昨日の青空(11月とは思えない程ぽかぽかです)
高気圧に覆われた 「北陸・富山」 こんなに綺麗な青空が広がりました。 でも、これから秋が深まり冬が近づくと空は暗いグレーに染まります
突然ですが 【カミナリ】 ってどの季節のイメージですか?北陸ではどちらかと言えば 【冬】 の方が大きいかも?
職場で聞いたら5人中4人が 【冬】 と答え、「え?何?カミナリ?夏じゃん!」 と言ったAさんは神奈川出身でした。
私の生まれ故郷では 【雪おこし】 と呼ばれていましたが、富山では 【ブリおこし】 と言います。
「そろそろ雪が降るぞ~~」 「そろそろ寒ブリが獲れるぞ~~」 の合図です。
昔の人は山に浮かぶ残雪 【雪絵】 を見て田植えの時期を判断したりと自然現象を頼りにしてきました。
りんごはカミナリが大・大・大キライ!見ている方もツライほど怖がりました。
ピカッ ゴロゴロ~ ドッカーン
りんごの身体は見る見るうちに震えだし、ぶるぶる・・・がたがた・・・息使いまで荒くなってきます。
「りんご、大丈夫だよ!ゴロゴロもうすぐバイバイするから・・・怖くないよ!りんちゃん~大丈夫!大丈夫!」
聞く耳持たず!聞く耳持たれず!大好きなご飯も食べる事が出来ません。ただ震えるばかりのりんごです。
そして何故か?カミナリが鳴ると必ず玄関を背に座り直すんですよ。不思議な行為でした・・・玄関からカミナリが来ると思っているのでしょうか???
一番最悪のパターンは、雪の降る夜お散歩に出た瞬間に ピカッ・ゴロゴロ・・・・これは完全にお手上げでした
おしっこもしないしリードをぐいぐい引っ張って、ひたすら家に向かいます。
「りんご~オシッコどうするの~もう朝まで行かないよ!ね~りんご~オシッコだけしよう!」 (オシッコを連発してましたわ~)
「お母さん・・・怖いです・・・」
「大丈夫だよ!これが終わったらりんごの大好きな雪こんこが降るんだから。もう少しガマンしような!」
「雪こんこ~ じゃあ頑張ってガマンする~!」
もうすぐ、【立冬】雪を知らせる「カミナリ」がなる北陸です
今でもカミナリがなると「りんちゃんがいたらブルブルやな~」と誰かが言いだします。
そしてその後、決まってまた誰かがこう言うのです
「良かったな~こんなカミナリの日にりんごがいなくて・・・」
カミナリでブルブルでも、りんごがここにいた方がいいに決まっている・・・・
あの子、なんでいないんだろう?
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