日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

8月24日(金)のつぶやき

2018-08-25 | Twitter
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2018年7月に読んだ本

2018-08-19 | 本と漫画の話

7月は、長梅雨→豪雨災害→梅雨明け即猛暑+台風と、厳しい1ヶ月でした。
災害の被害にあわれた方は、この暑さで精神的にも相当お辛いだろうなと思います。お見舞い申し上げます。

幸いなことに私個人では、家も家族も大きな被害はなく、多少交通や流通の影響を受けたくらいで済みました。
ただ暑くて暑くて体調が優れず、毎日通勤するだけで軽い熱中症状態。この夏を乗り切れるかうんざりしながら過ごしました。
そんな気が遠くなるような暑さに参っていましたが、
お盆が明けてから、嘘みたいに急に涼しくなって、でもまだ秋には早いし、暑さがいつ戻ってくるのかと戦々恐々です。


7月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:1095
ナイス数:251

おしらさま (京極夏彦のえほん遠野物語 第二期)おしらさま (京極夏彦のえほん遠野物語 第二期)
★3.5 京極夏彦のえほん遠野物語シリーズ。『おいぬさま』は断片的なエピソードを並べた感じだったけど、こちらは遠野に伝わる「おしらさま」と呼ばれる神様についての由来やエピソードがある程度ストーリーとしてまとまっていた感じ。こちらの方が子供が読んでも分かりやすいかな。
読了日:07月01日 著者:京極 夏彦
 
こわめっこしましょ
こわめっこしましょ
★3.5 にらめっこの怖い顔バージョン。一つ目小僧や魔女、ゾンビ、鬼など色んなオバケが「こわめっこ」を挑んでくる。怖い顔は思い切り怖くて、姪っ子釘付け。でも絵本の中のオバケと「こわめっこ(にらめっこ)」する、というのがよく分からなかったみたいで、最後にオバケが泣いて「きみのかち!」と言われても、こちら(姪)からは怖い顔を仕掛けてない(ただ読んでいただけ)ので、ピンと来てなかった。にらめっこ(こわめっこ)の概念が理解できてたら、もっと楽しめるかな。
読了日:07月01日 著者:tupera tupera
 
白墨人形
白墨人形
★3.5 「スティーヴン・キング強力推薦」「最終ページに待ち受けるおそるべき真相」の惹句に惹かれて、久しぶりの海外ミステリー。《1986年、12歳のエディと4人の友達は、仲間で決めた秘密の伝言、チョークで描いた棒人間に導かれ、森の中で死体を見つける。2016年、教師となった中年のエディの元に、棒人間の絵とチョークの入った手紙が届き…》
1986年と2016年が交互に描かれ、徐々に当時何があったか明らかになっていく。移動遊園地で起きた悲惨な事故、新任教師としてやってきた風変わりなアルビノの先生、ミッキーの兄との揉め事や死、リッキーの父親の牧師を中心に起きたエディの母の診療所への反対運動、少女の妊娠騒ぎ、ホッポの愛犬の死など、陰惨な事件や問題が連鎖反応のように次々と起こりつつも解決したはずが、登場人物達の現在にも影を落とし、事件が起こる。
【以下ネタバレあり】真相は確かに「そうきたか!」と驚いた。ただ冒頭の謎については、主人公の盗癖や収集癖が思わせぶりすぎて、実は違う、というネタ振りだと思っていたらまんまだったりと、盛り上げたわりにあっさりしてる所もあって、肩透かしになってるのがもったいなかった。

読了日:07月03日 著者:C・J・チューダー
 
滅びの園 (幽BOOKS)
滅びの園 (幽BOOKS)
★4 《突如天空に現れた「未知なるもの」。世界で増殖する不定形生物プーニー。 地球上の生物はプーニーに取り込まれ破滅の危機に。「未知なるもの」に取り込まれたまま生きている事が判明した一人の人間が、世界を救う鍵となる》
プーニーという緊張感のない響きとは裏腹に、地上はエイリアンの侵略に晒されたSF映画さながらの危機的状況。プーニーへの抵抗値の高い聖子、野夏旋、理剣などが、それそれの立場でプーニーに立ち向かう。一方「想念の世界」にいる誠一は、平和そのものの理想郷に満足している。 誠一目線からだと、むしろ地球からのコンタクトは彼らにとって“侵略”に映る。傍目にも、不幸でしかなかった地上の生活に比べ、今の平穏な生活を壊してまで元に戻るメリットなどない。目線を変えれば、どちらも破壊者であり被害者になるジレンマ。当初は誠一に感情移入するも、次第に彼の人間性の歪みが見えてきたり、地上組の奮闘や人間的強さ弱さに惹かれたり、この辺の加減が上手い。SF的設定が荒唐無稽すぎてちょっとノリきれない感じもしたけど、それも次第に気にならなくなり、どっぷり恒川ワールドに浸った。

読了日:07月03日 著者:恒川 光太郎
 
ごんげさま (京極夏彦のえほん遠野物語 第二期)
ごんげさま (京極夏彦のえほん遠野物語 第二期)
★4 京極夏彦のえほん遠野物語シリーズ。獅子頭に似た、遠野の神楽舞に使われるお頭「ごんげさま」。神楽舞の組ごとにごんげさまを持ち、一緒にすると喧嘩したり。霊験があり、火事を防いでくれたり。必死に火事を消してくれたごんげさまがかわいい。絵も良かった。
読了日:07月08日 著者:京極 夏彦
 
図解 なんかへんな生きもの
図解 なんかへんな生きもの
★5 作者がツイッターで発表していた生きもの図鑑をまとめた本。可愛いイラストとユーモアある表現、衝撃的な生態のコントラストが面白い。グロい場面もこの可愛いイラストでマイルドにしてあるので安心?! 身近な動物やわりと有名な動物も、意外と知らないビックリするような生態が描かれていて、『わくわく動物ランド』(歳が笑)とか好きだった動物好きにはたまらんと思う。流行りのネタやネットネタ、アニメネタなども取り入れてあって、分かるとさらに面白い。「ウワーッ」「グワーッ」が焼き付きます笑。続刊出ないかな?
読了日:07月09日 著者:ぬまがさワタリ(絵・文)
 
眠れなくなる夢十夜 (新潮文庫)
眠れなくなる夢十夜 (新潮文庫)
★3.5 夏目漱石『夢十夜』にちなみ、「こんな夢を見た。」から始まる、10人の作家による10の幻想譚。夢がテーマだけに、ストーリーがぼんやりとして何だかよく分からないまま終わる話も。人によってどの作品が好みかはっきり分かれそう。自分はある程度全体の筋や話のサゲはあってほしいので、荻原浩、道尾秀介、小路幸也の作品などが好みだった。設定や雰囲気は好きで読み進めたけど最終的にフワッとさせたまま終わるのとかは、宙ぶらりんにされたような気がしてしまう。ただ漱石の夢十夜もぼんやりした話なのに、気にならなかった気がする。再読して確認したくなった。
【作品リスト】阿刀田高『夢一夜』/あさのあつこ『厭だ厭だ』/西加奈子『小鳥』/荻原浩『長い長い石段の先』/北村薫『指』/谷村志穂『こっちへおいで』/野中柊『石榴のある風景』/道尾秀介『盲蛾』/小池真理子『翼』/小路幸也『輝子の恋』

読了日:07月17日 著者:

読書メーター

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8月12日(日)のつぶやき

2018-08-13 | Twitter
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8月8日(水)のつぶやき

2018-08-09 | Twitter
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8月6日(月)のつぶやき

2018-08-07 | Twitter
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7月31日(火)のつぶやき

2018-08-01 | Twitter
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