どっちがいいとかなくて、どっちも可愛いよね。私は猫派だけど、犬くんの可愛さもよく分かる。そして愛情が偏ってると拗ねられないように、どっちにも気を使う。そういうのがたまに垣間見えるような。今回は「脇に猫を生やした人」に爆笑しました笑
読了日:01月06日 著者:松本 ひで吉
 
カナダ金貨の謎 (講談社ノベルス)カナダ金貨の謎 (講談社ノベルス)
★4 久々の国名シリーズ。中短編5本収録。火村とアリスのコンビのやりとりが読めるだけでも満足してしまうので点は甘い。
《元船乗りで“船長”と呼ばれる男が山村の自宅で殺された。優男の船長には2人の女性の噂があった『船長が死んだ夜』/殺された男の書棚から、一冊の本(夏目漱石の三四郎)を選び取った火村。なんと事件の日に購入したレシートが挟まっており、事件解決のきっかけとなった。火村はなぜその本を手に取ったのか『エア・キャット』/殺された男の家から、彼が常に身につけていたメイプルリーフ金貨のネックレスが消えていた。現金にも手付かずの中、なぜ金貨だけが消えたのか『カナダ金貨の謎』/学生時代、初めて火村と出会った時に書いていた作品を巡るアリスの回想『あるトリックの蹉跌』/ネイリストの女が歩道橋から突き落とされ死亡した。独立するため男から資金援助を受ける予定で、被害者を良く思っていなかった男の娘、資金調達のため男から性急に借金返済を迫られた女性、その別居中の夫、などに向けられた『トロッコの行方』》
どの作品も、ちょっとした誤解や思い込み、不用意な言葉、魔がさす瞬間などの偶然が重なって起きた事件で、そんなことで殺人を犯してしまったのか…と言いたくなる動機がやるせない気分になった。短編の火村とアリスの初対面のエピソードや猫がキーになる話は読者サービスといったところ。もちろん嬉しい。
読了日:01月06日 著者:有栖川 有栖
 
お江戸けもの医 毛玉堂お江戸けもの医 毛玉堂
★4 表紙絵の仔犬達の可愛さに目を引かれて。
《けもの専門の医者「毛玉堂」を営む凌雲と妻の美津。捨て犬だった白太郎、黒太郎、茶太郎、猫のマネキと暮らしている。かつては小石川療養所で名医と評判だった凌雲の元へは、日々病気だけでなく、様々な動物の問題行動などの相談も持ち込まれ…》
身元不明の善次という少年まで預かることになり、凌雲の過去も何やら訳あり。笠森お仙や鈴木春信も登場する。盛りだくさんだけど意外と話はごちゃつかず、読みやすかった。江戸時代でも愛情を持って可愛がられている動物達に心温まる。
読了日:01月06日 著者:泉 ゆたか
 
ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 2 (ヤングアニマルコミックス)ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 2 (ヤングアニマルコミックス)
★4 何とか生き残り洞窟に隠れた田丸達。他の生き残りとも合流することができるが、状況は変わらない。強烈な喉の渇きや空腹。米兵と遭遇する危険を犯しても、水や食料を調達するためには外に出なければいけない。敵と戦う以前に、水を得るために決死の作戦を実行し、敵と遭遇し、仲間が死んでいく。多くの犠牲者を出しながらやっと水を持ち帰った時、雨が降ってくる。一体何のために…。
生き残るためではなく、戦って死ぬために、生き延びる日々。想像を絶する過酷さ。正気を保つ方がキツイほどだろう。
読了日:01月06日 著者:武田一義,平塚柾緒(太平洋戦争研究会)
 
怪談えほん (11) まどのそと (怪談えほん 11)怪談えほん (11) まどのそと (怪談えほん 11)
★4 怖っ!怪談えほんも10冊目ともなれば、最初から絵も含めて細部まで何かあると思って気にしながら読むわけで、のっけから不穏な気配がこれでもかと。窓の外からはカタカタ音が鳴り続け、荒れ果てた庭、傷んだ家、食器は1組、テレビは電源入ってない、ボロボロの新聞には富士山噴火のニュース。ここ廃屋では?妹ってもしかしてコレ?母は?父は?と大体読み解けてたはずなのに…終盤で面食らう。窓から覗いた白い顔ののっぺらぼうとは?ラストの窓の外に転がっている丸太らしきものは?この子は生者なのか?色々怖い想像ができてしまう。
読了日:01月06日 著者:佐野 史郎
 
へいわとせんそうへいわとせんそう
★4 平和と戦争の対比。シンプルな絵なので、違いが明確に伝わってくる。そこからの終盤の対比。てきのかお、みかたのかお。てきのあさ、みかたのあさ。そして…。シンプルな絵がここで最も効果を発揮して、直感的にそれを理解させてくれる。ド直球がど真ん中にズドンと入る感じで。“敵も味方も同じじゃないか!” それなのに、敵味方を分けているものとは一体何なのだろう?何で戦争なんかするんだろう?たったこれだけの言葉と絵で、色々考えさせてくれる絵本。凄い。
ちょうど『ペリリュー 楽園のゲルニカ』を読んでいるところで、敵味方問わずあまりにも簡単になすすべもなく、大量に人が凄惨に死んでいく描写に、戦争の理不尽さを感じていたので、余計に胸にくるものがあった。
読了日:01月06日 著者:たにかわ しゅんたろう
 
カ どこいった?カ どこいった?
★4.5 蚊がいる。左ページには蚊が、右ページに手が描かれている。ページをめくってパチンと蚊を叩こう。ところが何度も逃げられる。あれ?逃げられる度に段々スケールが大きくなってる? ちょ、も、もうこのくらいでやめとこうよ、と心配になるけど、ページをめくらずにいられない。最後には何と!!という、シュールな展開。シンプルなんだけどスケールのでかい発想に「やられた!」となった。
読了日:01月06日 著者:鈴木 のりたけ
 
孫と私のケッタイな年賀状 (文春文庫)孫と私のケッタイな年賀状 (文春文庫)
★3.5 孫と一緒に仮装して撮った写真付き年賀状、20年分。20歳になるまで毎年お孫さんはよく付き合ってくれたなぁ。撮影は娘さん(孫の母)。仮装の内容といい写真の出来といい、全体的にクオリティはあまり高くない笑。グッズを買ったり手作りしたり、これにかける熱意は凄いけど、内輪のノリの域を出てないゆるさ。ペットの犬猫が意味もなく見切れてたりするし笑。そういうところから、飾らない家族の日常の雰囲気が垣間見え、写真館などで撮ったすました集合写真より余程貰った人は楽しいだろうし、近況報告としても機能している。
読了日:01月10日 著者:佐藤 愛子
 
ナイチンゲールナイチンゲール
★4 タイトルのイメージと違うオリエンタルな絵が目を引いて。原作はアンデルセン。
《美しい歌声のナイチンゲールという鳥が中国にいる、と中国を訪れた人々の記した本などで知った皇帝は、自国にそんな鳥がいるのを知らなかった、連れてきて歌わせよ、と命ずる。家来が探し当てて歌わせてみると、皇帝は思わず涙する。皇帝の御殿に留まることになった鳥は、糸に繋がれてしまう》
声だけでなく心も美しいナイチンゲール。どうなることかと心配したけど、素敵な結末にホッとした。絵も美しく、特に死神がカッコいい。
中国や日本がごっちゃになってるっぽいところや、典型的な東洋人の描写などは少し引っかかるけど、私も中国の描写に詳しいわけでもないし、絵自体が美しいので、読み始めたら気にならなかった。
読了日:01月12日 著者:アンデルセン,松井 るり子
 
ヒロシマ 消えたかぞく (ポプラ社の絵本 67)ヒロシマ 消えたかぞく (ポプラ社の絵本 67)
★4 広島市のはりまや町に住んでいた一家のアルバム。次女の公子ちゃんの目線で語られる日常。両親、兄弟達、ペットの犬、猫まで、生き生きとした姿に、一家の楽しい暮らしが伝わってくる。「随分おちゃっぴい」だったという公子ちゃんの弾けるような笑顔。しかし、彼ら一家は、原爆で全滅したのだ。あの日こんな家族がどれだけいたのだろうか。親戚に預けられていたアルバムだけが難を逃れて、彼らが生きた証を私達に伝えてくれた。その年の12月までだけで約12万人が亡くなったというけれど、数が大きすぎて実感としては理解しにくい。 こうして個々の顔を知り、生活の様子を知ることで、私達と同じように日常を生き、確かに存在していた尊い命が失われたのだ、と実感しやすくなるだろう。
読了日:01月12日 著者:指田 和
 
バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)
★4 めちゃくちゃ面白かった。
《昆虫学者を目指して博士号を取ったまではいいけれど、安定した職に就けるのは一握り。期限付きの研究職を渡り歩く先の見えないポストドクター。起死回生を狙い、蝗害に苦しむアフリカでバッタを研究するため、モーリタニアへ》
面白おかしく書いてあるので、吹き出しながらグイグイ読ませてもらったけど、どれだけしんどくて不安な日々だったんだろう。任期も切れ、ついに無収入に。不屈の情熱と発想力で、苦境を切り開いていく姿は格好いい。まるでカマキリ先生のようなふざけた格好をしていても。
モーリタニアでは外国人だからぼったくられたりして散々な思いもしているけれど、基本的にはみんな親切で、特にババ所長の父親のような包容力には何度も感動した。彼がいたから前野さんは頑張れたんじゃないかな。本書では、研究内容については、まだ論文になってないからほとんど触れられていないけど、いつかアフリカを救う成果が上げられることを願ってやまない。
読了日:01月20日 著者:前野ウルド浩太郎
 
ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 3 (ヤングアニマルコミックス)ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 3 (ヤングアニマルコミックス)
★4 《洞穴に潜み持久戦へ。飢えに苦しむ。食料を探すため米兵に見つからないよう探索に出る日々。備蓄の米を発見するも、運び出す作業中に空腹でふらついた兵士が不発弾に接触・爆発。米兵に見つかり多数の犠牲者が出て仲間も散り散りに。田丸と吉敷は小杉伍長と再会する。一方本部も全員餓死寸前となりついに…》
生きながら肉体が腐っていくような描写。壮絶に次ぐ壮絶。「死というものは、実に汚ならしく、おぞましく、無残な悪臭を放つ」軍人として死を美しいものと思っていた大佐の最期の言葉が重い。
読了日:01月20日 著者:武田一義,平塚柾緒(太平洋戦争研究会)
 
ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 4 (ヤングアニマルコミックス)ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 4 (ヤングアニマルコミックス)
★4 《生き残りの兵達は、本部がすでに玉砕したことも知る由なく、飢えと渇きに苛まれ疲弊していく。他の残兵と行き合うも、安堵より少ない食料を分け与えなければならない負担増に不安を抱え疑心暗鬼に。さらに小杉が残る食料を持ち逃げし、飢えは限界を迎える。米兵に見つかり、仲間ともはぐれ、逃げた先は海岸。朦朧とする田丸は、現地人の子供2人の姿を見る。幻かー》
戦闘以前に飢えて死ぬ。子供達が無関係な二国間の戦争に巻き込まれる理不尽さ。戦争をしたがる上の偉い奴らだけで自らの肉体を使って殴り合えばいいのに。
読了日:01月20日 著者:武田一義,平塚柾緒(太平洋戦争研究会)
 
ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 5 (ヤングアニマルコミックス)ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 5 (ヤングアニマルコミックス)
★4 《田丸は吉敷、小杉と同行し、ひたすら食料を探す日々。ある時、米軍の缶詰を発見。その横の地面には「米軍の食料を奪取する作戦がある」という伝令が記されていた。指示のあった場所に続々と集まる日本兵達。伝令は島田少尉が書いたものだった。作戦は成功し、目下の食料難は解消される。探索中、入口をセメントで塞がれた壕を発見、中には片倉兵長らが閉じ込められていた》
有能な人が人望を集め、上官は嫉妬する。極限状況でも人間関係には波風が立つ。生きながら閉じ込められた者達は食人を犯す。死を前にしてはそれも責められないだろう。
読了日:01月20日 著者:武田一義,平塚柾緒(太平洋戦争研究会)
 
超図解 ぬまがさワタリのふしぎな昆虫大研究超図解 ぬまがさワタリのふしぎな昆虫大研究
★3 著者の『図解 なんかへんな生きもの』がすごく面白かったので、昆虫は苦手だけど読んでみた。今回は、昆虫が苦手な女の子が昆虫好きな子や研究者と出会い、昆虫の魅力を教わっていく、というストーリー仕立てになっていて、漫画のページが多く、紹介される昆虫の数が少ない。個人的には漫画より生態の紹介ページだけで構成してほしかった。登場人物が女の子ばっかりで、恋愛(百合展開)まで盛り込まれていたのは、何か意味があったのかなぁ? 
オスをメス化させてしまう細菌ボルバキア、そのままでは感染した種が絶滅してしまうのでは?と心配になったら、その辺もうまく絶やさず按配しちゃうという。でも本来のオスはどんどん姿を消して種の存続のシステムそのものが別の種のように変わってしまうということで、それはそれで怖い…。
読了日:01月20日 著者:ぬまがさワタリ
 
ひとりじゃなかよひとりじゃなかよ
★4 おばあちゃん写真家として話題の西本喜美子さんの写真&エッセイ(詩)集。車に轢かれそうになっているシーンなどの面白セルフフォトもあるけど、本来は足腰が弱いため、室内で身近な物を撮影する事が多いそうで、そちらの作品は初めて見たので驚いた。構図や加工のセンス(PCを操り加工も自分で手掛けている)が凄い。若くして美容院を開く→競輪選手に転身という経歴にも度肝をぬかれた。元々そういうアクティブな感性の持ち主だったのか。
亡くなった旦那さんに見てもらおうと仏間の掛軸に仕立てるために撮ったという一連の作品は、気のせいかちょっと色っぽさを感じる。エピソードを読むと旦那さん亭主関白っぽいんだけど、大好きだったんだろうなぁ。
読了日:01月25日 著者:西本喜美子
 
MINIATURE TRIP IN JAPANMINIATURE TRIP IN JAPAN
★3.5 身近な物をミニチュアの人形と組み合わせて、様々な風景やシーンに見立てたジオラマ風にして撮影された写真。展覧会にも行ったことがあり、実物を見た作品も多かった。今回は日本の文化や風物に特化していて、英文の解説も付いている。相変わらずさすがと唸るような発想の作品もあるけど、ネタに縛りがあるからか、ちょっと見立て方が甘いように感じる作品もあった。
読了日:01月25日 著者:田中 達也
 
おじさまと猫(4) (ガンガンコミックスpixiv)おじさまと猫(4) (ガンガンコミックスpixiv)
★3.5 おじさまをライバル視していた日比野さんもすっかり猫友に。案外陥落が早かった笑。それにしても一流ピアニストの親、揃って毒親すぎないか?現実でも、最近見たテレビ番組でピアニストの清塚信也さんの親のエピソードが完全に虐待レベルの毒親で衝撃受けたんだけど、あながちフィクションじゃないって事なのか…。おじさまはライブに行けて、一歩前進。最後、気になるところで終わったので、続きをちょっと調べたら、もっとヤバい事に!!ふくまるー!?
読了日:01月26日 著者:桜井 海

読書メーター

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大阪 ハルカス美術館「カラヴァッジョ展」へ

2020-01-13 | アートの話
行きの新幹線車内にて。念願の #シンカンセンスゴイカタイアイス !!




噂に違わず固かった!笑
私は『動物のお医者さん』の漆原教授タイプで、固いままでガンガン食べたいので、スプーンを手に食い込ませながら掘って食べました笑。満足!!

新大阪から乗り換えて天王寺→11時前に美術館到着。

昨日HPを調べていたら、午後2時からカラヴァッジョ研究の第一人者、宮下規久朗氏の記念講演会があるというお知らせを発見。せっかくだしそれを聞いてみようかと思ってたのに、すでに聴講券の配布が終了してた…。
当日10:00からの配布と書いてあるし、270席もあるから大丈夫だろうと甘く見た…。
いつもは大体美術館ハシゴするから10時頃着くように予定を組んでたけど、今日は他に見たい展覧会もなかったから、ゆっくり目に出たのが裏目に…。

予定が狂ったので、チケットだけとりあえず購入し、展覧会も混んでるみたいだったので先に早めのお昼ご飯にして、午後からの予定を組み直し。どうしようかな…。


ハルカス内のレストランで豆腐ハンバーグ御膳的なランチ。
11時過ぎだったので、すぐ入店でき、食べてる間に入店待ちの列が。昼食を先にして正解。

食後、再びハルカス美術館へ。
いざカラヴァッジョ!


混雑具合は、午前中より少しはマシくらい?
混んでると、前に割り込んできたり、後ろから押されたり、マナー知らずに遭遇しやすく、わりとストレスです。
最近は音声ガイドを使う人が多くて、作品の前からなかなか動いてくれない人が多いのもつらい。
混んでる時はお互い様なので、前後左右に迷惑かけないよう気配りするのがマナーだと思っているけれど、できてない人が多い…

肝心の展示会の感想としては、チラシなどで大々的に宣伝していた『ホロフェルネスの首を切るユディト』など2点がイタリア政府とのトラブル?で展示できなくなったこともあり、カラヴァッジョ本人の作品が少なくて(カラヴァッジョ?という疑問符付き2点を含め10点)、物足りない印象でした。
フェルメール展もそうだったけど、同時代の画家とか影響を受けた画家の作品が大半になってしまう…。


「ユディト」の代わりに?展覧会の顔となった「法悦のマグダラのマリア」は特に印象的でしたが、実物を見ると、白目剥いてるし、唇も手(特に左手)も青黒く、服の胸の辺りには血のような謎のシミ?(髪の毛と同じ色だし繋がっているようにも見えるけど髪としては不自然な位置)もあるし、正直に言うと死体のような印象を受けました。カラヴァッジョがあえてこう描いたのか、長年の汚れで黒く見えるのか、ちょっと気になりました。
画面の左上に十字架などのモチーフが描かれていると書いてありましたが、肉眼ではほとんど分からなかったので、汚れの可能性もありそうです。

キャプションは子ども向け?にカラヴァッジョはじめ各画家が自作を語るような感じの噛み砕いたキャプションがあったりして、関係性などが分かりやすかったです。
あと、「リュート弾き」に描かれている楽譜の曲を再現して聞けるようになっているのも面白いなと思いました。
動線として、角に解説文などが設置してあると、人が溜まって流れが悪くなるので、少しスペースを空けてほしかったな。

グッズは、キャプションにも登場していたヤマザキマリさんの似顔絵グッズもユニークでしたが、田辺誠一さん(画伯)作のゆる〜いカラヴァッジョの似顔絵グッズがたまらん可愛さでした。トートバッグ欲しかったけど、すでに使いきれない数のトートバッグを持っているのと、3,000円弱のお値段に購入は断念。でもクリアファイルを購入しました笑


この時点で午後2時過ぎ。
お昼を食べながら検索し、すぐ近くの天王寺動物園か、意外と近そうな(快速で1駅)堺のアルフォンス・ミュシャ館、どちらかにしようと思っていたのですが、外に出てみたら風が強くて寒いっ!
ということで動物園はまたの機会に…。

電車に乗る前に、ハルカスのすぐ近くに有名な「やまちゃん」というたこ焼き屋さんがあると聞いていたので、そこへ寄ってソースも何も付けない「ベスト」というたこ焼きを買って食べました。


座って食べられる場所を探してさまよっている間に少しふやけてしまいましたが、外はカリッと、中はトロトロでお出汁の味がしっかりして、イメージとしては明石焼風?美味しかったです。今度はソース味も試してみたいな。

たこ焼きのおやつも食べ、駅へ着くとちょうど快速がやってきたので待たずに乗車。
各駅だけじゃなく、快速も次々来るのが都会の便利なところ。羨ましい。
天王寺から10分足らずで堺へ。近い!!
ミュシャが好きなので、いつか行ってみたいなぁと思っていたけど、「堺市」となると大阪からまた一足伸ばさないといけない遠いイメージで、難易度高いと思ってました。
でも天王寺まで行けば、もうすぐ近くだったんだ!なんということだ笑

ということで怪我の功名?午後3時過ぎには念願のアルフォンス・ミュシャ館へ到着!


ビルの中に入っているので、展示規模としては小さかったですが、ポスターだけでなくかなり大型の油彩画もあったりして、なかなか良かったです。
クリアファイルや絵はがきを買ったら、非売品のポスターカレンダーをいただきました。ラッキー


あとは帰るだけ。
新大阪駅で色々お土産を買い、午後6時過ぎの新幹線で帰路につきました。
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2019年12月に読んだ本

2020-01-10 | 本と漫画の話

1年早かった・・・
こうして何だかワチャワチャしているうちに、2020年も あっという間に過ぎていくのだろうな・・・


12月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:647
ナイス数:229

たいこ (幼児絵本シリーズ)たいこ (幼児絵本シリーズ)
★3.5 大好きな樋勝朋巳さんの新作絵本。クネクネさんがたいこを叩いていると、「なかまにいれて」と叩く仲間が増えていき…。『きょうはマラカスのひ』の「チャチャ ウー」みたいに、トントンポコポコetc.太鼓のリズミカルな音が楽しい。お話はシンプルだけど、味わい深い絵とあいまって面白かった。やっぱりハイウエストのタイツがジワジワくる笑
読了日:12月02日 著者:樋勝朋巳


天地創造デザイン部(1) (モーニング KC)天地創造デザイン部(1) (モーニング KC)
★3.5 神様が生き物を作る仕事を面倒になって下請けに出しているという、大胆な設定。デザイン部門の話が中心で、神様(クライアント)と下請けの仲介をする新人天使が主人公。デザインが実用可能かどうか試作する技術部門などもある。デザイナーの人数が多く、それぞれ得意分野が違ってて個性的なので楽しい。無茶苦茶なデザインや発想でも、実用化のために試行錯誤したりして、神様に採用されると実在する動物になるので、意外な特徴(オプション)が付いていることなども知れて、そんなところも動物好きには面白い。
読了日:12月05日 著者:たら子


ナースゆつきの怪奇な日常ナースゆつきの怪奇な日常
★3 実話怪談好きなので読んでみた。亡くなる前に黒い人が現れるとか、亡くなった人が出没するとか、病院怪談の定番が多いけど、亡くなる前に起きる予兆のような、なかなか興味深いエピソードも。ただ、一話が1〜10ページくらいとバラバラだったり、新人時代や別の職場にいた時の話、他の人のエピソードなどが混在して時系列が前後してたり、絵の癖が強くて(デッサン狂い、不自然・大袈裟なポーズなど)気になったりして、読むペースが崩されがちで気が散って、話の内容に集中できず、読みづらかった。
読了日:12月05日 著者:原作・ゆつき


21匹のネコがさっくり教えるアート史21匹のネコがさっくり教えるアート史
★2.5 古代エジプトから現代アート集団まで、美術史の潮流を21のジャンルに分けて、それっぽい表現で描かれた猫を通して「さっくり」解説。初心者向けっぽい本かと思いきや、逆にさっくりすぎて美術史や作家名、個々の作風をそれなりに理解していないと、分からないと思う。私も美術史を一通り学んではいるけど、コブラとかマジック・リアリズムとかヤング・ブリティッシュ・アーティストは知らなかったし、その一方で、比較的メジャーなのに漏れているジャンルもある。猫好き目線でもあまり楽しめなかったし、なんだかなぁ、って感じの内容。
読了日:12月10日 著者:ニア・グールド


くぅとしの 認知症の犬しのと介護猫くぅくぅとしの 認知症の犬しのと介護猫くぅ
★5 泣く。こんなに愛情深い猫がいるのか。著者の晴さんに保護された時すでに10歳くらいと高齢犬だったしの。同じく晴さんに悲惨な状態で保護され、落ち着くまで時間がかかった猫のくぅ。そのくぅが、しのに一目惚れして一変!くぅの大好きアピールを最初はスルーしていたしのも、だんだん打ち解けてすっかり仲良しに。でも間もなくしのは、認知症やてんかんの発作などを発症し老化が進んでいく。そんなしのに寄り添い、献身的に介護するくぅに胸が詰まった。くぅの寂しさが早く癒えて、毎日ハッピーに過ごせるようになるといいな。
読了日:12月12日 著者:晴(はる)


せかいいちながいゾウさんのおはなせかいいちながいゾウさんのおはな
★3.5 姪っ子のクリスマスプレゼントに。ゾウさんが大好きなので、ゾウの絵本を探していて発見。蛇腹式になっていて、ページを横切って鼻がどんどん伸びて、最後はある所につながった、という話。とにかく長ーくページが広がるので、視覚的に楽しい。幼児にはあっという間に破られそうだけど笑。蛇腹の裏にも絵が繋がっているのかと思っていたけど、裏面は特になし。黄色一色でした。
読了日:12月26日 著者:谷口 智則


たべたのだあれ (どうぶつあれあれえほん)たべたのだあれ (どうぶつあれあれえほん)
★4 ゾウさん大好きな姪っ子のクリスマスプレゼントに。ゾウだけでなくいろんな動物が登場。左ページでサクランボやキャンディなど「たべたのだあれ?」とたずねて、右ページで動物の中に紛れた食べ物を探す。動物の数も増えていくし、大人でも意外と見つけにくいものもあって(逆に姪っ子の方が早く見つけたり)、楽しかった。
読了日:12月26日 著者:五味 太郎


ぐるんぱのようちえんぐるんぱのようちえん
★4 ゾウさん大好きな姪っ子のクリスマスプレゼントに。私自身、幼い頃大好きだった絵本。姪っ子が気に入ってくれるかドキドキしましたが、どうやらお気に入りの絵本になった様子。嬉しい。最初に読み聞かせた時は、途中の過程(どのお仕事に修行に行っても、作る物が大きすぎてうまくいかなくてお払い箱になる)がイマイチ理解できていなさそうだったけど、ラストの幼稚園の場面が良かったみたい。ゾウさんの作る幼稚園、やっぱり素敵だよね。ページに見入ってました。
読了日:12月26日 著者:西内 ミナミ


猫と喫茶店猫と喫茶店
★3.5 昔ながらの純喫茶から、猫カフェっぽいお店まで、猫のいる喫茶店の風景。全てモノクロ。個人的にはカラー写真も欲しかった。昔ながらの喫茶店などは年季が入っているから店内に小物やインテリアなども多く色々映り込むうえ、照明も間接照明だったりして控えめだから、画面全体が黒っぽい物でごちゃついて、猫の存在感がない気がする。お洒落な雰囲気はすごくあるので飾るにはいいけど、写真集としては見づらい。これは自分が老眼入ってきて、色の情報がないと細かな差異が捉えられなくなっているせいもあるかもしれない。
読了日:12月27日 著者:関 由香

読書メーター

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2019年11月に読んだ本

2019-12-10 | 本と漫画の話

毎月忙しく過ごしていたけれど、読んだ冊数を確認すると、今月は特に忙しかったのかなぁ、というバロメーターになります。
大体、連休がとれていると、1日は外出して用事を済ませたり買い物したり過ごして、1日は家でゆっくり(読書含む)って感じで、連休が取れないと、用事でつぶれたり、体力温存のためただボーッと過ごしたりして、読むペースが落ちます。
芸術の秋ということで、秋は観たい美術展もいろいろあったので、仕事も忙しいうえに日帰り強行軍で関西方面などにも行って来たりしていたので、特に予定がない飛び石の休みは屍のようになっていました。歳を取ると、体力回復が思うようにいかないです。無理は禁物。
とりあえず、美術展ラッシュは一段落したかなぁ…。でもあと12月末からのカラヴァッジョ展(大阪)には行きたい…。いつ行こう…。


11月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:1055
ナイス数:95

はぴはぴ くるねこ 5はぴはぴ くるねこ 5
★4 初期メンバーが1人(匹)減り2人減り…。個人的にはもんさん、ポッちゃん、ぼん兄がくるねこ創成期御三家だと思っていて、ポッちゃんが頑張ってくれているのが嬉しかった。そのポッちゃんもついに…。ポッちゃんのこだわりの強いところ、あまり他の猫と群れず我が道を行くところ、扱いにくい女王様的な個性の強さ、好きでした。最期の瞬間まで自分で決めたような潔さもカッコいい。また寂しくなるなぁ。ぼん兄の時、くるねこさん想像以上に心身ともにダメージを受けてたけど、大丈夫だろうか。沢山の猫達がいるから、凹んでる隙すらないほどやる事が多くて気は紛れるかもしれない。他の猫達に和まされ癒されて紛れる事はあっても、失った子が空けた心の穴はその子でしか埋められないし。それが辛くてもお世話自体は休む事もできないから、体が悲鳴を上げそう。体を大事にしてほしい。
読了日:11月03日 著者:くるねこ 大和
 
デキる猫は今日も憂鬱(2) (ワイドKC)
デキる猫は今日も憂鬱(2) (ワイドKC)
★3.5 デキる猫・諭吉さんがひたすら有能。周りの人達に徐々に存在が知られていってる(着ぐるみの人として)けど、バレそうでヒヤヒヤもの笑。そろそろ部長と遭遇しそうな気もするけど、そうなったら何が起きるのか、怖いような楽しみなような。
読了日:11月03日 著者:山田 ヒツジ
 
ゾウ
ゾウ
★3.5 象が大好きな4歳の姪っ子のために借りてみたけど、文章量が多く内容的にもまだ難しかったよう。象の種類や見分け方、分布、生態、一生など、丁寧に解説してある。絵もリアルで美しく、象の事がよく分かる。長めで漢字混じり(ルビはあり)の文章が読める(理解できる)くらいの年齢の象好きな子供には多分オススメ。
読了日:11月10日 著者:ジェニ デズモンド
 
ねことねこ
ねことねこ
★4.5 町田尚子さんの猫絵本。「ねことねこ、おなじところどこだ?」で左右のページの猫を見比べて、同じ所探し。目の色や尻尾、毛の模様etc. 最後は全部の猫が登場して、「おなじところどこだ?」全猫好きが「確かに!」となるオチも最高。今回登場する猫は瞳孔が細い猫ばかり。あえて細く描いているのだろうか。丸く描くといかにも万人受けする可愛い顔になるけど、確かにそれじゃつまんない気もするな。
読了日:11月17日 著者:町田 尚子
 
大家さんと僕 これから
大家さんと僕 これから
★3.5 大家さんがお亡くなりになったと知って、もう続編は読めないんだなと思ってたけど、最後(最期)まで描き切った。高齢での骨折は本当に命取りになるんだなぁ。段々と弱っていく大家さんが描かれて、ラストの大家さんのセリフにもあるように少々湿っぽい。祖母との縁が薄かったという矢部さんにとって、大家さんは本当におばあちゃんみたいな存在だったのかも。矢部さんは漫画が売れて忙しくなり、大家さんは入院し、疎遠になりがちになって微妙な心理的距離ができていくのも、孫が大人になっていく過程に似ている。矢部さんが家を出る前に亡くなったけど、お家は予定通り取り壊されたのかな。大切な人と場所、両方失うのは辛いだろうな。
読了日:11月24日 著者:矢部 太郎
 
夜廻り猫(6) (ワイドKC)
夜廻り猫(6) (ワイドKC)
★4 今回は4コマだけでなく間に1本ストーリー漫画風の作品も。雑巾野郎達サブキャラの猫も1匹1匹の個性が出た「泉の女神」的な話も。展覧会のエピソードもあったりして盛りだくさん。生きるのも辛いような苦境にいる人たちが多くて、一つ一つのエピソードはやはり重い。現実は厳しいけど、少しでも救われるエピソードが増えるといいな。そういう意味でも、宙さんと先生のエピソードは、温かくてホッコリするから好きだ。
読了日:11月25日 著者:深谷 かほる
 
お寺の掲示板
お寺の掲示板
★3.5 お坊さんが企画してツイッターで募集された「輝け!お寺の掲示板大賞」の本。深い言葉から大喜利みたいな「上手い!」という言葉まで。掲示板の写真+仏教的なありがたい解説も付いているので、収録数としては思ったより少なめで、内容的にも真面目。
読了日:11月26日 著者:江田智昭
 
おいで… (ゾッとする怪談えほん)
おいで… (ゾッとする怪談えほん)
★2 《公園のトイレは幽霊が出るという噂で誰も使わない。犬の散歩中、お腹が痛くなった僕は、おそるおそる噂のトイレへ…》
怪談えほんのシリーズかと思ったら違った。話が普通すぎて、オバケの出オチみたいな感じで展開に意外性もオチの余韻も何もない。『いるのいないの』の二番煎じ・劣化版みたいな。怪談としては超薄っぺらい。ただ軽部武宏さんの絵はさすがの迫力なので、子供には刺激が強いと思う。絵がトラウマになってトイレに行けなくなるかも?怖い話大好きな小学生くらいならいいけど、幼児にわざわざ絵本で見せるほどの内容でもない。

読了日:11月27日 著者:有田 奈央
 
ゆめみるどうぶつたち
ゆめみるどうぶつたち
★3.5 森や海、草原など、世界中のいろんな場所で、眠りにつき夢を見る生き物たち。76ページと、ボリュームのある絵本。様々な夢を見ている生き物がひたすら続くので、見ているうちに、何となくこちらも眠りに誘われるような。『あおのじかん』『はくぶつかんのよる』などシムレールは夜の絵が映える。
読了日:11月30日 著者:
 
ミイラ学 エジプトのミイラ職人の秘密 (オロジーズシリーズ)
ミイラ学 エジプトのミイラ職人の秘密 (オロジーズシリーズ)
★4 実在したイウヤ(ツタンカーメンの曽祖父)の死に際して、ミイラ作りの過程、葬送の儀式までを、ミイラ職人の家の子の目線で描く。絵本としてはかなり詳細に描かれているし(エジプト壁画風の絵のおかげで、臓器を取り出すなど生々しい場面も絵としては全く刺激的な描写はなし)、巻末には実際のミイラの写真や解説もあり、とても興味深い内容だった。
読了日:11月30日 著者:タマラ バウアー,こどもくらぶ

読書メーター

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2019年10月に読んだ本

2019-11-14 | 本と漫画の話

もう11月、1年が終わろうとしている…!
えっ!?イノシシ年の年賀状、つい最近作った気がするんですけど、 もうネズミ年の年賀状を準備しないといけないんですか!?


10月の読書メーター
読んだ本の数:19
読んだページ数:3090
ナイス数:209

営繕かるかや怪異譚 その弐営繕かるかや怪異譚 その弐
★4 住居にまつわる怪異の原因を読み解き、手を入れることで解決する営繕屋・尾端。本人は怪異を見るわけでもなさそうなのに、普通なら信じ難いような話にも親身に耳を傾け、原因を探り当てる尾端。彼のキャラクターが良いので、最後の方に登場するだけなのが物足りないほど。相談に乗るだけで解決してしまい、営繕屋としての仕事に繋がってない話まで。どの話もスリリングな展開で、尾端が登場するまでの間も十分盛り上がるし面白いんだけど、もっと彼の出番が見たい…。
【以下あらすじ】猫の小春が死んでしまった事を息子に伝えられずにいた俊弘。ある時息子が夜中に小春が帰ってきて一緒に寝た、と言う。その布団からは異臭がして…「まつとし聞かば」/古い長屋を借り自分でリフォームするのを楽しむ育は、度々悪夢を見る。暗がりに座り、責めるような口調で呟き続ける女。その声は日常でも聞こえるようになり…「魂やどりて」/弘也は子供の頃友達を水の事故で亡くしてから、家で時折腐った水の臭いを嗅ぐようになる。たまに姿も見る。そのため実家に寄り付かずにいたが、父が倒れたのを機に戻ってみると、益々臭いは濃く姿も近づいて「水の声」/祖母の家に同居することになった樹は、天井裏が部屋のようになっているのを見つける。隠れ家にしようと手入れし寝転がっていると、薄暗い中に人の影が浮かんでいるのを見て…「まさくに」

読了日:10月01日 著者:小野 不由美
 
重版出来! (13) (ビッグコミックス)
重版出来! (13) (ビッグコミックス)
★4 虐待父をモデルにした悪役キャラの造形に行き詰まっていた中田伯が何かを掴む。これでまた前に進み出すかと思ったら、またしても不穏な状況。キャラに入りこみすぎたか?東江さんはトラベル漫画が軌道に乗り、単行本化の話が進むが、会社に副業禁止と言われ二択を迫られる。他にもアユちゃんは友人関係に悩んだり、新人作家は食べ物が美味しそうに見えない事に悩んだり。東江さんの成長には感動した。母親が応援していると思ったら古い価値観を押し付けてきて今の自分を否定されるのキツい。
読了日:10月07日 著者:松田 奈緒子
 
まめねこ2 ごはんだよ~
まめねこ2 ごはんだよ~
★3.5 猫嫌いなお母さんもさすがに慣れてきて、ちょっとしたイジワルはするけど捨てる気はなくなったようで一安心。ほのぼの猫漫画として気楽に読めるようになってきたけど、まだたまに引っかかる事も。これだけ家族がいるのに、お姉さんが忙しくて猫トイレの掃除サボってたら誰も代わりにやってくれないし頼みもしない。この家族、家の作りや環境は昔ながらの家庭風なのに、わりと家族の繋がりがドライ。猫も基本放ったらかし。トイレあまり我慢させてると、膀胱炎になっちゃうよ…。
読了日:10月07日 著者:ねこまき(ミューズワーク)
 
てんげんつう
てんげんつう
★3.5 今回も色々な事に巻き込まれた若だんな。いつも以上に理不尽な巻き込まれ方をしていたような。どいつもこいつも身勝手で無茶苦茶な言い分で迷惑千万なのに、若だんなは困りこそすれ怒らない。若だんなが許すから妖達も矛を収める。器が大きいにも程がある。もう少し“因果応報”がある方が、スッキリするんだけどなぁ。
【以下あらすじ】天狗姫が仁吉の嫁の座を賭けておぎんに神の落とした薬を探す勝負を挑み、その矛先は長崎屋へ「てんぐさらい」/薬の事で大喧嘩をし荼枳尼天から岩屋へ放り込まれたおぎんと仙狐。仙狐の息子が逆恨みをしおぎんに縁のある者を祟ったというが、それは若だんなも知らない東山という僧で…「たたりづき」/於りんの父に怪しい縁談が来たと聞き心配した若だんな達が事情を聞きに行くと、話はなぜか栄吉の縁談に、そしてその相手の札差屋の娘の家と仲の悪い札差屋との争いに発展し「恋の闇」/千里眼を持つという“てんげんつう”が若だんなを訪ねてきて、この力は良い事ばかりではない、人から厭われる。自分を救えるのは若だんなだと分かったので救ってくれ、と言うが「てんげんつう」/馬久に頼み人の悪夢に入り調べ事をすることが増えた若だんな。夢の中で屏風のぞきと金次に会う。金次は最近同じ事が繰り返される変事が増えている事を指摘し「悪夢に入るのは止めた方がいい」と忠告する。そんな時於りんが桜を見に行き毛虫に襲われたと知った若だんなが桜を調べに行くと「くりかえし」 

読了日:10月07日 著者:畠中 恵
 
ドン・ウッサ そらをとぶ (MOEのえほん)
ドン・ウッサ そらをとぶ (MOEのえほん)
★4 《ウサギの大親分ドン・ウッサが散歩中に口にした「カモメさんのように空を飛んでみたい」。3羽(←数え方の単位がちゃんと“羽”になってる)の子分は親分の願いを叶えようとするが…》
面白い!手段を選ばない子分達笑。親分の「これ、大丈夫?」を無視する子分達笑。無茶苦茶な展開はまさにコント。しかも最後はちょっといい話に。愛すべき親分子分に思わず頬が緩みます。

読了日:10月07日 著者:キューライス
 
じゃない!
じゃない!
★4 騙し絵のようなボディペイントでテレビなどでも取り上げられているアーティスト、チョーヒカルさんの作品が絵本に。果物などに他の食べ物のペイントを施して、次のページで種明かし、を繰り返す。カットして本当の中身が見えても、まだ脳の理解が追いつかないくらい立体感までリアル。「ペイントされた食べ物を割って見せている写真」なんだけど、それも含めてCGか何かの作り物じみて見えてくる。(中には質感の違いなどですぐ正体が分かっちゃうのもあるけど)
読了日:10月07日 著者:チョーヒカル
 
毒親サバイバル
毒親サバイバル
★4 著者が自身も含めた11人の事例を漫画化。どんな家庭だったか、そこからどうやって抜け出したかが描かれている。子供にとっては人生のスタート地点が家庭であり、世界の全て。それが基準になるので、自分の家は普通じゃない、と気付かないまま育てられてしまう。暴力、性的虐待、ネグレクト等、おぞましく異常な行為も、それが当たり前の日常で、洗脳されているようなもの。「うちは穏やかな家庭ですみません」と言っていた編集さん自身も、著者と一緒に取材する中で、程度の違いはあれ、毒親だったと判明する。うち編集さんちとちょっと似てる…。親の影響は、色んな所に意外な形で潜んでいるのだ。気になるのは、本書に出てきた人達の多くが、家を出て連絡を絶ってからも、居場所を突き止められたり電話があったりで、結局親が死ぬまで影響が止む事はなかったこと。親自身が毒親である事を自覚し、関係を修復するのは難しいのか。親と離れるしか方法がない。でも子供はなかなか親から逃げられないのだ。彼らの延長上に虐待死もあるのに。親を矯正する仕組みがないと、負の連鎖もなくなりそうにない。
読了日:10月10日 著者:菊池 真理子
 
夜明けの図書館(6) (ジュールコミックス)
夜明けの図書館(6) (ジュールコミックス)
★4 図書館の、主にレファレンス業務にスポットを当てた漫画。資料などを探し当てるまでの過程は探偵が謎解きをしているみたいで面白い。ぬいぐるみのお泊り会、いいなぁ。写真撮ったり絵本選んだり、やる事が多くて図書館員さん大変そうだけど、素敵な取り組み。大人でも預けたい…。
《ひなこの幼馴染で研修医の奏太が、子供の頃聞いたラジオドラマの原作を探して訪ねてきた『二度目のレファレンス』/祖母から引き継いだパン屋を営む原田さんは、大手のパン屋からロゴマークが類似していると訴えられる。祖母の考えた愛着のあるロゴマークを残せるのか『ニッコリの印』/三島先生が郷土史に興味を持つきっかけになったのは、戦死した友人から出征前に預かった、暁月の風景をスケッチしたノートだった。最後のページに描かれていた風景がどこなのか、皆で探すことに『暁月で一番美しい場所』/ぬいぐるみのお泊り会に妹の付き添いで来た小5の悠君は、しっかりしていて冷めているように見えたが、亡父から貰ったぬいぐるみを密かに大事にしていた。『僕とチュウタ』》 
なかなか新刊が出なくて、いつも忘れた頃出ると思ったら、年2回ペースの雑誌連載だったのか。4話収録で、2年に1冊。次も気長に待たなきゃだなぁ。

読了日:10月10日 著者:埜納 タオ
 
ここでしか味わえない 非日常の世界! (NATIONAL GEOGRAPHIC)
ここでしか味わえない 非日常の世界! (NATIONAL GEOGRAPHIC)
★4 「混沌」「驚嘆」「美麗」「畏怖」4つのテーマ別に、自然現象、風景、動物、人の営みに至るまで、世界中の目を見張るような光景を紹介。何でもアリなのでページを捲るごとに驚きがある。たまに全く別の光景なんだけど似てる写真を並べてあったりするのも面白かった。 
インターグルームという米国のトリミングコンテストの犬の写真は、ちょっと嫌だなぁ。個人的には虐待だと思う。毛をキャラクターとか立体的な造形物に見立ててカットしたり、派手な色に塗ったり、犬の体を玩具にして遊んでるようにしか見えない。

読了日:10月10日 著者:
 
ネコもよう図鑑: 色や柄がちがうのはニャンで?
ネコもよう図鑑: 色や柄がちがうのはニャンで?
★3.5 猫の毛色にはこんな種類があるよ、と紹介するような写真集的な感じかと思ったら、遺伝子の組み合わせでどんな模様が出るかなど、科学的に研究されたわりと真面目な内容だった。細かい説明は理科(生物)の授業みたいなので理解するのを放棄したけど(汗)、写真もたくさん載っているので、所々分かりそうな解説だけを拾いながら読んだ。グラデーションのように途中で色が変わる毛があって、以前から不思議だったんだけど、「アグチ毛」と言ってそれがあるかないかで似たように見えても毛色のパターンが違うことなどは興味深かった。
読了日:10月10日 著者:浅羽 宏
 
猫と藤田嗣治
猫と藤田嗣治
★4.5 藤田の猫作品を集めた画集。作品解説とともに、猫研究者による猫の解説もあり、ダブルで楽しめる。藤田の猫って、写実っぽいけど少しアンバランスで不自然なポーズに見える作品が多くて、正直そこまで好きじゃなかったんだけど、こうして集めてみると、凄い描写力の作品もあり、いいなと思う作品がたくさんあった。版画、挿絵、水墨画、陶芸、ガラス絵まで網羅しているのも良い。解説も、描かれた時期の私生活や藤田を取り巻く状況などにも触れ、描いた時の藤田の心情にまで思いを馳せることができて良かった。
読了日:10月20日 著者:浦島 茂世
 
アウトサイド・ジャパン 日本のアウトサイダー・アート
アウトサイド・ジャパン 日本のアウトサイダー・アート
★4.5 めちゃくちゃ読み応えがある。日本唯一のアウトサイダー・キュレーターで専門ギャラリーも運営する櫛野さんが実際に全国を訪ね歩いて取材し、撮影したアウトサイダー・アーティスト総勢135人分!
「過剰装飾」「老人芸術」「セルフビルド」などテーマ別に分類され、人によっては数ページ割いてあるけど、一人半ページほどしかないのが大部分、でも、濃い。何らかの障害を抱える人も多いけど、元は平凡な人が長年コツコツと続けることで積み重なった作品の圧倒的物量が迫力を帯びてアート的な何か、になっているものも多い。これだけたくさんいると、正直アートなのかどうかさえあやふや。櫛野さんは、どこまでがアートかの線引きをしてその他を切り捨てるような事はせず、ただ「こういう人がいる」と聞けば訪ねて行って、記録し紹介する事に意義があると思われているのではないか。芸術家として活動していない埋もれた人達を、玉石混交のまま、櫛野さんは“発掘”しているのだ。その中の何に価値を見出すかどうかは、見る人に委ねられる。それは一般的なアートと同じといえば同じ。この本の中の何がアートかは、見る方が決めればいいのだろう。
途中に挟まれるコラム「遠藤文裕 観察日記」も面白かった。本書にも登場する紙物スクラップブックの作者にして櫛野さんの追っかけ、遠藤さんの観察日記。福岡でサラリーマンをしつつ、櫛野さんが企画した展覧会やイベントがあれば全国どこにでも顔を出す。そのバイタリティが凄いし、これだけ暑苦しい(笑)ファンと最早友達のように接する櫛野さんも凄い。著書全体に言えることだけど、櫛野さんの文章は上手い。簡潔であっさりしているのに、人への敬意があって全く嫌味がなく、これだけのボリュームがある本でも読みやすかった。

読了日:10月21日 著者:櫛野展正
 
#どれだけのミスをしたかを競うミス日本コンテスト
#どれだけのミスをしたかを競うミス日本コンテスト
★3 ツイッターで見かけたタグで、その時は面白いと思ったのに、考えてみたら、よく見かけるネタはそれだけリツイートが多いということで、秀逸なものばかり目に入ってたんだろうな。思ったより笑える話がなかった。一言コメントも、ただの感想っぽくて、主役のネタより文章が長かったりして興醒めするので余計だったかな。ツイッターらしくイラストや4コマネタも収録されてるのは良かった。有名人も降臨してるし。あと、ツイッターから発生した本なのだから、縦書より横書で掲載されてる方が、視覚的にしっくりきたかも。全体的に惜しい感。
読了日:10月21日 著者:
 
くさいくさいチーズぼうや&たくさんのおとぼけ話【新版】
くさいくさいチーズぼうや&たくさんのおとぼけ話【新版】
★3 グリム童話などをパロディにした「おとぼけ話」が10話。語り手はジャック(と豆の木の)で、各話がジャックによって繋がれるメタ的構成。扉やら前書やら目次やらもふざけ倒している。本全体で遊んでいるのはユニークで、こういうの大好きなんだけど、肝心のお話が大して面白くない…。ブラックな話は全く抵抗なくむしろ好きなはずなんだけど、なんかツボに嵌らなかった。この悪ノリ感について行けないというか、冷めちゃう。絵が好きじゃないから(上手いなぁ、とは思うけど趣味じゃない)その印象に引きずられたせいもあるかな。
読了日:10月23日 著者:ジョン シェスカ
 
まめねこ3 こらっ! こらっ!
まめねこ3 こらっ! こらっ!
★3.5 スズメの雛を保護したり、猫ちぐらに鳩が住み着いたり、これまでより派手な展開が色々あって、お兄さんやお父さんも登場頻度が増えて、家族らしく賑やかな感じがした。スズメを巣に戻そうと頑張ったり、蜂に襲われても猫を守ろうとするおじいちゃんが優しくて癒し。蜂を撃退したお母さん最強すぎる。無関心そうだったお兄さんもスズメの件で世話好きなのが判明したし、ちゃんと猫の遊び相手にもなってて、この一家で一番猫の世話が適当なのは、引き取った張本人の娘なんじゃないか疑惑。
読了日:10月26日 著者:ねこまき(ミューズワーク)
 
法月綸太郎の消息
法月綸太郎の消息
★4.5 久々の法月綸太郎シリーズ。ドイルの名探偵ホームズと、クリスティの名探偵ポアロについて新たな解釈が示される2編が読み応えがあった。特にポアロ最後の事件『カーテン』についての解釈は、『カーテン』を読んだ時のモヤモヤを解消してくれる視点で、そうだったらいいなというか、個人的にはもう「採用!」と思っている。残る2編は、父・法月警視が抱える難事件について綸太郎が助言を求められるお馴染みの作品。やっぱりこの父子の対話形式は落ち着く。綸太郎達が健在で安心しました。あと、表紙絵も秀逸。
【収録作品】ホームズの一人称で語られる、シリーズ異色の2作に隠された作者ドイルの意図について、チェスタトンのブラウン神父を絡めながら探っていく『白面のたてがみ』/二人の人間が相次いで不審な死を遂げた。憎み合っていた二人がなぜかお互いの自宅で死んでおり、遺書も入れ違っていた『あべこべの遺書』/「妻の仇を殺した」と男が自首するが、確認すると被害者は健在だった。単なる虚言と思われたが、その10日ほど後、実際に男の供述に似た殺人事件が起きる『殺さぬ先の自首』/ クリスティの『象は忘れない』の舞台化に関わることになった綸太郎は、ポアロの双子の弟アシルが実在するかどうかについて検証することに『カーテンコール』←登場人物のモデルが明らかにあの方で笑ってしまった。そういえばあの方はクリスティファンで、ドラマ化なども手掛けているので、うってつけでした。

読了日:10月28日 著者:法月 綸太郎
 
ニードルフェルトで作る不思議などうぶつ
ニードルフェルトで作る不思議などうぶつ
★3.5 作る気はなく、作品が見たくて。ハシビロコウやナマケモノ、アリクイなどちょっとマニアックな動物ばかりなのが面白かった。作り方も一応目を通した感じでは、(ちょっとだけニードルフェルトの経験あり)初心者には難易度高そう。説明も懇切丁寧とは言えず、中級者以上向けかも。細かい所だけど、尻尾のシマシマの作り方は目から鱗だった。
読了日:10月28日 著者:須佐 沙知子
 
もっと知りたい熊谷守一 ―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)
もっと知りたい熊谷守一 ―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)
★3.5 岡山県立美術館『熊谷守一展』が良かったので。一目見たら覚えてしまうほど特徴的な「モリカズ様式」(くっきりした輪郭線に単純化した描写と色彩)と、猫をよく描いた画家、というくらいしか知識がなかったけど、実物を見たら凄かった。何がどう凄いかうまく言い表せないけど「・・・天才か」とひたすら語彙を失っていた。それでこのタイトル通り「もっと知りたい!」となり、図書館で借りてみた。展覧会も初期の絵から墨彩画や書まで網羅していたので、おさらい的な内容だったけど、画学生の頃の話は展覧会より詳しく、興味深かった。
あの輪郭線は、絵の具で引いてるんじゃなく、そこだけ塗り残して作っているのだと実物を見て初めて知る。色を塗ってある場所より、ほんの少しだけ凹んだ輪郭線。そのエッジの効き方が、なんか凄く良かった。これが試行錯誤の末(その過程では輪郭線を“描いて”ある作品や、もっと太い輪郭線の作品もある)辿り着いた「モリカズ様式」か!やはり絵画は、画集見て分かった気になってちゃダメだ、実物を見るのは大事だ、と痛感した。

読了日:10月29日 著者:池田 良平,蔵屋 美香
 
熊谷守一 画家と小さな生きものたち
熊谷守一 画家と小さな生きものたち
★4 岡山県立美術館『熊谷守一展』が良かったので。図録と迷ったけど、図録は収録点数は多いものの単行本サイズで小さいのとそれなりのお値段なのがネックで、動植物の作品が主に収録されているこちらの書籍を購入。図版は全ページの半分くらいなのがちょっと物足りないけど、収録作品がどれも好きなので満足。二女の榧(かや)さん、長男の妻はるさんのインタビューも良かったし、守一の好物のレシピが載ってるのも面白かった。

読了日:10月29日 著者:林 綾野

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