りんごちゃん 速達で~す!

亡き愛犬「りんご」の生まれ変わり?
エンジンルームから救出された三毛猫
「あずき」の成長記録です♪

同行避難・同伴避難

2024年01月16日 | 動物愛護推進員・防災士
能登半島地震が起きたのは元日でした。我が家はたまたま家族全員が在宅で、あずきちゃんを連れて避難所に行きました。

避難した当時



あずきちゃんは恐怖のあまり、キャリーケースの中に敷いていあるクッションの下に潜り込んでいました。

今日はペットの【同行避難】【同伴避難】について記録をします。

※ 【同行避難】ペットと一緒に安全な場所まで避難する行為の指す。

※ 【同伴避難】飼い主とペットが一緒に同じ場所で避難生活を送る事を指す。

同施設内で避難生活が送れるが、必ずしも同室とは限らない。


いつも一緒にいたいから



※ 環境省では東日本大震災での経験から、ペットを飼養している人が災害時に自宅等から避難する必要がある時は
飼い主の自己責任の下でペットを連れて避難する「同行避難」を推奨してきました。


まさに、発災時私達の取った行動が「同行避難」になります。今日はその時に思った事を記録として残します。

避難所までは早歩きで約5分の距離でしたが、あずきちゃんを入れたキャリーケースを抱えては確かに大変でした。

キャリーに慣れる練習



私達が避難所にいたのは数時間ですが、もし避難が長引けば動物は人と違う場所で過ごす事になりかねません。

ニオイや鳴き声やアレルギー等々の問題から、避難所設営での動物の居場所は人と距離を置いた所になるからです。

ケージやキャリーに入る練習を



ペットと同じ空間で一緒に過ごせる【同伴避難】はまだまだ未知数です。

万が一、そうなった場合にキャリーケースやケージに慣れていない子は相当なストレスになるでしょう。

ケージに慣らす方法



あずきちゃんも元日の地震で無理やりキャリーに押し込んで以来、中に入るのを躊躇っています。

やっと中でお昼寝が出来るようになったのに、また一からやり直しです。



その他気づいた事として、避難所で犬を連れた方も数人居ましたが、どの方も首輪が緩いのが気になりました。

動物はパニックになると飼い主が思う以上のチカラで、想定外の行動をします。

もしかしたら恐怖のあまり人を噛むかもしれないし、道路に飛び出し事故に繋がるかもしれないし。

首輪はもう一穴きつめに!そして出来ればダブルリードをおススメします。

ハウス、キャリー、ケージ、まったく無理だった。りんごより

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ペットの災害対策

2024年01月14日 | 動物愛護推進員・防災士
令和6年能登半島地震から二週間が経とうとしています。

今日はいざという時、大事なペットを守る為の災害対策について記録したいと思います。

いつも一緒にいたいから



去年の秋、動物愛護推進員として参加した「富山県愛護フェスティバル」では「ペット防災ブース」を担当しました。

物言えぬ大事な家族と一緒に避難するには、常日頃からどんな備えをしておけばよいのか!というテーマのブースです。





あれもこれもと用意したいのは分かりますが、冷静になり優先順位を決める事が大事です。

動物のための持ち出すものリスト



【優先順位1】・・・命や健康に関わる物は、持ち出しやすい身近なところに置く

※ 特に気を付けたい事として支援物資(フード等)が届くまで、療養食の子は多めに用意をした方がいいと思います。

※ ガムテープは、キャリーケースの扉が開かないよう補強用に使えます。

【優先順位2】・・・飼い主や動物の情報記録の用意

うちの子手帳



※ ペットの特徴(犬種・猫種・色・柄・模様・大きさ等)がわかる写真を貼る(飼い主も一緒に写っていれば尚良い)

※ かかりつけの病院名・持病・常備薬等も記入。

スマホのフォルダにはペットの写真が山ほど保存されているけど、プリントアウトはしていますか?

これは我が家も反省点であり、今すぐ実行するべき事だと思いました。

ここに入ってるにゃ



通院用キャリーケースです。大地震を機に、あずきちゃんの避難用グッズを入れます。



備えあれば憂いなし。今まで防災に関しては希薄でしたが、今回の地震を体験し改めて強く思っています。

能登半島地震の発災は元日の夕方・・・我が家も運よく家族全員が在宅していました。

もしも家族バラバラの時だったら?あずきちゃん一人でお留守番の時だったら?考えれば考える程、頭を抱えたくなります。

次回はペットとの避難についての記録を残そうと思います。


離れ離れは嫌だ~りんごより

うちの子手帳・災害対策チェックポイントは「富山動物管理センターHP」で見る事が出来ます。

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地震後のあずきちゃんの様子

2024年01月10日 | 動物愛護推進員・防災士
あのツンデレあずきちゃんがね、元日の地震後ほんの少しだけど甘えたさんになったんです。

やはり怖かったのでしょう・・・聴覚の発達した猫ですし、小さな音にも揺れにも敏感になっています。

あのね、あのね



その昔、畑正憲ムツゴロウ先生が言ってたんですけど。

「犬が甘噛みや手を舐めたりするのはお話をしている時。飼い主さんはうんうんと頷いて聞いて」との事でした。

あずきちゃんがガブガブし出したら、無理やり手を引っ込めず(そうすると逆にケガをする)じっとしているんです。

話、終わったから~



ドア、開けて下さる~



いつでも出入りが出来るよう、少し開けてあるんだよ。器用な前のオテテ使って開けられるよね。

飼い主は下僕です。甘えたお嬢様の言いなりで、ドアの開閉もしっかりやらせて頂きます。

昨日、青空がでた時間にダッシュで近くの神社までお参りに行って来ました。

一日も早く平穏を



地元の学校では昨日始業式があり、三学期が始まりました。

子供の中には地震がトラウマになっている子も居ますし、夕方6時に緊急地震速報も鳴りまた揺れました。

自分の命は自分で守る!お世話をしている子供達には「自助」という言葉を伝えました。


あずちゃんも覚えてね。りんごより

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令和6年能登半島地震・備忘録・ハザードマップの再確認

2024年01月06日 | 動物愛護推進員・防災士
今朝(6日午前5時26分)に緊急地震速報が鳴り、緊張が走りました。

揺れが治まりテレビやラジオ、スマホで「津波の心配はありません」を確認します。

事前に備えよう



「津波避難場所」「津波避難ビル」の案内。見落としがちなんですけど、再確認するのもいいかもです。

前記事でもお話しましたが、我が家は海抜4メートルで【津波高1.3~4.8メートル、最大津波高到達時間2分】地点です。

元日に発災した能登半島地震では【津波警報】が発令され、私達も急いで避難所を目指しました。

海抜10メートルの避難所



当日、車で高台か?早歩きで5分の学校に逃げるか?パパさんはとても悩んだと言っています。

足腰丈夫な義母に頑張って貰い歩いて逃げる!を選んだのですが避難所に行くまでに見た道路は、車が渋滞して動けない状態でした。

後日聞いた話では、海抜20~30メートル住みの方々が、高台を目指し車を出していたそうです。

これってどうなんでしょうか?初めて体験する大地震、津波警報ですし、仕方が無い事なのでしょうけど・・・

ハザードマップポータルサイト


画像クリックでもサイトに飛びます

※ 「ハザードマップ」・・・自然災害による被害を予測し、その被害範囲を地図化したもの。

国土交通省が運営する「ハザードマップポータルサイト」をぜひ、一度見て下さい。

都道府県・市町村・災害の種類(洪水・土砂災害・高潮・津波)を選んで入力します。

自分がどんな場所に住んでいるのか。今一度、再確認をする事も重要だと思いました。

余談になりますが、私は13年間りんごちゃんと暮らし日に何度も散歩をしてきました。

そのおかげで知らなかった抜け道や近道を知り、今回徒歩での避難の時もいち早く避難所に着くルートを辿ったのです。

ありがとうね



地震で右往左往していましたが、明日から連休なんですよね。

北陸地方では大雨警報~大雪になるかもの予報が出ています。続く余震の中、被害が広がらない事を祈るばかり。


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令和6年能登半島地震・備忘録・虫の知らせ?

2024年01月05日 | 動物愛護推進員・防災士
能登半島で発生した大地震から今日で五日。余震に怯える中、昨日が仕事初めでした。

新年の挨拶をする事すら忘れ、無事を喜び今後の打ち合わせ等に時間を費やしました。

今日から少しずつ、今回の大地震の事を記録として残そうと思います。

2024年元日。奇しくも地震発生当日の朝、年賀状と共に去年の秋に資格を取った「防災士証」が届きました。



テンションが上がった私は、久しぶりに講習会用の分厚い教本を開いていたんです。

こういうのを虫の知らせって言うのでしょうか?このページに付箋が貼られているんですよ。

地震発生から3日目までの時間割



ピンクマーカーが引いてあるのは、防災士講習前に提出をした課題問題の穴埋め部分です。

① グラッと来たら、まず「身の安全」

② 揺れがおさまったら火の始末・出口の確保

③ 避難の準備。沿岸部では津波に備え高い所へ避難

発生時、私が居た場所



階段の踊り場です。横揺れで階段から落ちないようひたすら踏ん張っていました。

発生時、パパさんが居た場所



階段を上がった先にある洋間で、淹れ立てのコーヒーが入ったカップを握りしめ腹ばいになっていました。

発生時、アズゴンが居た場所



私が居た階段の右横にある納屋です。この棚の間で目をまん丸にして固まっているアズゴンを確認しています。

揺れの中では頭を守るどころかまるで動けず・・・昨日気づいたんですけど、右腕に青タンが出来ていました。

しかし避難所から戻って家の中を確認すると、台所のガスの元栓は切ってあったしコタツの線も抜いてあったんですよ。

防災意識高めよう!



あずきちゃんは緊急地震速報が鳴ると、誰よりも早くシッポを下げコタツに一目散です。

余震のたび身体にグッと力が入るのでしょう。肩や背中や奥歯までガチガチで痛いです。

また夜中の地震に備え、いつでも逃げられるよう服を着て寝ています。

不安だけど、今日は思い切って今年初めてのヨガ教室に行き、心と身体を伸ばして来ようかな~?

偉そうな事は言えませんが自分の知識向上を兼ねて、今後も多くの事を発信していこうと思います。


出来る事を少しずつです。りんごより

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