日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

消しゴムはんこの年賀状

2022-01-22 | 本と漫画の話
今年も消しゴムはんこの年賀状を作っていたのだけど、ブログに上げるのを忘れていました。
個人的な記録でもあるので、今更だけど載せておきます。





数字も猫にしてみました。
ハートの寅だけは12年前の使い回しです。

悲しいことに、老眼が入ってきて、細かい作業が辛くなってきました。
しかも今までは、彫り始めたら一気だったのが、目を酷使したせいか、初めて具合が悪くなって、それでもキリがいいところまで、とちょっと無理をしたら、翌日まで響きました。 
繊細なデザインは目がしんどいから、とシンプルなデザインにしたのになぁ…。

消しゴムはんこの干支もすでに二巡目に入ってるし、作業がしんどくなってきたし、そろそろ終わりにしたいような、やめたらやめたでさみしいような。
「楽しみにしてる」と言ってくれる人もいるしなぁ。
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2021年12月に読んだ本

2022-01-07 | 本と漫画の話

なんともう年が明けてしまった…。
もう松も明けるし、きっと2022年も恐ろしい速さで過ぎていくんだろうな。
体力は落ちるばっかりで、同じ時間でもできることが減っていくので、凹むことも多いけど、2022年も無理せずやっていきます。


12月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1034
ナイス数:103

お寺の掲示板 諸法無我お寺の掲示板 諸法無我
★3.5 「輝け!お寺の掲示板大賞」まとめ本第二弾。仏教の言葉、有名人の名言、それらをもじったものなど、お寺の掲示板に掲げられた、心に響く言葉達。なるほどと唸ったり、ユーモアに吹き出したり。コロナなど時代を反映したものも。それぞれに、仏教的な解説も付いている。鬼滅の煉獄さんの言葉も!好きなのは、ちょっと一捻りしてるユニークなもの。半沢直樹とかダウンタウン松本さんの言葉とか。芦田愛菜ちゃんの言葉は深い!解説がしっかりしてるので掲載点数は少なめなのがちょっと物足りない。
※以下ネタバレメモ▷「やられても やり返さない 仏教だ」「衆生は不安よな 阿弥陀動きます」「人間はみんな裁判官 他人は有罪 自分は無罪」「隣のレジは早い」「猫をしかる 前に 魚を置くな」「人のことを憎み始めたら ヒマな証拠」/これは刺さる人には刺さる笑→「カープファンでいることは、修行である」
読了日:12月05日 著者:江田智昭

 
'70s&'80s サンリオのデザイン'70s&'80s サンリオのデザイン
★3 図録並みに分厚い。情報と画像が膨大すぎて、流し読み。当時子供だった世代にはたまらないと思う。前身の「山梨シルクセンター」から始まるサンリオの歴史、各キャラクターの誕生とグッズの数々、いちご新聞、広告や書籍、映像化作品なども。プレゼント包装に付けてくれたマスコットチャームも懐かしい。これ持ってた!っていうのが見つかるかも?私はキキララやマイメロディ、タキシードサム、ゴロピカドンあたりよく買ってたかも。
読了日:12月05日 著者:
 

花びら姫とねこ魔女花びら姫とねこ魔女
★3 少し厚めの物語絵本。《何でも特別なものでなければ満足しない、美しくて気まぐれな花びら姫。ある時、妖精を怒らせて、老婆になる呪いをかけられてしまう。お城を追い出された花びら姫は、北の森の荒れ果てた館に辿り着く。妖精から「特別な猫を探すがいい、その猫がお前をたすけてくれる」と言われ、猫を攫って館に集めるようになった花びら姫は、「ねこ魔女」と呼ばれるようになる》
最後はめでたしめでたしだけど、花びら姫が救済されるまで、攫われて閉じ込められていた猫達や、愛猫を奪われた飼い主達は散々じゃないか、とちょっと消化不良。まぁお伽噺だからなぁ。
読了日:12月05日 著者:朽木 祥

 
あたしンちSUPER 第1巻あたしンちSUPER 第1巻
★4 本屋で見かけて「えっ?本当に新作?!」とビックリ。あたしンちが戻ってきた!亡き祖父も好きだったし、家族で回し読みして楽しんでた稀有な漫画。変わらず面白かった。時世を反映してコロナの話題も多い。そんな中でもタチバナ家のお母さんはいつもの感じなのが安心する。マスクから口がはみ出てるのは笑ったwwwそりゃそうなるかwwwしみちゃんの納言の幸のモノマネはすごく分かる!ってなったし、アニメで見てみたい。
読了日:12月08日 著者:けら えいこ

 
陰陽師 水龍ノ巻陰陽師 水龍ノ巻
★3.5 安心の安定感。庭で二人お酒を飲むいつもの二人。怪異の知らせに「ゆこう」「ゆこう」。しかし今回は、ちょっとイレギュラーな話も。『秘帖・陰陽師 赤死病の仮面』は、晴明ではなく、別の世界線の陰陽師話。これはこれで面白かった。『蘇莫者』では博雅が楽の才能を嫉妬される。無自覚なのがタチが悪いよ。“困ったような、哀しむような、愛しいものを見るような、何とも言えない顔”をしたという晴明が珍しい。「無垢は、時に罪だ」
【あらすじ】夜、笛を吹きながら歩く博雅の前に、白尾という女が現れ「その曲は母が作ったもの、力になってほしいことがある」と『麩枕』/車を曳く唐風の童子の群れ、それに行き逢った者が次々と青疱瘡にかかる怪異『野僮游光』/最明寺の僧・伝澄が、母の顔に張り付いた恐ろしい鬼の仮面を外してほしいと相談に来た『いそざき』/歌を詠んだ者のもとに現れ「その歌をおれにくれ」と言う太薫と名乗る者。歌をやると、その中の言葉さえ使えなくなってしまい『読人しらず』/藤原兼家が「兄の兼通に呪われた」と助けを求めて来た『腐草螢と為る』/枯れた井戸の上で竜神を喜ばそうと、かみかき(笄)で手技を見せていた舎人。うっかり笄を井戸に落としてしまう。その時井戸から出た腕を斬り落としたが、以降怪異に見舞われ『跳ねるかみかき(漢字なし)踊る針』/赤舞瘡という疫病が西から都に迫っていた。左大臣満長は信頼する陰陽師の言う通り、高い塀で囲った大きな屋敷に身近な者だけで籠った『秘帖・陰陽師 赤死病の仮面』/博雅のもとに刺客が現れたが、笛の音に涙し斬れずに帰った。刺客を放ったのは琵琶の名手・覚真(敦実親王)。一方蝉丸の枕頭に女の生霊が現れ助けを求める『蘇莫者』
読了日:12月13日 著者:夢枕 獏

 
100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集
★3.5 福井県立図書館のサイトで公開されていて、ネットで時々バズっていた、覚え違いタイトル集。基本的にページの表裏で1件(表に間違い、裏に正解と解説)なので、数は少なめ。ちょっと物足りない。サイトでズラッと間違いと正解だけが羅列してあるものを読んだ時の方が、イラストも何もなくシンプルの極みだけど、単語のパンチ力が感じられて面白かった気が。巻末の文章「そもそもレファレンスって?司書の仕事って?」が面白かった。
HPで文字だけで読んだ時は面白くて何度も笑えたんだけど、間違えた内容を脳内で自由にイメージしたり映像が浮かんだりするからかな。本でイラストが添えられてると、イメージが固定されるせいか、想像で笑う余白がなくなるのかも。どうも面白味が薄かった。
読了日:12月23日 著者:福井県立図書館

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