岐阜の画廊 文錦堂

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最強寒波!!!&巨匠作品(続2)

2012-02-02 09:14:04 | 工芸
皆さん、おはようございます。
今日の岐阜は辺り一面銀世界に覆われた雪国と化しており、朝から雪かきに追われています。(汗)

昨日の夕方までは、雪が降らなくて良かったと一安心致しておりましたが、なんのなんの、夕方から一気に振り出しアッという間に積もってしまいました・・・。凄っ!!まさに最強寒波ですね・・・。




 雪かきも飽きてきたので、気分転換に作ってみました。(笑)

岐阜の降雪量は11cmということですが、これから夜にかけてまだ30cmほど降るそうです。
皆さん、どうぞお気をつけ下さい!!

さて、今日は昨日ご紹介出来なかった小林 東五先生(1935~)「粉引杯」を改めてご紹介させていただきます。



小林 東五 作 「粉引杯」H3.5×D8.7cm・・・・・(売約済) 

 たっぷりと全面にズブ掛けされた白化粧土。

 やや青みがかった釉調の景色がとても綺麗な見込。

 凛とした高台。

 

 お馴染である“玄”の箱書き。

【粉 引】
14世紀末に高麗に代わり李氏朝鮮王国が建国され、朝鮮陶磁の主流も高麗青磁から粉青沙器と白磁に代わりました。粉青沙器は日本酒用の酒器として現在でも人気があり、中でももっとも珍重されるのがこの“粉引”です。
柔らかな土味が特徴で使い込むほどに酒が染み込み、やがては雨が滲み出たような景色が生まれ、酒徒はこれを“雨漏り”と呼び賞玩してきました。
使うほどに味を増し育つ粉引・・・、この作品もどのように育つか楽しみです。
コメント
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