岐阜の画廊 文錦堂

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”初挑戦”限定作品!!/週末特別企画

2014-06-21 09:48:24 | 工芸
皆様、おはようございます。

4年に1回の祭典として、現在熱戦が繰り広げられているワールドカップ ブラジル大会のおかげで寝不足気味な方も多いのではないでしょうか・・・。
それにしても、昨日の日本×ギリシア戦は惜しかったですね・・・。 必死に頑張っている日本代表イレブンに、なんとか1勝をプレゼントしたいものです!!

  頑張れ、ニッポン!!

さて、恒例となりました「週末特別企画」、今日も新たに入荷してきた作品をご紹介致します。
今日ご紹介する作品は、九谷焼の新鋭 山近 泰さんから届いたばかりで新作ホヤホヤの「ぐい呑」です。

山近 泰さんは、一昨年開催された「第35回伝統九谷焼工芸展」“大賞”を受賞されるなど、次代の九谷焼を担う若手陶芸家として注目されています。
九谷焼伝統の五彩色 (黒の輪郭線を用い、青、黄、緑、紫などの濃色で文様を描いたもの)を使用して、幻想的な動物たちの世界を織り込んだ山近さんの作風は、見る者にまるで動物園へ誘い込むかのように楽しい印象を与えてくれます・・・。

今回は、初めて挑戦された「カワセミ」「フクロウ」による轆轤(ろくろ)成形 “限定各5作品” ずつのご紹介です!!

ご紹介致しました作品は、明日22日(18:00~弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて販売させて頂きます。 

先ずは、川べりの葦の枝先にとまるカワセミ(翡翠)を可愛らしく描いた作品から。
色彩豊かな外見から“渓流の宝石”などと称される「カワセミ」は、九谷焼でも人気モチーフの一つですが、山近さんはナント!?今回初めて描かれたそうです!!



   山近 泰 作 「ぐい呑~翡翠の図~」 H 4.8×D 6.2cm・・・・・¥8,640-

続いても、“初挑戦”となった「フクロウ(梟)」を描いた作品も。
フクロウ(梟)は、不苦労・福来郎・福籠・福老・福路・・・などと、語呂合せから古来より縁起が良いとされてきました。
また、海外でもギリシャ神話の女神アテナの使い、ローマ神話のミネルバの使いとして崇められ、フクロウは「知恵の神様」「文芸の神様」などとされています。



   山近 泰 作 「ぐい呑~梟の図~」 H 5.0×D 6.3cm・・・・・¥8,640-

山近 泰 (やまちか やすし)

1975年 石川県生まれ 2000年 石川県立九谷焼技術研究所実務者コース加飾科 卒業 2009年 日本伝統工芸展初入選 2010年 日本伝統工芸展入選
2012年 第35回伝統九谷焼工芸展 大賞受賞 現在、個展・グループ展を中心に活動する。
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