ここでちょっと休憩

ビーチリゾートが大好きな私の旅行記

世界で水球

2008-10-01 | ドバイ

海の嫌いな、ビーチリゾート好き男のよしおさん。
海で寝転ぼうよっと誘っても。首を振るばかり。
プールサイドにごろりと陣取っている。
そこに、マッチョでイケメンの黒人さんがやってきた。
バスケットやりませんか?
どうも、プールのアクティビティースタッフらしい。
ぶんぶんと首を振るよしおさん。

もう、ビール飲んで一寝入りする気満々だ。

 

仕方ないので、一人でビーチを散歩することに。
よしおさんが起きたら、シュノーケル出来るように、レンタル場所でも確認しようと歩き出した。

 

1KMも続く、プライベートビーチ。
しかし、ビーチに出るとすぐ、スタッフが声をかけてくれる。

”どこに座りますか?タオル引きますか?”
”タオルはいらいの、シュノーケルしたいの”

”じゃ、ボートハウスに行くといいですよ”と教えてくれた。

歩き始めると、スタッフが付いてくる。

”シュノーケルしても、何も見えませんよ”
”波が高いから?”
”ほら、あそこパームアイランド作ってるでしょう。そのせいで魚もサンゴいないんですよ。海に入ったら、水はお湯みたいだし”
”でも、こんなにお水綺麗なのに”
”ええ、綺麗な水はよく見えますよ”



スタッフはボートハウスまで付いてきてくれたが、私はそのまま引き返すことにした。

同じ道を引き返してもつまらないので、うろうろしてたら、だんだん不安になってきた。ここはどこでしょう?ビーチは3つのエリアとつなっがてる、下手をすると私はパレスにいるのかもしれない・・・一番遠い・・・迷子です

 

 

そこに、さっきのスタッフが前から歩いてきた。

”やっぱりシュノーケルやめたんですか?”

”うん、それより私、迷子なんですけど”
”あー、ここでよく迷子を見つけますよ、心配ありません。ここをまっすぐ行けばプールですよ。アラビアンコートの”

又、彼はついてきてくれた。

戻ってみると、よしおさんが居ない。
”あれ、今度は旦那さんを見失ったわ”
”あそこにいるのでは?”

彼が指さした先に、水中バスケットに興じている、よしおさんが

自分の目を疑った。

白い大きな人に交じって、よしおさん健闘中。
皆さんも優しくて、よしおさんにもきっちりパスを回してくれる。

よしおさんも頭脳選で自分を生かしていた。




何度も、ゴールに貢献するプレイをしている。


どうやって、味方を見分けているのか解らないが、うまくパスを回しているなぁと感心している矢先

”ありがとう”と日本語が飛び交った。

よしおさんは、敵にとても良い、パスを回したようだ。


しかし、そんな姿がとても微笑ましく。楽しそうだった。よしおさんは日本人だと自分で紹介したわけではなかったらしいが・・・・


この、水中バスケはまさに、ワールドカップでした。ロシア語、英語、フランス語。公用語を英語として。なんだか、その中に自分の旦那様が混ざっているのが誇らしく思えた。



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