岐阜の画廊 文錦堂

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期待の新人!!

2012-05-08 11:44:22 | 工芸
皆さん、おはようございます。

G.Wも終わり今日から文錦堂も仕事再開です。まだまだG.W気分が抜けきらないですが、どうぞ宜しくお願い致します!!

さて、今週末12日(土)からは、いよいよ「隠崎 隆一特集」【5月12日(土)~20日()】を開催致します。
今日からその準備に取りかかろうとしていたところ、先日のブログにてご紹介させていただきました岐阜県養老町の陶芸家 大谷 紀貴君が窯出ししたばかりの作品を持って遊びに来てくれました。

先のセラトピア土岐にて開催された「第5回現代茶陶展」(4/14~22)では、林屋晴三氏(東京国立博物館名誉館員・菊池寛実記念智美術館館長)、鈴木藏氏(重要無形文化財「志野」保持者)、榎本徹氏(岐阜県現代陶芸美術館館長)による厳選な審査のもと、37都道府県、280名・380点の応募の中から入賞9作品、入選76作品が選ばれましたが、大谷君も人気作家が居並ぶなかで見事に入選を果たされました。

今回の入選がかなり自信になったようで、今日持参された作品も「漆器が持つ温かみのある質感を陶器でも出したい。」という大谷君の世界が出た素晴らしい作品でした。



   「漆紅茶碗」 H8.4×D11.4cm (売約済

 “漆紅”と名付けられた釉肌に抹茶の緑が良く映えます。



   「漆紅茶碗」 H8.6×D11.6cm (売約済

 口当たりや手取りがとても柔らかく、抹茶の味も格別です。



   「漆紅ぐい呑」 H6.2×D6.4cm (売約済

「文錦堂のブログにいつか自分の作品も紹介されるようになりたい。」と、常日頃語ってくれていた大谷君でしたが、ようやく念願が叶ったね!!
自分の作風も確立し、これからが本当の意味での陶芸家としてのスタートです。
苦労をかけ続けているご家族の為にも、今後もさらに精進を重ね頑張ってもらいたいと思います。頑張れ頑張れ!!
コメント (12)
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