ねこばすのGarden日誌/終のすみか編

「とかいなか」に移住した、ねこばす・オケイのGarden&菜園の開拓日誌。

広島の旅日記:3日目=因島と尾道

2017-07-05 22:31:00 | 旅日記


もう3ヵ月も前のこと…

4月8日から二泊三日で、オットと二人で旅した広島県。


ようやく3日目のレポート。
こんどこそ、最終章となるか…
なっておくれ~!



とりあえず、一日目はこちらから…
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広島の旅日記① 「宮島・厳島神社」「プチオフ会」編


2日目の前半はこちらから…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

広島の旅日記② 「カープの街」「平和記念公園」編



そして、2日目の後半はこちらから…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

広島の旅日記③ 「呉市」「しまなみ街道」編
 



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4月9日(2日目)

2泊目の宿泊地はしまなみ海道の2番目の島「因島」。


午後5時半、予約のペンションに到着。

お宿は「いんのしまペンション 白滝山荘」
ペンションなのか山荘なのかはっきりしないネーミング(笑)









幾本もある桜の木が満開で、建物の全景が分からないくらい、桜で埋もれてしまっている。















通路もお庭も、花、花、花とお花だらけ〜。




ようやく、入り口に…







ちょっと、「赤毛のアン」の世界を思わせるメルヘンチックな洋風の建物。




チェックインする前に、このペンションの由来などをご説明〜。


ヴォーリズ建築の「いんのしまペンション 白滝山荘」


因島の白滝山の中腹に建ち海を見下ろしている白滝山荘。
建物は、日本で数々の建築を残すアメリカ人ヴォーリズが、
宣教師のために建てた住居で有形文化財に登録されている。

外観はもちろん、館内も天井や窓、階段など洋館の洒落たデザインが残っており、
洋館の生活を肌で感じることができる。
また、豪華絢爛という建物ではなく、収納など合理的に設計され、落ち着いた雰囲気がある。

料理は料理人の主人が瀬戸内の魚を中心に腕を振るう日本料理。落ち着いたダイニングで頂く。

一時は、荒れ放題になっていたという建物を再生したオーナー家族は、
ここ瀬戸内の風のように静かな雰囲気で、家族でもてなしてくれる。




以上は、ネットで紹介されていた一文。
補足するなら、宣教師のために建てられたのは1931年で、宣教師が帰国すると誰も住まなくなり、
建物はすっかり荒れ果ててしまったそうな。

今から30年程前に、宣教師とご縁のあった今のオーナー家族が譲り受け、
ペンション経営を始めたのだとか。

私たちと同年代のオーナーご夫婦と、そのご両親(85歳と83歳)、
そして臨時でオーナーの娘さんがヘルプに入るファミリー経営。




ちなみに建築家のヴォーリズさんとは・・・・・・・

ウィリアム・メレル・ヴォーリズは、1880年アメリカ合衆国に生まれ、
英語教師として日本に来日後、建築会社を設立、数多くの西洋建築を手懸けた建築家。
建築家でありながら、ヴォーリズ合名会社の創立者の一人として、
メンソレータム(近江兄弟社の創立者)を広く日本に普及させた実業家でもある。

Wikipedia



で、なぜこのペンションに宿泊しようと思ったのか…

実は、二十数年前にオットが仕事がらみでここを利用したことがあった。

瀬戸内海の田舎の島の小高い丘に建つ洋風ペンションに、とても興味を持ったようだ。

島内には、レモンやはっさくなどの柑橘畑がいたるところにあり、
無人販売所では数百円でゴミ袋いっぱいの柑橘が売られていたそうな。

出張から帰宅し、ゴミ袋いっぱいのはっさくのお土産を喜ぶ私に、
「因島は良かった。ペンションも良かった。いつか貴女も連れて行ってあげたいな。」と。


またしても前置きが長すぎて、次に進めないので、
ここからは画像で進行~!



客室



客室の窓からの風景



ダイニング

食事はここでいただく。




夕食


ウニ入りの茶碗蒸し






この他にも揚げモノや焼き物、肉料理、デザートが次々と…
ほんと、申し訳なかったけれど食べきれず残してしまった。


私たちの他には2組の中年ご夫婦が泊まってらして、
同じ時間帯に夕食をいただくも、お互い簡単な挨拶程度で話が弾まなかった。

もとよりお喋り好きの私と、お酒が入ればお喋りになるオット。
他のお客さんたちが部屋に戻っても、ダイニングに居座り喋っていると、
オーナーのお父様(85歳)が話しかけてこられた。

そこからどんどん会話が弾み、やがてお母様(83歳)も参加されて、
ペンション経営のいきさつやらなんやらを、詳しく聞かせてもらえた。

オットが二十数年前に泊まったことがある事を話したが、
まったく覚えておられなかった。

その頃は、しまなみ海道を結ぶ橋建設の真っ最中で、
建設関係の宿泊客で連日、大忙しだったそうだ。




4月10日(3日目)

オットも私も、気持ちは楽しいけれど、身体は疲れていたんだろう。
静かな島の夜をぐっすりと眠ることができた。

午前6時頃起床。
朝風呂に入り、ペンションの近辺を散歩した。

この日は前日と打って変わり、どんよりと曇ってて、風が強く肌寒い。
雨が降りそうなお天気。
やっぱり雨夫婦か(笑)




ペンション前から見える風景




手前は、はっさく畑



ペンション近辺








ペンション前の道は白滝山へ続く登山道なのだそうだ。
登山者は、この同祖神にお参りしていくのかな。





朝食

洋風の宿で純和風の食事。
朝食くらいは、パンとサラダが食べたかったなぁ~。


午前8時30分。チェックアウト。

支払いを済ませ、玄関から外に出ると1匹の猫が裏の方に走っていった。

猫好きの私たち。
当然、追いかけていくと…





ありゃ、まぁ~!!

ペンションの勝手口で、エサと寝床を提供してもらっている地域猫?島猫?




全部で何匹いるんだろう。



ここ以外の敷地内にも数匹の猫さんを確認。



近づくと、思いっきり嫌そうな顔をされた。



犬 ゴロウ

この子はペンションの飼い犬。
ゴロウと言う名の老犬。 ビーグルかな…
そういえば、昨夜は一晩中吠えていたっけ。(決してうるさくはなかったけど)


このあと、私たちは因島に別れを告げ、最後の目的地「尾道」へと向かう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

はぁ〜。
予想はしてたけど、今回のレポートも長くなってしまい、
続きの「尾道編」は、まだまだかかりそうだ。

ほんと、自分でもいいかげん嫌になりますが、
続きはまたの機会に…

ごめんちゃい。



コメント (6)
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