月のうさぎ


今、セラヴィは秋の飾り一色です。
これは押し花絵です。
友人の海北さんの個展で購入したものです。

今セラヴィには沢山のうさぎが飾られ
ススキを手にお客様をお出迎えしてます。

うさぎと言えば月
先日大きな満月を見たのに
あまりの月明かりの明るさに驚いて
「月のうさぎ」を見ることを
忘れてしまいました。

そうそう毎年今の時期になると
月の影を眺め
餅を付くうさぎの姿を確認したものです。

昔、幼い頃は本当に月にうさぎがいると思ってました。
月を見ると「あ!まだ頑張ってる」と
餅つきの姿を確認してながらも、
いつかその姿が変ることを知ってました。
だから、毎回うさぎの変化を見逃さないよう
間違え探しのようによーく観察してました。
時折いつもと変って見える時があり
それは月でうさぎが確かに生きている証拠でした。

「うさぎ」と思う月の陰も
民族や国民性によって見方が変り
ライオンだったり人だったりと
そこから世界には
月にまつわる多くの神話や伝説が作られて行きます。

雲もそうですね
人によって見方が違います。
流れながら形を変える雲を
寝っころがりながら
あ!○○だ!
なんて友達同士でよく言ったでしょ!

写実的でないものは
いろいろな見方が出来て楽しみが膨らみます。

管理人は、そんな「心の目で見るもの」が好きです。
月のうさぎも
昔からそう聞かされていなかったら
いったいどんなものになっていたのでしょう?
そして、それぞれの胸に
どんな素敵な物語が生まれていたのでしょうか?

もう今は月の影は
「うさぎ」でしかありません。
幼い頃の心に描いた物語は消える事がないからです。

実に曖昧で不安定な形であるのに
一度焼き付けたら
心にはしっかり残る形があります。

管理人は、
そんな素敵なお話をして行きたいと思っています。
だって管理人そんなものが大・大好きだから(^^)v




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