皆様、おはようございます。
今朝も岐阜は、晴れ間が広がっています。
さて、昨晩の弊社ホームページでの売出しでは多くのお客様に御入札を頂き、誠に有難うございました。
内村先生に対する陶芸ファンの“期待”の高さを、改めて感じる売出しとなりました。
それでは、「~高麗・唐津~ 内村 慎太郎 陶展」 【~14日(日)】から「私の一押し作品」として、選りすぐりの逸品をご紹介していきたいと思います。
今日ご紹介する作品は、DM掲載作品を含めた「茶碗」による逸品です。
茶人からも高い評価を受ける内村さんですが、今展でも古格漂わせる「茶碗」に人気が集まっています・・・。(驚)
先ずは、2点のDM掲載作品から。 昨年末に、東京 根津美術館にて開催された「井戸茶碗展」で多大な影響を受けられたのちに制作されたそうです。
内村 慎太郎 作 「井戸茶碗」 H 8.0×D15.0cm・・・・・(売約済)
高台内と周りに生じた梅華皮は、最大の見所。
内村 慎太郎 作 「山瀬古井戸茶碗」 H 6.0×D14.2cm・・・・・(売約済)
幾筋かに垂れ流れた釉とキメの細かな貫入による景色は見所十分。
次に、きめ細かい上品な土質から近年人気が高まっている「山瀬」の土を用いた茶碗を。
注) 古窯址も多い“山瀬”の地は、唐津焼の重鎮 田中 佐治郎先生が住まわれていることでも有名ですが、いにしえから陶工たちに愛されたこの“山瀬”の土は、美濃の“もぐさ土”と同様にビスケットのようなざっくりとした手触りが特徴です。
非常に希少な土で、使うほどに細やかな貫入が入り、とても味わい深い趣へと変化していくそうです。
内村 慎太郎 作 「山瀬茶碗」 H 8.2×D14.2cm・・・・・(売約済)
続いては、利休好みの静かな無作の味があり、余情深い趣を放つ「斗々屋茶碗」の逸品も。
注) 本歌の「斗々屋茶碗」(大名物)は、堺の魚屋が所持していたことで「斗々屋」の名がつき、以後利休に伝わったことから「利休斗々屋」とも呼ばれています。
内村 慎太郎 作 「利休斗々屋茶碗」 H 6.3×D14.2cm・・・・・(売約済)
最後は、全体的に薄手で端正で洒落た作風で来場者の目を惹きつけた「茂三茶碗」を。
注) 茂三茶碗(もさんちゃわん)の名称の由来は、対馬藩藩士であった中庭 茂三が、寛永16年(1639)に朝鮮釜山の和館内に築かれた対馬藩宗家の御用窯「和館茶碗窯」に燔師(はんし)としておもむき、朝鮮陶工を指導して御本茶碗を焼かれたことによります。
「茂三茶碗」の特徴は、見込みの細めの刷毛(鶴刷毛)と高台内の渦で、その中央に小さな兜巾を見せています。釉色は黄味・赤味・青味を交えた枇杷色で、鹿の子の窯変もほどよく見られます。総じて薄作りで、土は細かく、堅く焼き締まっています。
内村 慎太郎 作 「茂三茶碗」 H 7.6×D12.5cm・・・・・(売約済)
明日の「私の一押し作品!!」は、これまた逸品揃の「花器編」をご紹介致します。 乞うご期待!!
今朝も岐阜は、晴れ間が広がっています。
さて、昨晩の弊社ホームページでの売出しでは多くのお客様に御入札を頂き、誠に有難うございました。
内村先生に対する陶芸ファンの“期待”の高さを、改めて感じる売出しとなりました。
それでは、「~高麗・唐津~ 内村 慎太郎 陶展」 【~14日(日)】から「私の一押し作品」として、選りすぐりの逸品をご紹介していきたいと思います。
今日ご紹介する作品は、DM掲載作品を含めた「茶碗」による逸品です。
茶人からも高い評価を受ける内村さんですが、今展でも古格漂わせる「茶碗」に人気が集まっています・・・。(驚)
先ずは、2点のDM掲載作品から。 昨年末に、東京 根津美術館にて開催された「井戸茶碗展」で多大な影響を受けられたのちに制作されたそうです。
内村 慎太郎 作 「井戸茶碗」 H 8.0×D15.0cm・・・・・(売約済)
高台内と周りに生じた梅華皮は、最大の見所。
内村 慎太郎 作 「山瀬古井戸茶碗」 H 6.0×D14.2cm・・・・・(売約済)
幾筋かに垂れ流れた釉とキメの細かな貫入による景色は見所十分。
次に、きめ細かい上品な土質から近年人気が高まっている「山瀬」の土を用いた茶碗を。
注) 古窯址も多い“山瀬”の地は、唐津焼の重鎮 田中 佐治郎先生が住まわれていることでも有名ですが、いにしえから陶工たちに愛されたこの“山瀬”の土は、美濃の“もぐさ土”と同様にビスケットのようなざっくりとした手触りが特徴です。
非常に希少な土で、使うほどに細やかな貫入が入り、とても味わい深い趣へと変化していくそうです。
内村 慎太郎 作 「山瀬茶碗」 H 8.2×D14.2cm・・・・・(売約済)
続いては、利休好みの静かな無作の味があり、余情深い趣を放つ「斗々屋茶碗」の逸品も。
注) 本歌の「斗々屋茶碗」(大名物)は、堺の魚屋が所持していたことで「斗々屋」の名がつき、以後利休に伝わったことから「利休斗々屋」とも呼ばれています。
内村 慎太郎 作 「利休斗々屋茶碗」 H 6.3×D14.2cm・・・・・(売約済)
最後は、全体的に薄手で端正で洒落た作風で来場者の目を惹きつけた「茂三茶碗」を。
注) 茂三茶碗(もさんちゃわん)の名称の由来は、対馬藩藩士であった中庭 茂三が、寛永16年(1639)に朝鮮釜山の和館内に築かれた対馬藩宗家の御用窯「和館茶碗窯」に燔師(はんし)としておもむき、朝鮮陶工を指導して御本茶碗を焼かれたことによります。
「茂三茶碗」の特徴は、見込みの細めの刷毛(鶴刷毛)と高台内の渦で、その中央に小さな兜巾を見せています。釉色は黄味・赤味・青味を交えた枇杷色で、鹿の子の窯変もほどよく見られます。総じて薄作りで、土は細かく、堅く焼き締まっています。
内村 慎太郎 作 「茂三茶碗」 H 7.6×D12.5cm・・・・・(売約済)
明日の「私の一押し作品!!」は、これまた逸品揃の「花器編」をご紹介致します。 乞うご期待!!
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