岐阜の画廊 文錦堂

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画廊らしく・・・常設展より(1)

2012-11-18 11:25:54 | 日記
皆さん、こんにちは。

日増しに寒さがつのる毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか?

今日の岐阜は、少し風が強いですが、晴天の穏やかな日曜日を迎えています。

今朝、大谷くんから、「先の個展分の桐箱第一陣が出来あがってきたので、急いで箱書きをし来週の火曜日に持っていきます。」との連絡がありました。

のんびり出来るのも束の間、来週は納品準備でまたまた忙しくなりそうです・・・。

さて、現在では陶器商のイメージが強い文錦堂ですが、実は画廊 文錦堂と名が付くように本業は絵画の方が中心なんです。

ということで、今日はいつもの個展会場とは少し雰囲気の違う、絵画を中心とした常設展風景をご紹介致します。

先ずは、長縄 士郎 画伯(日展参与)作 「冬日」武末 日臣 作 「掻落牡丹文扁壺」が飾られたウィンドウから。



次回展、「高麗・唐津 内村 慎太郎 陶展」【12月1日(土)~9日()】のポスターもしっかりと貼ってありますよ。

続いて、玄関に入ると故 川合 玉堂画伯(1873-1957 文化勲章)にご揮亳頂いた文錦堂の看板が来廊者をお迎え致します。



玄関正面は、次回展のDM掲載作品 内村 慎太郎 作 「高麗茶碗」が展示されています。書は、故 西岡 小十 先生による画賛 「これくふて 茶のめ」。



床の間を飾るのは、現在出荷の最盛期となった岐阜県の名産「富有柿」が描かれた土屋 禮一 画伯(日本芸術院会員・日展常務理事) 作 「富有柿」 と、高力 芳照 作 「備前窯変鉢」・故正宗 杜康 作 「備前耳付花入」の備前2作品。



寒さも増し本格的な“鍋料理”の季節到来ということで、人気作家たちによる魅力的な酒器揃も並んでいます。

後日、常設展による画廊奥風景もご紹介致します。

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ボジョレー解禁!!

2012-11-17 17:12:57 | 日記
皆さん、こんにちは。

今日は、終日が降りしきるあいにくの土曜日となりました・・・。

しかし、午後からご常連のお客様が雨で時間が出来たということで遊びに来て下さったため、少しにも感謝です。(笑)

さて、先のブログで15日が私と妻との結婚記念日と記載致しましたが、その日はボジョレー・ヌーボーの解禁日でもありました。

普段は、商売柄日本酒党なのですが・・・、昨晩だけは1日遅い2012年のボジョレー・ヌーボーを楽しんじゃいました!!!

毎年毎年、「今年は最高の出来!!」との触れ込みがありましたが、そういえば今年はあまり聞かなかったような・・・。ちょっぴり心配のそのお味は???



おつまみとして、備前焼作家 脇本 博之先生 作「備前葉皿」にチーズと乾燥イチジクを添えてみました。
脇本先生のこのお皿は、和にも洋にも使えて非常に重宝しています。

今年のボジョレー・ヌーボーも出来たてらしくフレッシュでジューシーな味わいが楽しめ、とっても飲みやすかったです!!!

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20年恐るべし・・・。

2012-11-15 10:09:02 | 日記
皆さん、こんにちは。

今日の岐阜は、朝から小雨が降りしきる寒い1日となっています。高山の方は、積雪も観測されているようです。

日増しに寒さが増してくるにつれて、紅葉も色鮮やかにその彩りを増し、我々の目を楽しませてくれます。



さて、私事ですが今日は私と妻との結婚20周年の記念日ということで、昨日、記念日を祝して二人で名古屋市千種区にある「LA BETTOLA da Ochiai」へ行ってきました。いつも予約が一杯のお店で、今回やっと行くことが出来ました。



 念願だった名物料理「生ウニのクリームパスタ」。 絶品でした!!

お腹を満たした後は、パティシエ 辻口 博啓氏がプロデュースする「フォルテシモ アッシュ」で食後のお茶を楽しみました。



 可愛らしく描いてくれたデザインカプチーノで乾杯。

以前、ある一部上場企業の会長さんの講演を聞きに行った折に、社会情勢が目まぐるしく変化する現代社会において時代に合わせて会社を存続させていくことの困難さについて、こんなことをお話になられていました。

「10年 偉大なり、20年 恐るべし、30年にして歴史となる、50年 これはもう神の如し・・・。」

振り返ってみると、いろいろとあった結婚生活20年でしたが、妻に感謝しつつ、これからも二人力を合わせて歴史となれるよう30周年を目指して頑張っていきたいと思います。

帰りには松坂屋名古屋店に寄って、初日を迎えた「桑田 卓郎 陶芸展」も見てきました。

エネルギッシュな桑田さんの作品に圧倒されてしまいました・・・。

 「桑田 卓郎 陶芸展」11月14日(水)~20日(火) 南館6階 美術画廊
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次回展「内村 慎太郎 陶展」」のDMが出来上がりました!!

2012-11-13 11:36:43 | 工芸
皆さん、こんにちは。

休み明けの今日は、先の「漆紅 大谷 紀貴 陶展」の出品作品を片付けに大谷くんが来廊してくれました。
毎回のことですが、出品作品が整然と陳列されて華やかだった画廊内から、作品が一つ一つ片付けられていくにつれて一抹の寂しさがこみ上げてきます・・・。
“漆紅釉”による初の本格的な個展となった先の個展ですが、大谷くん独自の“漆紅釉”の魅力や更なる可能性を広く世に知らしめることが出来た個展となったのではないでしょうか。今後の活躍がますます楽しみです。

さて、感傷に浸るのも束の間、早くも本年度ラストを飾る次回展 「高麗・唐津 内村 慎太郎 陶展」【12月1日(土)~9日()】のDMが出来上がってきましたので、取急ぎ皆さんにご紹介致します。

果たして今展のDMの出来栄えはいかがでしょうか???

  内村 慎太郎 作 「高麗茶碗」H10.2×D10.8cm

福岡県糸島市にて、ひたすらに高麗陶磁を追求し続ける陶芸家 内村 慎太郎さんの待望の岐阜初個展です。
今夏、慎太郎さんは突然の病にてしばらくの間、陶芸と離れざる状況になられたなかで、改めて芸術を強く欲している自分に気づかれたそうです。
今展では、病気を機に長年に亘り温めてきた構想を形にした作品を数点、初めて発表されます。
時代を反映し、鑑賞という観点も新たに加えられた慎太郎さんの新作群を、皆様お揃いでご高覧下さいますようご案内申し上げます。

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☆私の一押し作品《大谷 紀貴 陶展・番外編》☆

2012-11-11 17:04:04 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日の岐阜は晴天だった昨日とうって変わり、午前中から振り出したが止む気配なく現在も降り続いています。

さて、先週末3日から開催致しておりました「漆紅 大谷 紀貴 陶展」も、本日、無事最終日を迎えることが出来ました。
おかげ様で、“漆紅釉”による初の本格的な個展であり、地元岐阜での個展ということもあって、県内外から多くの人出となる素晴らしい個展となりました。改めて厚く厚く御礼申し上げます。

では、「私の一押し作品」として今展のラストを飾るのは「番外編」です。

茶碗や酒器以外にも、今展では漆紅釉による花器や皿にも新たに挑戦された大谷くんでしたが、柚子肌状の漆黒の器肌に漆紅釉が螺旋状に彩ったこの作品は、特に多くの方々の注目を集めていました。
ちなみに、この作品は全国的にも有名な岐阜の割烹料理店の方がお買い求めになられました。(驚)
どんなお料理が盛られるのでしょうか・・・。今から楽しみです!!



    「漆紅四方皿」 H 1.2×D25.0cm (売約済

大谷くんにとって全てが初物尽くしとなった今展ですが、彼にとって生涯忘れることの出来ない個展となったことでしょう・・・。
この経験を活かし、今後も更なる精進を重ねてもらいたいものです。皆が期待しています!!

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