故郷、住んでいるところの変遷、変化

今、仙台市宮城野区小田原で大規模なマンションの建設工事が続いている
この場所はつい最近まで、
スポーツクラブのテニスコートやフィットネス場、プールなどがあったところ。
現在では、このスポーツクラブは隣の土地に移転し、
スーパーマーケットが一階に、二階がスポーツクラブになっている。

スポーツクラブの元の場所ではマンション建設工事も進み、
建物の形が少しずつ見え始めている。
大規模なマンションができるようだ。

さて、この場所はかつて麒麟麦酒仙台工場があった。
そしてキリンビールが東洋醸造というビール会社を買収して
自社のブランドビールを製造している。

かつてはこの場所に工場に直結する国鉄の引き込み線もあり、
現在とは違い貨車での輸送華やかなりしころの面影もわずかに残している。
現在ではキリンビールの工場は宮城野区港地区に移転、生産を始めている。
東日本大震災時には工場も被災し、ビールの缶も散乱し、不心得者が多くを持ち去ったという。

歴史をさらにたどると、明治時代はここ小田原には陸軍に関係する施設があったという。
ここ１００年ほどで、この小田原の地も随分と変化したものだなあと時の流れを感じる。