岐阜の画廊 文錦堂

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☆私の一押し作品《カップ&ソーサー編/南 絢子 作陶展より》☆

2013-10-07 15:46:50 | 工芸
皆さん、こんにちは。

週明けの月曜日を迎えましたが、今日の岐阜は台風24号の影響からか朝からドンヨリとした曇り空に覆われています。

さて、5日(土)から開催致しています「九谷 南 絢子 作陶展」 【~13日()】では、初日・2日目と県内外から大勢のお客様にご来廊賜わり誠に有難うございます。
改めて厚く厚く御礼申し上げます。

高い色絵の技術によって九谷で新境地を開く絢子さんの新作群は、多くの来場者の“眼”を楽しませてくれています・・・。

本日20:00~より、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも出品作品を順次掲載させて頂く予定ですので、そちらの方でもお楽しみ下さい。

それでは、恒例となりました「私の一押し作品!!」。 今展からも選りすぐりの逸品を作品別にご紹介していきたいと思います!!
第1弾!! として今日ご紹介させて頂く作品は、魅力溢れる1点物の各種「湯呑」から。

先ずは、絢子さんの代名詞的作品とも云うべき 「雪衾(ゆきふすま)」 シリーズによる、



   南 絢子 作 「碗皿 雪衾」 高 5.3×径14.4cm ¥31,500-

 色鮮やかな黄地紅彩による上絵付け。 

 立体的に削り出された乳濁色の葉の質感。
 

続いて、「雪衾(ゆきふすま)」に続く、絢子さんのもう一つの代表作、目だけで猫の表情を巧みに描きだした「ある一日」シリーズによる「碗皿」2種を。
ソーサーにカップを置くと、猫の目線の先に虫がいるかように描かれています・・・。



   南 絢子 作 「碗皿 ある一日 蝶々」 高 5.3×径14.4cm (売約済

 蝶々を見据える猫の力強い眼差し。 思わず見入ってしまいます・・・。

 黄地紅彩によって描かれた可憐な蝶々。 

続いて、先の作品とは逆バージョンで、空に舞うトンボを見上げる猫をソーサに描いた



   南 絢子 作 「碗皿 ある一日 蜻蛉」 高 7.0×径14.5cm ¥31,500-

 ソーサー全体が猫の顔となっています。 澄んだエメラルドグリーンのが印象的です。

 九谷焼ならではの多彩な色彩で描かれた蜻蛉(トンボ)。


明日は、「食器編」です。 乞うご期待!!
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