岐阜の画廊 文錦堂

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私の一押し作品!!《安食ひろ 編/安食ひろ・潤 父子展より》

2019-11-15 12:01:33 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、朝から雲一つない青空が広がっています。

さて、早いもので先週末9日から開催中の「安食ひろ・潤 父子展」 【 ~17日()】も、残すところ三日間となりました。
是非、今週末は見頃を迎え始めた岐阜の紅葉を見がてら文錦堂まで足をお運びください。
ひろ先生の茶道具を揃えた呈茶席をご用意して、皆様のご来廊を心よりお待ち致しております。

 

それでは、毎展恒例となっています「私の一押し作品!!」、今展からも選りすぐりの出展作品をご紹介していきたいと思います。

今日ご紹介する作品は、御父上 ひろ先生の作品です。

今展では、代表作とも云うべき【婆沙羅茶碗】や炎芸術№139に掲載された【楽仕立三彩茶碗】など、茶道に通じたひろ先生ならではの作品が発表されました。
便利一辺倒、自分ファーストの今の時代にこそ、一服のお茶に手間暇をかける茶道は粋で最先端な生き方ではないかと問うひろ先生。
狭い茶室が笑い声で溢れる、そんな茶碗があってもいいのではとの思いで制作された作品は、圧倒的な存在感を放ち多くの来場者を魅了しました。

ひろ先生の作品解説と共にお楽しみください。

【婆沙羅】/室町時代に流行った言葉で、常識その時代の価値に反撥してわざと派手な振る舞いをすること。能衣装の様な文様は、正に令和バサラである。



   安食 ひろ 作 「婆沙羅茶碗」 H10.2×D12.3cm・・・・・(売約済

【慈光】/長次郎の大黒の闇の黒に対抗して茶碗の中に金箔を施す。 うす暗い茶室に在って茶碗の中だけに光が宿る。



   安食 ひろ 作 「茶碗 慈光」 H 9.2×D11.8cm・・・・・(売約済

【天竺楽】/詩人タゴールが地上最後の楽園と愛したサンティニケタンというインドの小さな村で作り焼いた最も原始的な碗である。 手捏ねで形作り、野焼きして拭き漆で仕上げる。



   安食 ひろ 作 「天竺楽茶碗/炎芸術№139掲載作品」 H10.5×D12.5cm・・・・・(売約済

【楽三彩】/唐三彩を楽仕立てにしてみる。 楽といえば「赤楽」・「黒楽」だが、随分と重苦しくなる。 時には、明るい楽でシルクロードを旅してみたい。



   安食 ひろ 作 「三彩茶器」 H 9.6×D 6.8cm・・・・・(売約済



   安食 ひろ 作 「三彩茶器」 H 7.2×D 8.2cm・・・・・(売約済



   安食 ひろ 作 「三彩ふり出し」 H17.6×D 7.8cm・・・・・(売約済



   安食 ひろ 作 「婆沙羅ぐい呑」 H 5.8×D 6.9cm・・・・・(売約済

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