地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

気温の低下と地殻

2018-01-13 06:44:33 | 日記
 最近、気象情報で、気温の低下や降雪について報道されていますが、こういう、いわゆる「異常気象」系統のニュースを聞くと、地殻との関係を考えてしまいます。

 それで、今までは、圧力と気温上昇については、何度か書いてきましたが、今回は、気温の低下減少について。

 物体が押され、圧力がかかると、その部分に熱を持つということになりますが、その逆で、引っ張られると、その部分の温度が低下するんです。そして、基本的には、ユーラシアプレートが太平洋プレートを押している状況ですから、普通は、気温上昇のパターンしか出てきません。
 ところが、ここで寒気が入り込んで、低温減少が起きています。たぶん、降雪量が多いということから、水蒸気を含みやすくなっているので、日本海側の水温は高いはずです。さらに、山間部ではなく、海岸近くや平地で雪が降っているということは、陸地に入った段階で、すでに、低温になっているといことですね。

 となると、地殻として考えた場合、日本海の下部の地殻と日本本土の地殻で熱の持ち方に差がある、と考えられます。

 それで、現在、考えているのは、西日本一帯では、瀬戸内海あたりまで入ってきたフィリピン海プレートが、日本の近くを下から押し上げているような現象が起きているのではないかと推測できます。
 すなわち、下から押し上げられることによって、地殻が弓なりに広げられているのではないか、ということですね。

 もし、そうであれば、これからは、中央構造線に絡むあたりの地震が増えてくるのではないか、と予測されます。熊本から四国を横断するラインですね。さらに付け加えると、山陽・山陰地方に入っているライン上でも、地震が起きやすくなっているのではないかと思われます。

 これからの西日本の地震の発生状況が、ちょっと気になりますね。
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