ここでちょっと休憩

ビーチリゾートが大好きな私の旅行記

デザートサファリ

2009-01-01 | ドバイ

前日に、ホテルでデザートサファリを申し込みした。

JALパックさんのオプショナルツアーは曜日が決まっているようだった。(水・金・日)私達の希望日は火曜だったのだ。


 6月はオフシーズンなので、簡単に予約が出来たが、出来るだけ早めに予約しておかないと人気のアクティビティーらしい。

 ”はっ?明日ぁーー”っと難しい顔されてしまった。

 当日は4時にホテルで待っているとドライバーが迎えに来てくれる。

ドバイバーはイジアス。マッチョでクールな頼れる親父。

”ビーチサンダル履いてきたけどラクダ乗る時大丈夫?”
”大丈夫、問題ない”彼は親指をぐっと挙げてくれた。


ホテルの送迎から、サファリツアーまで全て彼の車で行われた。彼はデザートドライバーライセンスを持ちベテランのドライバーだ。

ホテルから約1時間。綺麗に舗装された、ガンガンに街灯がともされた道を走る。

これはこれで、素晴らしい観光だ。砂漠の真ん中を、先が見えない程まっすぐに伸びる道を車が突き進んでゆく。


 適当なところで、砂漠を走るのだと思っていたら。フェンスに張り巡らされたゲートを抜けて、セキュリティーにイジアスが名前とライセンスを提示して砂漠に入る。

行ってびっくり、同じ車が一杯集まっていた。連隊を組んで砂漠の中を走るのだ。

まず、集合地点でタイヤの空気を抜く。

”じゃーんぷっ”て叫びながら、ぶんぶん飛び上っている集団がいた。

なぜ?飛び上がる?なぜ、その写真を撮る? たらんなぁ・・・っと心の中でつぶやいた瞬間。

その飛び上がっている人が

”Msいちこーーー”と手をぶんぶん振っている。


はぁ?私ドバイに知り合いいませんけど。
飛び上がって写真撮るようなおかしな人は、もちろん関西人ですから、沢山お友達にいるでしょうけど。
 

 そんなにお顔の整った、ほりの深い友達は居ません。


ぶんぶん手を振っているを止めて、サングラスをとった人は・・・・・
パレスの中を案内してくれた、IMANさんだった。彼女はモロッコ人で元キャビンアテンダント。

”キャーーーー”って私に近づいてくる彼女は、ホテルの中とは大違い。

落ち着いた大人の女性だった彼女が、ジーンズを履き、少女のようだ。キャラまで変わってる?

彼女はホテルの仲間と、休日を満喫していた。

ここからが、ロイヤルミラジューの素晴らしさ。彼女の友人も私達が滞在客と知ると、声をかけてくれたり。小心ものの私達が二人で写真を撮るのを、躊躇しているのに気付くと、”撮ってあげましょうか?”と声をかけてくれたり。


ディナーでどうしてよいか分からずにお皿を持ってうろついていると、そっと列に導いてくれたり。

 程よい距離で、私達を見ていてくれていた。目頭が熱くなるほど感動していた。







 砂漠のサファリは、頼れる親父イジアスの運転で、程よいスリルを味わいながら、進んでいった。酔い止めが必要なほど、すごいのを想像していたら、案外拍子ぬけ。
安全第一運転だ。



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