日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

2020年6月に読んだ本

2020-07-03 | 本と漫画の話

6月から職場が営業再開しました。
梅雨の蒸し暑さの中、マスク必須、という状況もあって、酸欠になりやすく、調子が悪いです。
呼吸のしやすいマスクジプシーって感じです。
先日、ウレタンマスクが呼吸しやすい、と聞き、偶然ドラッグストアで品薄だったPITTA(ピッタ)マスクを発見。
試しに購入してみたら、確かに何の抵抗もなく息が吸える!!
スポンジみたいなものなので、ちょっと暑い気はするけど、酸素が入ってくるだけでもありがたい。
しばらくはこれでいこうと思います。


6月の読書メーター
読んだ本の数:19
読んだページ数:1558
ナイス数:167

ぽめちゃん (コドモエのえほん)ぽめちゃん (コドモエのえほん)
★3.5 かわいい。最高のモフモフが味わえそう。私も潜り込んでみたい!
《ぽめちゃんがお昼寝していると、風邪をひいたねずみくんがやってきて「少しだけ暖めてくれない?」「いいですよ」とぽめちゃん。ふかふかの毛の中に入れてあげます。そこへ…》
「みんな とんでいっちゃいましたねえ」がシュール笑
読了日:06月01日 著者:柴田 ケイコ

 
ちちゃこいやつちちゃこいやつ
★3.5 ほら穴の中にこもって出てこない“ちちゃこいやつ”に、「出てきて一緒にあそばねが?」と呼びかけるおおかみ。あの手この手で誘い出そうとするけど、全然誘いに乗らない。
オチは想像通りだけど、ダニエル・カールさんの山形弁での翻訳がユニーク。読み聞かせする時は、イントネーションが難しいかも?笑
読了日:06月02日 著者:ロブ・ハドソン

 
ぼくは犬やぼくは犬や
★4 ペク・ヒナの粘土造形による絵本。『あめだま』の男の子ドンドン一家の犬グスリ視点の話。相変わらず造形の迫力も凄いし、お話も面白かった。「そっちか〜い!」とか「ちょ、オイオイ!」とツッコミ入れたくなる展開が面白い。犬が主人公で絵面もかわいいので、『あめだま』より好きだなぁ。
読了日:06月02日 著者:ペク・ヒナ

 
ねえねえ あのね (講談社の創作絵本)ねえねえ あのね (講談社の創作絵本)
★3.5 しもかわらゆみさんの絵本。繊細でリアルな描写の動物達がかわいい。
《ヒヨコがネズミさんに「だいすきよ」と耳打ち。ネズミさんは嬉しくて、今度はアヒルさんに…》と「だいすき」の伝言ゲーム。赤ちゃん向けの他愛ないお話だけど、喜ぶ動物達がとにかくハッピーでかわいい!
読了日:06月02日 著者:しもかわら ゆみ

 
でんにゃでんにゃ
★3.5 《ねこの電車、でんにゃが出発します。最初は「さかなや」に止まります…》
猫の好きな場所を進むでんにゃ。停車はちょっと長め。よく見ると犬も乗ってて、猫達のやる事にいちいちビックリしてる笑。終点で乗り換えると今度は…。ちょっとネコバスを彷彿とする。ネズミに逃げられた時の顔がシワシワピカチュウみたいで面白かった。
読了日:06月02日 著者:大塚 健太

 
おじさまと猫 (5) (ガンガンコミックスpixiv)おじさまと猫 (5) (ガンガンコミックスpixiv)
★4 《ふくまるが脱走し迷子になる。ペットショップで一緒だった黒猫を見かけて、追いかけようと飛び出してしまう。彼もまた迷子猫で、野良猫とケンカになり怪我をしたところを、ふくまるを探す神田先生が発見。猫の捜索は時間が勝負。ふくまるを探すべきかー》
目の前の弱った猫を見過ごすことはできないけど、もし今ここを離れたら、ふくまるを見つける可能性を逃すかもしれない。でもやっぱり見捨てられないよね。黒猫(モジャ)も、ふくまるも、無事帰れて良かった。ケンカ相手の野良君まで、ちゃんと帰れる家があって救済されたのはお見事。
読了日:06月16日 著者:桜井 海

 
おじさんはカワイイものがお好き。(4) (ポラリスCOMICS)おじさんはカワイイものがお好き。(4) (ポラリスCOMICS)
★3.5 猫愛も周りへの気遣いも空回りする不器用すぎる鳴戸課長、だんだん気の毒になってきた…。小路さんの甥っ子真純と知り合って、ちょっと内面の良さも出てきたかも。/パグ太郎と遭遇して記憶が飛んだ小路さん分かるし可愛い/それにしても真純くんいい子すぎない?
《料理教室体験/鳴戸課長、真純と出会う/プレミアショー当落発表/推しカラーを探せ/プレミアショー当日/真純の謎の知り合いは誰?/番外編(大掃除/タピ活)》
読了日:06月17日 著者:ツトム

 
聖☆おにいさん(18) (モーニング KC)聖☆おにいさん(18) (モーニング KC)
★3.5 仏教でもキリスト教でも猫はわりと受難なんだな…。女好き(男も?)なゼウスさんがちょこちょこと登場していいネタになってた。
《トリックアート展へ/お中元に悩むアナンダ/マーラのお気に入りアクセ/黒猫が来た/『悟れ!アナンダ』最終回/神馬の交流会/恵比寿さんちに初詣/無痛分娩の是非?!/ナルキッソスに恋人を?》
読了日:06月22日 著者:中村 光

 
視えるんです。 ミミカのとおの物語 (幽BOOKS)視えるんです。 ミミカのとおの物語 (幽BOOKS)
★3.5 「視える」著者が遠野物語の舞台を旅したコミックエッセイ。妖怪を訪ねるというよりは、神仏や人々の慣習など、伝承が生まれた遠野という土地の背景を感じ取っていた様子。河童や座敷わらしに会えたわけではないけど、あちこちで不思議な存在を見たり感じたり。セーラームーンみたいな女神様は不謹慎ながら笑ってしまう。奇跡の一本松を訪ねて被災地にも足をのばし、一本松の言葉を聞いている。神仏とか樹木の魂とか幽霊とか、本当にそんな存在があるのかな、ちょっと信じてみたくなるような、優しかったり切なかったり怖かったりする話。
読了日:06月22日 著者:伊藤 三巳華

 
尾道ねこ町さんぽ道尾道ねこ町さんぽ道
★3.5 広島(市?)在住の作者が尾道を紹介する旅コミックエッセイ。尾道は年に数回は行くので、ほぼ知ってる場所。観光客が行きそうな場所やオシャレなお店がほとんど。そのルートだとそこは通らないのでは…とか、これ全部2〜3時間で回れる?とか、そこまで行って市立美術館はノータッチ?とか、知ってるだけに少々気になる点も。このままを真似して歩くのはおススメしないかも。お酒が飲めないし近すぎて宿泊はしたことがなかったので、夜の尾道は興味深かった。千光寺の売店の客引きの圧が凄いのは分かる笑。
初めて観光した人が描いているならこれで充分だけど、広島に住んでて10数年前から尾道のトリコ、とまで書かれているので、それにしては表面しか触れてないのでは?とちょっと厳し目に見てしまった。タイトルには入ってるけど、特別猫がどうこうではないし(猫の町なので遭遇はするけど、それだけ。猫の名が付くお店巡りはしてる)、猫好きとしては拍子抜けしちゃったのもある。
読了日:06月22日 著者:柏木 きなこ

 
90歳セツの新聞ちぎり絵90歳セツの新聞ちぎり絵
★4.5 90歳のセツさんが、2019年元日から始めた新聞ちぎり絵作品集。センスの塊。色紙ではなく新聞のカラー印刷ページなので、写真の絵柄やグラデーション、文字などを、抜群のセンスで効果的に配置している。山の写真を使ったブロッコリーの立体感。栗の光沢感。生のイカの表皮の細かい斑点は何の写真だろう?群衆の写真や鹿の絵なども紛れ込んでいるけど、作ってる時は夢中で「素材」として見ているから気づかないとか。老眼鏡も使わず裸眼で作ってるとか。とにかく色々凄い。
読了日:06月22日 著者:木村 セツ

 
猫のようなナニカ猫のようなナニカ
★3.5 タイトルそのまま、猫のような見た目だけど猫じゃない何か、を拾った男の子の話。真っ黒の長毛種のようだけど、手足がない、天井に張り付く、首輪はすり抜ける、サイズも自由自在、目からビームが出る。よく考えたら怖い要素ばかり、でも懐いてるしなんだか可愛い。飼いたくなっちゃう。
読了日:06月22日 著者:アヅミ イノリ

 
猫を拾った話。(1) (KCデラックス)猫を拾った話。(1) (KCデラックス)
★3.5 《ちょっと疲れた会社員のイガイさんが、弱った3本足の子猫を拾う。ところがそれは、猫じゃなかった?!》
みるみる巨大に育ち、単眼で、口には触手、手のような尻尾で呼吸…と怪物じみていてどう見てもホラーなんだけど、甘えんぼで賢くて、不思議と可愛く見えてくる。異形の「ねこ」(←名前)に時々引きながらも、愛情を注ぐイガイさんも、ねこに救われてるし、拾う前より幸せそうで和む。設定は『猫のようなナニカ』と被るんだけど、全然別物になってる。どっちが先か知らないけど、両方凄い。
読了日:06月23日 著者:寺田 亜太朗

 
切らずに1枚で折る 爬虫類・両生類折り紙切らずに1枚で折る 爬虫類・両生類折り紙
★4 折り紙(を折ってもらう)にはまっている姪っ子の「ウーパールーパー折って!」というリクエストに応えるために借りてきた。難易度高め。ウーパールーパーの難易度は中程度(★4)くらいだけど、難しくて何度も心折れそうに…。折り図の先の形を見ながら「こういうことか?」と試行錯誤して何とか折れた。姪っ子には大ウケ。難しいだけに完成度高いです。あと一番星の少ないオタマジャクシ(★2)とカエル(★4)も折ってみたけど結構しんどかった。かわいいから(爬虫類系わりと好き)他のも折ってみたかったけど、ギブアップ。
読了日:06月28日 著者:フチモト ムネジ

 
[新版]トーベ・ヤンソンのムーミン絵本 さびしがりやのクニット (講談社の翻訳絵本)[新版]トーベ・ヤンソンのムーミン絵本 さびしがりやのクニット (講談社の翻訳絵本)感想
★3.5 『人生の1冊の絵本』で紹介されていたムーミン絵本。
《さびしがりやで怖がりな、ひとりぼっちのクニットは、夜の怖さに耐えかねて、家を飛び出し旅に出る。行く先々で出会う生き物達(ムーミンでおなじみの面々、ヘムレンさんやスナフキン、ミイなど)にも、物怖じして物陰から見ているだけ。ある時浜辺で小瓶に入った手紙を見つけ…》
手紙の女の子のSOSに、勇気を出すクニット。それまでのクニットは、人の輪に入って行けない人見知りって感じで、ちょっと共感。自分を変えるきっかけが、誰かのため、というのがいい。 
ところで「はい虫」って何だろう?見た目はどう見ても人間っぽいのに。ヤンソンの世界観は不思議だ。
読了日:06月28日 著者:トーベ・ヤンソン

 
おんなじ だあれ?おんなじ だあれ?
★4 しもかわらゆみさんの赤ちゃん絵本シリーズ。今回は覗き穴?が付いてる!ページに開いた二つの穴から見える、小さな手や目など動物達の体のパーツ。よく似たパーツだけど、誰のだろう?意外な動物がパーツだけ見るとそっくり!だったりして、大人も楽しい。 /図書館で借りたら、穴の所が本の補修用の透明テープであらかじめ塞いであった。子供はこういう穴があると指を入れて破りがちなので、いい方法だな。家でも破られる前に貼っておくといいかも。
読了日:06月29日 著者:しもかわら ゆみ

 
うちの ネコが きらいです (児童図書館・絵本の部屋)うちの ネコが きらいです (児童図書館・絵本の部屋)
★4 ジンジャーとフレッド、2匹の猫と暮らす男が語る2匹の困ったところ。イタズラしたり、邪魔したり、ついには家の中がめちゃくちゃ!でも猫好きなら分かってる。そういう所も許せちゃうのが猫。叱った後のくだりが本当、笑ってしまう。「やっと許してくれたんだ」いやいや、どっちが怒ってたんだっけ?笑。こうなると結局全部、のろけみたいなもんですよ笑。タイトルにも、(ある あいの ものがたり)って書いてある!
読了日:06月29日 著者:ダヴィデ カリ

 
3月のライオン 15 (ヤングアニマルコミックス)3月のライオン 15 (ヤングアニマルコミックス)
★3.5 零とひなの恋は牛歩の歩み。結局返事は貰ったのかどうか?あかりさん争奪戦は林田先生一歩リードか?というか島田さん出番ゼロですか?!登場人物(特に対戦相手)が増えすぎて、間があくと誰だか分からなくなってきた。将棋の方も派手な展開はなく、しかし零は勝ち進みながらもちょっと精神的に危なっかしい。林田先生の「そのおにぎりは絶対に手放すな」は痺れた。田中七段が将棋だけに打ち込めていたら。もっと上に行けたかもしれない。でもその人生は幸せだろうか?それと同じだ。/ブンちゃん、お疲れさま。安らかに…
読了日:06月29日 著者:羽海野チカ

 
ねこねここねこ (グラビアンスキーの絵本)ねこねここねこ (グラビアンスキーの絵本)
★4 ストーリーはなく、絵に散文詩のような言葉を添えた画集のような絵本。グラビアンスキーというポーランドの画家の作品。かなりざっくりとした筆使いなのに、柔らかな毛のフワフワした質感、目やヒゲ、爪などのシャープさ、躍動感…。猫の魅力が見事なまでに表現されていて、素晴らしい。描写をする上での足し算引き算が絶妙。こういう絵が描けたらなぁ。/道路上の絵だけは、危なすぎて見ててつらかった。
読了日:06月29日 著者:ブルノー=ホルスト=ブル

読書メーター

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ビギナーズラック!

2020-07-02 | 雑記
ファミマに寄ると、すみっコぐらしの可愛いぬいぐるみなどがディスプレイされていて、どうやら一番くじの景品らしく。

姪っ子がすみっコぐらしが大好きな影響で、一緒に映画も観に行ったりしてるうちに、好きになりました。

しかし、私はくじ運が悪い。
自分で引くタイプは特に引きが悪い。
なので、その日は手を出さずに帰宅。

一番くじというものがあることは知っていたけど、詳しくは知らなかったので、検索してみたら、ハズレなしなのですね。
一番下の賞でも、タオルハンカチが当たる。
これで1回650円なら、引いてみてもいいかも。

そこで翌日、再び仕事帰りにファミマへ寄って、初チャレンジ。

そしたらば!

なんとC賞の「とんかつ」さんのぬいぐるみが当たりました!!




かわいいいいいいい
うちの猫もかわいいいいいいい

ビギナーズラックでした!
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2020年5月に読んだ本

2020-06-06 | 本と漫画の話

5月は丸々出勤自粛でした。
週に1日程度、事務処理等のため出勤するだけで、外出もなるべく控えて家に缶詰でした。
緊急事態宣言も解除され、6月からは通常出勤になり、なまった体がすぐには戻らず、ちょっとしんどいです。

図書館が、予約本の受け取り&返却のみから、緊急事態宣言解除後には、館内の閲覧可(座席使用不可)⇒通常開館に段階的に戻り、書架の本を実際に見て選べるようになったので、5月後半は、久しぶりに絵本をたくさん借りました。
制限中は、予約した本しか借りられなかったので、貸出数が大幅に減少して、それまで貸出中だった本が大量に返却されたせいか、本が書架に収まり切れず、臨時で何台もテーブルを出して並べてあるのが壮観でした。
しかし書架から溢れた分がどこに並べてあるのか、探しにくくて参りました。早く貸出が回復して、いつもの図書館に戻ってほしいです。


5月の読書メーター
読んだ本の数:19
読んだページ数:2222
ナイス数:185

オオカミがとぶひ (こどもプレス)オオカミがとぶひ (こどもプレス)
★3.5 《今日は風が強い/だってオオカミが駆け回っているから》男の子の豊かな想像力がビジュアル化されていく。画面いっぱい、大迫力。パワフルな絵に圧倒される。
読了日:05月03日 著者:ミロコマチコ
 
ちいさなこいのぼりのぼうけん (行事のえほん)ちいさなこいのぼりのぼうけん (行事のえほん)
★3.5 子供の日を前に鯉のぼりにハマった姪っ子のために借りてみた。幼稚園の子ども達が折った折り紙の鯉のぼりが幼稚園を抜け出して…。可愛いお話。最初に鯉のぼりの折り方が出てくるので、実際に折って大喜び。5月下旬になってもいまだに会う度「鯉のぼり折って!」と言ってくる。女の子なのにこれほどの鯉のぼり好きは、広島県民としての血(カープファン)が騒ぐのだろうか笑。
読了日:05月03日 著者:岩崎 京子
 
猫の菊ちゃん猫の菊ちゃん
★3.5 老夫婦と猫の菊ちゃんの日常を描いたコミックエッセイ。筆ペンで描いたような絵のテイストもゆるい。twitterで時々読んでいた時は気付かなかったけど、表紙の菊ちゃんは、うちの三毛猫さんと模様がよく似ている。(全身で見ると違うけど)それで思わず購入。派手な事は起きないけど、まったりしてて良いです。しかし!『恐怖!耳そうじ』の話の妄想ページは突然のホラーで、ホラー耐性ある方だけど、めっちゃ怖かった…。というか気持ち悪かった。あんなに可愛い猫がタタリ神化なんて、想像でもイヤーーー!!
読了日:05月04日 著者:湊文
 
3本足のしじみちゃん (ホーム社書籍扱コミックス)3本足のしじみちゃん (ホーム社書籍扱コミックス)
★3.5 twitterで書籍化の宣伝の試し読みを見て購入。虐待により右前足が壊死した状態で保護された猫・しじみちゃん。でも人好きの甘えんぼさん。保護猫カフェで運命的な出逢いをして天道家へ。猫初心者さんがいきなり3本足の子って大丈夫かな?と思ったけど、しじみちゃんは運動能力特に支障なく、元気いっぱい。飼い主さんメロメロで微笑ましい。ところで虐待するやつは同じ目に合うがいい。
読了日:05月04日 著者:天道 グミ

はぴはぴ くるねこ 6はぴはぴ くるねこ 6
★3.5 くるねこ家の日常編、一時預かりの胡ぶん編、ポッちゃん番外編。日常編では、ひとまず闘病中の子がいなくなって、毎日の投薬や通院のルーティンなどがなくなったけど、ふとした瞬間にルーティンを思い出すことで不在を実感してしまう場面が切ない。オレちゃんこと胡ぶん編は、とにかくオレちゃんがおバカっぽくて懐っこくて可愛い。寝顔は反則www。ポッちゃん編は、また泣かせにかかるー。黒い子って爪も黒いんだね。そりゃそうか。飼った事ないから知らなかった。 たまーにヒミツさんが登場するのでふと気になったけど、旦那さんの仕事部屋?とかヒミツさんの居住空間が間取りにないなぁ。文字通りヒミツの部屋があるのかな笑。
読了日:05月04日 著者:くるねこ 大和
 
銀の匙 Silver Spoon (15) (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon (15) (少年サンデーコミックス)
★3.5 卒業とともにきっぱりと完結。受験で影の薄くなってる八軒や相川君www。お父さんとも何となく折り合いがつくようになり、人柄が分かってくると、なんだ強面だけどこの人親バカ(&孫バカ)だな?笑。それぞれの進路も決まって、それぞれの道を歩き出した仲間達。駒場は何を始めたんだろうと思ってたら、予想外すぎて気持ちが追いつかんかった(汗)。最後がちょっと急展開のわりにサラッと済ませてしまった感があるけど、ひとまず大団円というところ。10年後20年後の八軒達も、番外編って感じでいいからちょっと読んでみたいな。
読了日:05月10日 著者:荒川 弘
 
陰陽師 女蛇ノ巻陰陽師 女蛇ノ巻
★4 道満の出番も多かったし兄弟子の保憲や露子姫、蟬丸法師も久々に登場したりして変化に富んだ賑やかな?巻。巨大な猫又に半跏坐で乗って登場する保憲様、素敵だ。仏像界屈指のイケメン東寺の帝釈天を連想した(あれは象に乗ってるけど)。もっと登場してほしい。印象的なのは死相を見る僧・登照の話。なぜ死相を見、的中するのか。晴明の解明した意外な真相に何とも複雑な気分に。
《傀儡子神/竹取りの翁/さしむかいの女/狗/土狼/墓穴/にぎにぎ少納言/相人/塔/露子姫/月を呑む仏/蟬丸》
読了日:05月11日 著者:夢枕 獏
 
私は幽霊を見ない私は幽霊を見ない
★3.5 「私は幽霊を見ない。見たことがない。だけど筋金入りの怖がりだ」という著者が、怪談実話を連載することになり、怖い話、不思議な話を蒐集。旅先で出ると言われるホテルに泊まったり、廃墟探検(ただし昼間)までするけど、本人はやはり体験できず。蒐集した話も、それほど怖いエピソードはなく、怖い怪談を期待すると肩透かしなんだけど、何とか連載のネタを得ようという必死さとか怪談を聞く経緯などの文章が面白くて、エッセイとして普通に楽しめた。エア猫を飼っている、という時の本気かどうか曖昧な感じが一番ゾッとするかも。
読了日:05月12日 著者:藤野 可織
 
にじいろのさかな (世界の絵本)にじいろのさかな (世界の絵本)
★3.5 地元の美術館で展覧会がありポスターをよく見かけたけど読んだ事がなかったので。
《虹のように様々な色とキラキラ輝く鱗を持つ美しい魚。他の魚から「にじうお」と呼ばれ、一緒に遊ぼう、と声をかけられても、自分は特別、と得意になって知らん顔》
実際にキラキラする加工が施された絵が綺麗。鱗を分けて、みんなキラキラする最後のページは、視覚的にもキラキラが画面全体に広がって輝く。良くできてるなぁと思った。
読了日:05月17日 著者:マーカス・フィスター
 
おすわり どうぞ (講談社の創作絵本)おすわり どうぞ (講談社の創作絵本)
★5 『ほしをさがしに』のしもかわらさんの絵本、知らない間に著書が増えてた。繊細で柔らかなタッチで描く動物達、リアルなんだけどすごく可愛らしい。お話も可愛い!
《ねずみさんのイスは 小さな丸いキノコのイス。ちょこんと座って ね、ぴったり/りすさんのイスは…》
とだんだん大きくなっていって、さらにその先がまた可愛い。読んでて目尻が下がりまくりの癒されまくり。
読了日:05月17日 著者:しもかわら ゆみ
 
重版出来! (14) (ビッグコミックス)重版出来! (14) (ビッグコミックス)
★3.5 《中田伯の様子がいよいよおかしくなる。ピーヴは一時休載に。過去に同じような状況に陥り飛び降りた作家がいたことから、荷が重すぎる、と担当を外され凹む黒沢。一方書店員の河さんはリストラに合う。求職活動中に色々葛藤しながらも、自分で書店を開くことを決める。本を通じた仲間の協力で書店がオープン!その姿を見て再び前向きになった黒沢。その矢先、編集長が異動に》 
書店と出版社を繋ぐ謎の存在、取次。独特の販売システムにはそういう意味があったのか。ネットのおかげで個人でも取次と取引できるシステムができ、個人で小さな本屋を開いたり、本屋以外でも本を少しだけ扱うなどできるようになったと。書店が潰れていく現実もあるけど、こういう細分化した形で紙の本を生き残らせる方法も生まれているんだなぁ。
読了日:05月18日 著者:松田 奈緒子
 
濱地健三郎の霊なる事件簿 (幽BOOKS)濱地健三郎の霊なる事件簿 (幽BOOKS)
★3.5 霊が関係すると思われる事件や問題を解決する「心霊探偵」の短編ミステリ。思ったよりホラー感は薄く、あっさりした読み口。探偵は年齢不詳の紳士的な人物で、何事にも全く動じない。助手は元漫画家志望の女性で、霊感はないけど聴き取りで似顔絵が描ける、という便利な人物で、彼女も割と肝が据わっている。この2人なので怪異が起きてもサラッとしていて、むしろ普通のミステリより落ち着いているかもしれない。ちょっと物足りない感じもするけど、不可解な事を霊でしたで済まさず、ちゃんとミステリとしても成立しているのはさすが。除霊バトルなど派手な展開はなく、説得で解決しちゃうという濱地のスタンスも淡々としている理由かな。
【各話あらすじ】夫が最近急激に弱っていると相談に来た女性。夜中にうなされている夫の上に女の霊を見た、という『見知らぬ女』/精神的に弱ると壁の模様が黒い孔に見えてくる男。殺された娘が夢枕に立った、犯人を見つけて欲しい、という依頼者『黒々とした孔』/無人となった隣家に侵入した人が立て続けに中で倒れ、おばけ屋敷と呼ばれるという『気味の悪い家』 /一緒に旅行して以来、急に彼女に冷たい態度を取るようになったが、本人は変わらず愛情を持っており、自分の変化に困惑していた『あの日を境に』/現場での目撃証言があるにも関わらず、別の場所でも複数の明確なアリバイがある殺人事件の容疑者『分身とアリバイ』/子供がある時から家に何かいると怯えるようになった。依頼者の家は複雑な人間関係で『霧氷館の亡霊』/以前手掛けた案件のその後が気になり、立ち寄る事にした濱地。村人に再会すると、怪異が再び起き始めたという『不安な寄り道』
読了日:05月24日 著者:有栖川 有栖
 
広島妹 おどりゃー! もみじちゃん!! (2) (角川コミックス・エース)広島妹 おどりゃー! もみじちゃん!! (2) (角川コミックス・エース)
★3.5 広島マンガ。親の再婚で兄妹になった東京の子と広島の子がカルチャーギャップに驚きながら仲良くなっていく。2巻はカープや広島観光(福山ガッツリ!笑)、原爆の話まで盛り沢山。絵柄は苦手だったけど、ご当地ネタ満載で面白かった。
《カープ観戦/ギャルの友達染野さん家へ/ホームシック/兄妹トークに混じれない銀山君、瀬戸内さんに擬似兄妹ごっこを依頼/離婚の危機?/夏休み、広島帰省のために赤点回避!/広島案内/友達一同も広島へ!瀬戸内さんの地元・福山で途中下車/ヒロシマを学ぶ/合流して宮島観光/似てない兄妹?》
作者が福山出身なので、福山出身の女の子(瀬戸内さん)がいて準レギュラーとしてかなり福山の話(自虐含む)をしてくれるのが嬉しかった。広島あるある本では、福山ネタが少なく(「福山は岡山」がネタ化しているくらい文化が違う)、福山民には分からないネタもあったりして寂しく感じていた点を埋めていただいた。
読了日:05月24日 著者:つくしろ 夕莉
 
どうぶつクッキーどうぶつクッキー
★3.5 木版画で描く食べ物が素敵な彦坂有紀さんの絵本。今作はクッキー。木版の質感がクッキーにしっくりくる。小ぶりサイズの赤ちゃん絵本で、細かいストーリーはないけど、動物の鳴き声の繰り返しなど興味を引きそう。
読了日:05月25日 著者:彦坂有紀 もりといずみ
 
おにゃけおにゃけ
★4 《猫のおばけ「おにゃけ」が噛み付くと、みんな猫の形になってしまう。街の建物も果物も動物も、あちこちで「ニャブリ!」》
おにゃけのイタズラにみんな怒って追いかけるけど、飛んでスルリと逃げてしまう。向かう所敵なし?と思いきや…。最後のオチも面白い。
読了日:05月25日 著者:大塚 健太
 
いたずらのすきなけんちくかいたずらのすきなけんちくか
★3.5 大阪・中之島にできた「こどもの本の森」を舞台にした絵本。兄妹が訪れた「本の森」で、建築家のおじさん(安藤忠雄)と出会う。一見無駄な目的のない空間、そういうものが一番面白い、という考え方や、建築家の仕事について、子供にも分かるように話してくれる。安藤忠雄の建築は、美術館などアートと親和性が高いイメージだけど、図書館はどうなんだろうか。子供向けの書架って低く作ってあるのが普通だけど、ここは高い天井の上まで本が並んでいるみたい。上の方はどうやって取るんだろう?何か工夫があるのかな。行ってみたいなぁ。
読了日:05月25日 著者:安藤 忠雄
 
ゾウは おことわり! (児童書)ゾウは おことわり! (児童書)
★3.5 《ぼくのペットは小さなゾウ。ある日ペットと一緒に集まるパーティーにゾウくんを連れて出かけると、ドアに「ゾウはおことわり!」という看板がかかっていて…》
優しいお話。様々な変わったペットを飼っている子が集まってくる。スカンク、ペンギン、コウモリ、アルマジロetc.イッカクまで!画面が賑やかで楽しそう。
読了日:05月25日 著者:リサ マンチェフ
 
ちいさいきみとおおきいぼく (ポプラせかいの絵本)ちいさいきみとおおきいぼく (ポプラせかいの絵本)
★4.5 好き。ざっくりした描線のシュールな絵柄も、ストーリーも。
《丘の上の木の下に大きいオオカミがひとりで住んでいた。ある日そこへ小さなオオカミがやってきて…》
一人で平気だったのに、別の誰かが現れて、最初は戸惑うけど、いなくなってみると孤独を感じ…という、展開としてはお馴染みではあるんだけど、いいよね。普遍的なテーマ。
読了日:05月25日 著者:ナディーヌ ブラン・コム
 
ぶきみなよるのけものたちぶきみなよるのけものたち
★3.5 《夜、スカンクがフクロネズミを見つける。「何してるの?」「隠れてるんだよ」「不気味な夜の獣がうろついているからさ」そこへ不気味な声が聞こえてきて…。次々逃げてくる動物達。夜の獣の正体は?》
なあんだ、と一安心、からの。最初はパラパラと流し読みして、2回目でフクロネズミが度々災難にあっているのに気付いて苦笑い。
読了日:05月25日 著者:ジアナ マリノ

読書メーター

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2020年4月に読んだ本

2020-05-22 | 本と漫画の話

新型コロナの影響で、4月後半はほぼ自宅待機でした。この機に読書量が増えるかと思いきや、図書館は予約図書の受取と返却のみの対応となり、書店に行くのもなるべく控えていたりと、案外読めなかったです。

5月も半ばを過ぎて、やっと収束の兆しが見えてきました。職場も6月から再開します。すぐに通常の暮らしに戻れるわけではありませんが、このまま第2波などなしで収束できるよう、油断せず感染拡大防止を続けないといけないですね。


4月の読書メーター
読んだ本の数:15
読んだページ数:2512
ナイス数:196

鬼灯の冷徹(29) (モーニング KC)鬼灯の冷徹(29) (モーニング KC)
★3.5 ちょっとマンネリ気味だけど安定的な面白さ。獺と猫又が化けたシロが可愛かった。
《シロと知り合った獺の熱燗と猫又の冷は鬼灯のもとに案内される『ムジナイヌ』/ミキマキは現世ロケで山姥の営む旅館へ『仕事ができる奴は大概何かの真性』/八大へ不満を向ける八寒の長老を接待『接待』/ハロウィンで盛り上がるアメリカのゴーストハウスへ『凶霊の日』①②/地獄の庁合同新年会でキャラ爆発『補佐官集合』/神木の精霊なので動けない太山庁の補佐官を訪問『ナンジャモンジャの御柱』 /サタン王からの無茶振りでギャルゲーを作る『難易度エクストリーム』/衆合の裏街で「ニンジンか?」と聞くと怪しい薬が買えるという噂『噂の種火』
読了日:04月06日 著者:江口 夏実
 
いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(3) (モーニング KC)いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(3) (モーニング KC)
★3.5 この巻は大体時系列になってて読みやすかった。1度目の勤務が終わり、待機期間中に漫画を描いて持ち込みなどをしていた時の話から。持ち込み原稿が賞を取り連載が決まったタイミングで、フクイチの仕事のオファーがあるも、身動きが取れず断ることに。1巻が出て、少し行き詰まった頃、待ちに待った次のオファーが来て、再びフクイチへ。前回以上に線量の高い、1号機、3号機の原子炉建屋内の作業を経験する。被曝量を少しでも抑えるため、現場レベルで作業員達が知恵を絞り創意工夫をしているのが興味深かった。
2014年時の現場経験の記録を最後に、3巻で一区切り。続刊は出ていない。その後もフクイチへ行っているのだろうか?
読了日:04月06日 著者:竜田 一人
 
いろはにちへど おかわり  限界かあちゃん いつまで育児の山登るいろはにちへど おかわり 限界かあちゃん いつまで育児の山登る
★3.5 育児コミックエッセイ。著者は女の子二人のお母さん。男の子だとまた違った大変さがあるだろうけど、女の子ならではの大変さがあったりして、子育ては毎日が大忙し。何をするにも自分のペースでは物事が進まない、ハプニングばかりの毎日って感じで、ストレスも溜まるだろうし、自分の体調がどんなに悪くても、放り出して逃げることもできない。お母さんってスゴイなぁ。もちろん子供は可愛いしハッピーもいっぱい。大変なことも面白おかしく漫画に表現してあって、これを読んで笑いながら救われるお母さんもいるんじゃないかな。
読了日:04月06日 著者:ナナイロペリカン
 
人生の1冊の絵本 (岩波新書)人生の1冊の絵本 (岩波新書)
★4 絵本の普及活動に注力しているノンフィクション作家の絵本紹介エッセイ。80を超える年齢を感じさせないほど感性や文章が若々しく感じられるのは絵本の効用だろうか。新書なので紹介される絵本の書影がモノクロで小さく表紙のみなのは残念だけど、ストーリーはもちろん、絵の魅力も伝わるように書かれている。テーマによっては少し堅苦しいかも。子供のうちに絵本や自然などにたくさん触れることは重要だと思うし、大人も何か気付きがあったり、心が安らいだりと、絵本から得られるものがたくさんある。たった数分の読書で。絵本最強!
読了日:04月07日 著者:柳田 邦男
 
ともみさんとのりまき  (1) (バーズ エクストラ)ともみさんとのりまき (1) (バーズ エクストラ)
★3.5 主人公が違うけど『早乙女くんとQちゃん』とちょっとリンクしてる猫漫画。ともみさんは、富錦部長の奥さんの妹。なので富錦部長が時々登場。この人なんか好きだから嬉しい。内容自体は他の作品と変わらず猫の話なので、正直くるねこや早乙女くんと分ける必要性はなさそうなんだけど、そこは媒体が違うという大人の事情かな。のりまきちゃんだけの時より、もう1匹増えてから(すぐ仲良くなって裏山)の方が賑やかで変化も出てきた。個々のキャラが固まってきたらもう少し盛り上がってくるかな。
読了日:04月13日 著者:くるねこ 大和
 
猫君猫君
★3.5 《20年生きた猫は猫又になる。猫又になりかけのみかんは、20歳目前で長年可愛がってくれた飼い主お香を亡くし、お香を取り殺したと誤解され追われる身に。逃げ込んだ吉原で猫又の先輩に会い、新米は「猫宿」で修行すること、江戸の猫又が6つの陣地に分かれて勢力争いをしていることなどを聞かされる》
伝説の猫又“猫君”がそろそろ現れるとの噂で不穏な各陣、そこから集められた20匹の新米猫又達。猫宿の長や師匠の和楽は歴史上の人物だったり、盛沢山。みかんは様々な試練を知恵で乗り越える。猫の学園物って感じ。みかんが賢くて勇気もあって優等生的なキャラで、ライバルさえもどんどん味方にしていく。可愛いんだけど、チートすぎてちょっと展開が面白味に欠けるかも。あと、会話の頭に「みゃん」とか付くのがあざとく感じて読んでて気が散った。
読了日:04月17日 著者:畠中 恵
 
陰陽師 玉兎ノ巻陰陽師 玉兎ノ巻
★3.5 巻数表記がないから、どこまで読んだか分からなくなり、シリーズの続きを読みそびれていた。久々に再開。晴明と博雅が相変わらずで安定の面白さ。道満の一編は、あの道満にも忘れられない女性がいるだなとしみじみ。妖の中では、魃と異国の鬼の異形の描写が凄まじく、背筋がゾワゾワした。
《すぐ使用人を手にかける渡辺元綱。ある時庭にいた蛇を残酷に殺してからおかしくなった『邪蛇狂ひ』/藤原兼家が屋敷にいた珍しい黒い兎を捕えてみると、「ここから出せ」と人語を話し『嫦娥の瓶』/『道満月下に独酌す』 /親を失くし男にも捨てられた女が「昨夜観音様が来た」と言う『輪潜り観音』/猟師が山で捕らえたのは、青い衣を着た目の無い妖。都では空梅雨で干上がっていた『魃の雨』/乳母と二人寂しく暮らす女が、行き倒れの男を助ける。良くならないまま三月が経った頃、道満が現れ治せる方法を伝えるが『月盗人』/蟬丸と三人で月見をし楽を奏でているいると、天から斧が落ちてきた『木犀月』/ある女の枕元に女が立つ。その姿は日に日に鬼のように変化し『水化粧』/髪が突然白髪になり、目に泥が詰まり、腹から蟲が出て、と奇妙な病に憑かれた人の元へ、墩炳という老人が治せると訪ねてきて『鬼瓢箪』》
読了日:04月17日 著者:夢枕 獏
 
新久千映の まんぷく広島 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)新久千映の まんぷく広島 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
★3.5 『ワカコ酒』の作者が、地元・広島のグルメを食べ歩き。ド定番のお好み焼きや牡蠣、アナゴ、ご当地麺にイタリアンなどジャンルごとに3〜4軒紹介。たかぎなおこさんのコミックエッセイでお馴染みの、大食らいの編集・加藤さんも登場しててビックリ(出番は少なめ)。どこも美味しそうなんだけど、ワカコ酒やたかぎさんの漫画ほど唆らない気がするのはなぜだろう。広島だから行こうと思えば行けるのに、行ってみたいと思うお店が少なかった。料理数品をまとめて描いてあって、漫画で1品1品を味わってる描写が薄いのかな…?
読了日:04月18日 著者:新久 千映
 
デキる猫は今日も憂鬱(3) (ワイドKC)デキる猫は今日も憂鬱(3) (ワイドKC)
★4 前巻が面白いけどちょっとマンネリっぽい雰囲気もあって、続き買うの迷ったけど、面白かった。社員旅行で外泊になって、調子が狂ってお互いに恋しくなってる幸来と諭吉がかわいい。特にお留守番の諭吉の可愛さよ!幸来の匂いのするクローゼットに詰まる所とか、電話越しのゴロゴロとか、たまらんっ…!!いつも一緒だと家での展開が同じパターンになっちゃうので、離れて過ごさせるというのは良かった。スマホで読み込むと飛び出してくるAR諭吉も楽しみました♡立体化され動く姿を見ちゃうと、ますます本物が欲しくなる笑。
読了日:04月19日 著者:山田 ヒツジ
 
きょうから ほいくえんきょうから ほいくえん
★3.5 ゾウさん大好きな姪っ子に。今日から保育園に行くワニの坊や。先生がゾウさん。ブタ、猫、鳥、カエル、サルのお友達。初めての保育園の一日。預けられる時には泣いて、園内では絵本を読んでもらったりご飯食べたりお昼寝したりして楽しく過ごして、大好きなママのお迎え!とお話は他愛なくて、どの子も当てはまるような一日。ただ個人的には絵が微妙…。特にゾウのキバ。どこから生えとんねん!!と気になって気になって。単純化した絵だし、厳密に正確に描けとは思わないけど、ほっぺの真ん中から生えてるのはなんか怖くて無理でした。
読了日:04月19日 著者:エヴァ・モンタナーリ
 
銀の匙 Silver Spoon 14 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 14 (少年サンデーコミックス)
★4.5 間が随分開いたから、これまでの話や登場人物がなかなか思い出せず。レギュラー陣ですら誰だっけ?って感じ。でも真面目な話とギャグと、絶妙でやっぱり面白い。ばんえい競馬でピザの露店を出す&御影の大学受験。そして告白…つーか、君らまだ付き合ってなかったんかい!!笑。会社も会社らしく整ってきて進路も大体決まりだして、卒業間近になってからの急展開!!結局大学受験するんかーい!!やっぱり先の事を考えると、行ける時に行っとく方が良かったってことかな。でもすんなり進学するより目的が明確になったのは良かった。
読了日:04月20日 著者:荒川 弘
 
腐女子のつづ井さん2 (ピクシブエッセイ)腐女子のつづ井さん2 (ピクシブエッセイ)
★3.5 社会人になって友達と頻繁に集まれなくなってるけど、面白さはパワーアップしてる感じ。複数で集まって女子会的なノリでいる時より、個別に会って会話してるからか、友達それぞれの個性がはっきりしてきたのもいいのかな。学生時代はオタクだったのでオタク同士の会話が楽しいのはすごく共感できる。ただ腐女子度はここまでじゃなかったので、結構踏み込んだ会話がサラッと成立してるのが新鮮というか。オタク度が深ければ深いほど、何でもさらけ出せるようになるんだろうか。ポジティブなオタクは幸福度も高そう。
読了日:04月20日 著者:つづ井
 
全国 大人になっても行きたいわたしの絵本めぐり全国 大人になっても行きたいわたしの絵本めぐり
★3.5 全国にある、絵本がメインの個性的な本屋さんやブックカフェ、図書館、美術館etc.を紹介。特に大きな施設ではない個人店などは、それぞれにこだわりや思い入れがあり、なんというか、圧がすごい(悪い意味ではなく)。絵本って、独り占めしたくないというか、広めたくなっちゃうようなところがあるからかなぁ、どのお店も絵本の魅力を伝えたいという熱意が店づくりに表われている。もし機会があれば行ってみたい所もいくつか見つかった。
読了日:04月22日 著者:
 
オオイシさんオオイシさん
★4 巨大な石・オオイシさんが主人公のユニークな絵本。
《道路をならしたり、相撲の稽古の相手をしたり、漬物石になったり、大きさや重さを活かした様々なお仕事に駆り出されて大忙しのオオイシさん。ある日意外な仕事が舞い込んで…》
「意外な」って、確かに笑。しかも引っ張りだこになるし。ハプニングもなんのその、最後までほのぼのとした展開で、楽しく読めた。
読了日:04月28日 著者:北村 直子
 
ワタナベさんワタナベさん
★3.5 『オオイシさん』が面白かったので。鍋が主人公。
《ワタナベさんは鍋ひとつで料理を作る名人で、おでんにちゃんこにロールキャベツにカレーに、と次々にお客さんが来て大忙し。その日最後のお客さんがしたのは、意外な料理で、ワタナベさんは困ってしまうが…》
鍋だから、煮込み料理は得意だけど、という。でも何とか対応しちゃうワタナベさん。最後にワタナベさん流レシピもちゃんと掲載。展開としてはオオイシさんの方が変化球で面白かった。
読了日:04月28日 著者:北村 直子

読書メーター

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2020年3月に読んだ本

2020-04-03 | 本と漫画の話

先月分をつい最近やっとブログにまとめたところだったので、なんだか早い・・・

新型コロナ、ついにわが市にも感染者が出ました。が、外国籍の人で、来日して当地へ移動してきて感染発覚。
なんという貰い事故・・・。これから感染が広がらなければいいのですが。

仕事の方も、4月から再び開けたばかりですが、状況次第ではまた閉めることになりかねず、先の予定も中止や変更が多く、年度替わりも重なり、日々状況が変化するので大変です。


3月の読書メーター
読んだ本の数:15
読んだページ数:2135
ナイス数:268

ねこが おおきくなりすぎた (児童書)ねこが おおきくなりすぎた (児童書)
★4 《ローマイヤー夫婦は二人暮らしの寂しさから、仔猫を飼うことに。とても小さくて「チビ」と名付けた猫は、それからぐんぐん大きくなって…》
とんでもなく大きくなっていくチビ!夫婦は困惑しながらも、愛情は変わらないのが嬉しい。チビもゴキゲン笑。猛獣扱いで動物園に連れて行かれそうになっても、二人にとっては可愛い子供のような存在。このまま大きくなり続けたらどうなっちゃうんだろうとハラハラしたけど、まさかの展開で丸く収まった笑
読了日:03月01日 著者:ハンス トラクスラー
 
ルッキオとフリフリ はじめてのクリスマス (講談社の創作絵本)ルッキオとフリフリ はじめてのクリスマス (講談社の創作絵本)
★3.5 シリーズ2作目。猫絵本で2匹はとても健気でかわいいんだけど、いつもお腹を空かせている貧乏暮しな設定で、読んでて切ないのがちょっと辛い。今回もクリスマスに憧れて、2匹で材料を集めて「なんちゃってツリー」を作ってサンタさんのプレゼントを待つけど、ネズミ捕りの依頼に来たお使いの男の子に「こんなのツリーじゃない」「猫にサンタさんは来ない」と散々な言われよう。悲しい…。最後は報われるけど、この過程が辛すぎる…。
読了日:03月02日 著者:庄野 ナホコ
 
まめざらちゃん (MOEのえほん)まめざらちゃん (MOEのえほん)
★3.5 可愛らしくほのぼのする話。《新しく食器棚に仲間入りした豆皿ちゃん。食器達の楽しみは、盛り付けられたお料理をちょっとつまみ食いすること。豆皿ちゃんも出番を楽しみにしていたけれど…》
調味料や薬味ばかり盛り付けられて、しょっぱい!辛い!思いばかり。すっかりしょげて泣き出してしまう豆皿ちゃんが不憫。どうなるのかと思ったら、そうきたか!みんなハッピーでめでたしめでたし。
読了日:03月03日 著者:あさのますみ
 
いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(1) (モーニング KC)いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(1) (モーニング KC)
★3.5 福島第一原発(イチエフ)の廃炉作業に従事する作者の実録コミックエッセイ。東京出身の作者がイチエフで働くまでの過程も、なかなかハードルが高い。やっと採用されても、下請けの下請けの…って感じで、動員がかかるまで待機状態に。その間もちろん給料は出ない。やっと仕事をするようになっても、下請け下請けの中抜き繰り返しで手取りは僅か。復興のためにと志高く志望した人もこれでは心が折れそう。現場に入る労働者が一番リスクを負っているのに、仲介業者の懐にお金が入る仕組みは理不尽。復興事業にかける経費も膨れ上がる。
読了日:03月03日 著者:竜田 一人
 
怪談えほん (12) おろしてください怪談えほん (12) おろしてください
★3.5 怪談えほん11弾。有栖川有栖・作で楽しみにしていた。《道に迷って小さな駅に辿り着いたぼくは、町に戻るため列車に乗り込んだ。トンネルを抜けると、お客さんの様子がおかしくなって、周りは怪物だらけに…》
怪談の展開としてはオーソドックスなものだけど、絵の迫力が凄く、ラストの絶望感が際立った。不気味なクリーチャーだらけで、色合いや雰囲気は『怪人二十面相』などの少年探偵団シリーズの表紙のよう。おどろおどろしく怪しさ満点。これは怖い。有栖川先生らしく猫がいるのが唯一の和みポイント笑
読了日:03月08日 著者:有栖川 有栖
 
必死すぎるネコ ~前後不覚 篇~ (タツミムック)必死すぎるネコ ~前後不覚 篇~ (タツミムック)
★3.5 前作同様、ケンカ、遊び、狩りなどに夢中で必死な猫達の一瞬を捉えた写真集。必死なあまり変なポーズになってる瞬間が特に微笑ましく楽しい。全部が必死そうな写真ではなく、通常モードの写真も何割かは含まれる。海外(台湾とか?)の写真もあるようだけど、クレジットはないので撮影地不明なのが残念。
読了日:03月09日 著者:沖 昌之
 
乙嫁語り 5巻 (ビームコミックス)乙嫁語り 5巻 (ビームコミックス)
★3.5 双子の結婚式の話。1週間は宴会やってその後も披露宴とか、親戚だけでなく通りすがりの人まで宴に参加して人数が多いほど良いとか…本当に一生のメインイベントでこのために計画的に結納品や費用の準備してないと結婚もできない。そんな一大イベントにも、双子は落ち着きなく、本当見てて疲れる。サーム&サーミ兄弟振り回されっぱなし。後半はアミル一家の話に戻る。傷付いた鷹を保護するが…。あとお婆ちゃんがカッコいい!ヤギに乗って崖登りとは!!
読了日:03月15日 著者:森 薫
 
乙嫁語り 6巻 (ビームコミックス)乙嫁語り 6巻 (ビームコミックス)
★4 アミルの実家ハルガルの一族が、ロシアと繋がるバダンと手を組んで、アミル達の住む街を奪おうと襲撃する。バダンの裏切りで敵味方混乱するもアゼル達の機転で撃退に成功する。復讐の鬼と化した父を討ったのは…。相変わらずお婆様強し。ジョルクに逃げろと忠告されるも、嫁いだ身のアミルは断り、戦う事を選ぶ。街の女性達も声を上げてアゼルの窮地を救う。男性に従属的な立場の女性達も、いざという時は強く主張できる雰囲気なのはいいな。実家に関わる揉め事も一段落して良かった。
読了日:03月15日 著者:森 薫
 
乙嫁語り 7巻 (ビームコミックス)乙嫁語り 7巻 (ビームコミックス)
★3.5 アミル達の話から一旦離れて、スミスさんの旅先での話。絵柄までガラッと変わってあっさり風味。《裕福な家の妻アニスは幸せだが退屈で孤独を感じていた。乳母から「姉妹妻を持つべき」とアドバイスされ、女性の社交場でもある風呂屋へ。そこでシーリーンという女性と出会い心惹かれる》姉妹妻という風習があるのか…。正反対の二人が仲良くできるの、意外と難しそうだけど、二人とも根が純粋だから相性良かったのかな。妻のブッ飛んだ提案を受け入れる旦那もいい人すぎる。
読了日:03月15日 著者:森 薫
 
乙嫁語り 8巻 (ビームコミックス)乙嫁語り 8巻 (ビームコミックス)
★3.5 姉妹妻の後日談が1話。以後アミル達の話に戻る。襲撃を受けた街は大打撃。パリヤさんの家も崩壊し、アミルの家に間借りすることに。嫁入りのために準備してきた布も全部ダメになり、ウマルとの縁談も先延ばしに》刺繍が苦手なパリヤさんは焦るばかり。お婆様に弟子入りして一からやり直し。パリヤさんの場合は技術ではなく気の持ちよう。根気強く頑張ればできる子だった。でも不安で凹んでばかりのパリヤさん。空回りしがちなのが見ててハラハラ。いい子だし自信持っていいのになぁ。カモーラさんという友達ができたのは良かった。
読了日:03月15日 著者:森 薫
 
乙嫁語り 9巻 (ハルタコミックス)乙嫁語り 9巻 (ハルタコミックス)
★4 パリヤさんとウマル君、少しずつ距離が縮まる。ちゃんと気持ちも伝えられたし。ウマル君意外と大胆だしいい意味で変わり者。パリヤさんと合うのは、男ばかりの家庭で育ったからだったのか。あとは早く布支度をしなきゃだけど、相変わらず刺繍が苦手で進まない。でも友達も増えて、家も直って、仔猫まで迎えて、パリヤさんも少し落ち着いて元気が出たかな。
読了日:03月16日 著者:森 薫
 
乙嫁語り 10巻 (ハルタコミックス)乙嫁語り 10巻 (ハルタコミックス)
★4 弓を習うためアゼルのもとで修行を始めたカルルク。カルルクの目を通して、遊牧・狩猟民族の暮らしが描かれる。ワシを使った狩りも教わる。若くして結婚したカルルクに対し、アゼル達が結婚していないのは、嫁や家族を養えるだけの財産がないから。遊牧生活は先細りなのだろうか。後半は再びスミスさんの旅へ。そういえば案内人のアリも嫁を迎えるために稼いでいるんだった。目的地アンカラで旧友ホーキンズと会い新型のカメラを手に入れ、また戻るつもりのスミスは、タラスと再会する。タラスさんの旦那さん、いい人すぎるぞ。
読了日:03月16日 著者:森 薫
 
乙嫁語り 11巻 (ハルタコミックス)乙嫁語り 11巻 (ハルタコミックス)
★4 現地の写真を残すために、再びもと来た道を辿ることにするスミス。写真機の使い方や現像の仕方を練習したりして、準備を進める。アリとタラス、ニコロフスキも途中まで同行を買って出る。道中の街でブランコをするタラスさん、思いの外楽しそうで、弾けるような笑顔を見せる。今まで薄幸そうな表情で奥ゆかしい態度しか見せなかったけど、元々はこんな明るい一面もあったんだろうな。今後はタラスさんも心から楽しめる事が増えるのだろうか。
読了日:03月16日 著者:森 薫
 
腐女子のつづ井さん (MF comicessay)腐女子のつづ井さん (MF comicessay)
★3.5 腐女子の日常を描いたコミックエッセイ。彼氏がいなくても全然楽しそうなのが良い。異性という存在を全てそっち方向に捉えがちで、恋愛対象として見なくなってるのが凄いな。それで凹んだり卑屈になったりしてたら不幸だけど、全力で趣味を楽しんでて趣味を分かち合える友人もいて幸せなんだから、オタクじゃない人より余程人生を謳歌している。仕事とか家庭とかでストレスがあっても、それを吹き飛ばせる楽しみを持っている人は幸せだ。
読了日:03月23日 著者:つづ井
 
いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(2) (モーニング KC)いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(2) (モーニング KC)
★3.5 下請けから少しでも上の層への転職活動、寮を出るため住居探しなど、仕事そのものよりも「いちえふで働く」という事に纏わるアレコレが描かれる。比較的線量の低い管理棟での仕事ではなく、現場での作業に携わりたいという作者の希望もあり、なかなか一筋縄ではいかない。念願の現場作業は、高線量のため短期間しか働けないため、首都圏に戻っている間に漫画の取材を受けた話なども。取材者によって偏見があったり、「こういう話に持っていきたい」というバイアスがかかるのが生々しい。 中での作業についてはもちろん、趣味を生かして歌のボランティアに行ってたり、周辺の被災地を見て回ってたり、日常の裏話的な話など、全てが体験した人でないと分からない事で、興味深い。
福島にいた2012年と2014年、その間の福島を離れている時の話など、色んなエピソードがあったけど、時系列が前後するのは少し読みにくい。あと、劇画タッチの絵柄がどうも苦手で慣れないのもちょっと辛い。
読了日:03月23日 著者:竜田 一人

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