Diary of Caviargirl

ホラー、ゾンビ、チェコ、虫、ヤドカリ、コマ撮り、ピンクな物事…キャビアガールの好奇心日記。

セルビアン・フィルム

2012-01-30 20:34:42 | movie
初めての単行本入稿&校了などしております。
(『ちつ☆トレ』は、印刷所や校正さんとのやりとりは全て先輩にやっていただいていたので、今回が一応初体験)

192ページ入稿するって、やはり体力いりますね~。
初めての体験ばかりでアワアワしてますが、はやく慣れたい! ほんとに!

しかし、雑誌とは違った校正さんとのやりとりとか、面白いです。
「どんなふうな校正がお好みですか?」って聞かれたけど、全然伝えられなかった…というか、その前に、イメージわかなかった…。
校正のやり方や基準にもいろいろあるんですね。

雑誌のときは、ほぼ毎号同じパッケージ、フォーマットの中で作っていたけれど、書籍は、一冊一冊が全く別のパッケージ。
デザインも、文章の書き方も、校正のやり方も、内容やターゲットに合わせて一冊一冊変えていかねばなりません。
当たり前なんだけど、改めて気付かされる毎日です。
とか偉そうなこと言う前に、まずは早く仕事覚えなきゃなんですけどね…。


…と、近況こんな感じ。


ガラリと変わって、このあいだ観た、噂のハードゴアムービー『セルビアン・フィルム』のレビューを少し。
興味ない人は読まないで~。

今年に入って全然ホラー観てなかったので、これがホラー初めかな。
(ホラーじゃないかもですが)

セルビアの、おちぶれてしまった元カリスマポルノ男優が、高額のギャラに惹かれて怪しげな監督のポルノ映画に出演することになる。しかし、だんだんその映画の常軌を逸した内容が明らかになり、男優は降板したいと監督に申し出るが…。
というストーリー。詳しく知りたい人はネットで検索すると、その強烈な内容がわかるかと思います。
(ただ、20禁で、体調の悪い人は観るなと言われている映画なので、そういうの苦手な人は検索しないほうがいいかもです)

ネットのレビューなどで、公開のけっこう前から、倫理面で相当NGな表現が続出するヤバい映画だと聞いていて、果たして自分観られるのか自信なかったのですが…、観れました(体調&気分のいい日に行きました!)。

残酷描写は、そこまで激しくなく、たぶん『ホステル』のほうがハードなんじゃないかと思うくらい。
ただ、やっぱり行われている行為を想像すると、生理的嫌悪感がこみあげてくる、という。
私は、事前にどういうことが出てくるのかチェックしてから行ったので覚悟ができていましたが、いきなりアレ見せられたら、たしかにショックでしょうね。
でも、現実のああいう世界では、もっとひどいことが行われているんじゃないかと想像してしまった…。
『マーターズ』とかもそうだけど、金持ちの異常な欲望って恐ろしい。

しかし、映画としては、映像もこだわってキレイに撮っているし、話もきちんとしていて、最後も変に難解に終わらせたりせず分かりやすくオチつけているし、意外にしっかり出来ているんです。
前半は、特に残酷描写もなく、家族の描写や、後半に向けての伏線が綴られていますし。
あと、出てくる女性たちが皆エロくて、いい!
特に、主人公の奥さんがファムケ・ヤンセン似のエロ美女で。


というわけで、別に薦めないですけど(笑)、「ここまで言われると見たくなる!」って方は、肝試し感覚でどうぞ。
私、これより『ムカデ人間2』のほうが精神的ダメージありそうだなって予感があります。観に行く勇気が出るか微妙。


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