これまで市中心部の錦町公園の桜に触れる機会が多かったが、今回は宮城野区の榴ヶ岡公園についてだ。比較的古くは榴ヶ岡とケがつく言い方と最近はケがない榴岡が現在まで混在している。時代が新しい方は榴岡の使用が多いが、地名表示でも両方がまだ使われている。榴ヶ岡は昔は名前通りツツジの名所だったのかな。現在では桜が有名、広い公園に多くの桜や梅が植えられている。公園の近くには仙台管区気象台もあり、そこに観測圃場が設けられている。
写真は標本木と後方に気象台のドームが見える
この圃場に桜の開花などの目安tなる標本木が植えられている。すでに満開でこの近くを通る人の目を楽しませている。折々の植物の開花や満開など生物気象を教えてくれている。しかし動物や植物などの生育状況については人員削減や気候変動からなのか観測する対象が次第に減らされている。長い目で見るとこうした観察は必要なことと思うがどうだろうか。
晴れた朝 満開の桜に 時空思う (駄作)
※(なお、時空はときと読む)
この標本木の近くに、旧県立図書館がある。その前には枝垂れ桜が花をつけ始めて、もう少しでこちらも満開になるのだろう。
春爛漫 コロナも忘れ 花愛でる (駄作)