今回は、震源の浅い地震が起きる構造を、現在日本で起こっている状況に合わせて考えてみたいと思います。
さて、図は、ユーラシアプレートと太平洋プレートを例にとっていますが、この図のように、太平洋プレートがユーラシアプレートを押し上げるような動きをした場合、押し上げられている太平洋プレートと接している部分より、その押し上げている面の先端部分とそこから少し外れた部分に地殻の歪みが生じやすくなります。その結果、この歪みが生じた部分で、震源の浅い地震が起きやすくなる、ということです。
実際に「おせんべい」などを使って実験してみください。おせんべい全体を固定し、その端の部分に下から押し上げる力をかけた場合、割れるのは、この押し上げた力とそのまま固定しようとしている力の交わる部分で割れることが多くなります。
そして、それを上から見てみるとどうなるか、というのが下の図です。
太平洋プレートが入り込んでいる部分の先端と、そこから少し外れた部分ということになると、点線で囲んで斜線を引いた部分がそれにあたります。
これを実際の日本で見てみると、太平洋プレートが入り込んでいる部分から見て、北から西の範囲で、震源の浅い地震が起きやすいということがわかります。
この斜線の地域に当たっているのが、東北でいうと、太平洋沿岸部から少し内陸に入ったあたりまでがこの地域。関東でも太平洋沿岸部から、内陸に入って、長野あたりまでがこの地域に当たります。
そして、西日本は、太平洋プレートではなくフィリピン海プレートになりますが、和歌山・中国・四国北部・北九州・九州西部がこの斜線の地域に当たります。
ですから、上記の地域で震源の浅い地震が今後も頻発する可能性が高く、これから、さらに太平洋・フィリピン海の両プレートが動く~震源の深い地震が起きる~と同時に、その位置を徐々に北よりや西よりに変えていくだろう、ということです。
さて、図は、ユーラシアプレートと太平洋プレートを例にとっていますが、この図のように、太平洋プレートがユーラシアプレートを押し上げるような動きをした場合、押し上げられている太平洋プレートと接している部分より、その押し上げている面の先端部分とそこから少し外れた部分に地殻の歪みが生じやすくなります。その結果、この歪みが生じた部分で、震源の浅い地震が起きやすくなる、ということです。
実際に「おせんべい」などを使って実験してみください。おせんべい全体を固定し、その端の部分に下から押し上げる力をかけた場合、割れるのは、この押し上げた力とそのまま固定しようとしている力の交わる部分で割れることが多くなります。
そして、それを上から見てみるとどうなるか、というのが下の図です。
太平洋プレートが入り込んでいる部分の先端と、そこから少し外れた部分ということになると、点線で囲んで斜線を引いた部分がそれにあたります。
これを実際の日本で見てみると、太平洋プレートが入り込んでいる部分から見て、北から西の範囲で、震源の浅い地震が起きやすいということがわかります。
この斜線の地域に当たっているのが、東北でいうと、太平洋沿岸部から少し内陸に入ったあたりまでがこの地域。関東でも太平洋沿岸部から、内陸に入って、長野あたりまでがこの地域に当たります。
そして、西日本は、太平洋プレートではなくフィリピン海プレートになりますが、和歌山・中国・四国北部・北九州・九州西部がこの斜線の地域に当たります。
ですから、上記の地域で震源の浅い地震が今後も頻発する可能性が高く、これから、さらに太平洋・フィリピン海の両プレートが動く~震源の深い地震が起きる~と同時に、その位置を徐々に北よりや西よりに変えていくだろう、ということです。