Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

最初はスギマサミチって読めなかった。

2005-08-27 22:30:45 | 日本のロック・ポップス
杉真理
「Swingy」(1978)

冒頭のメロウ&ファンキーなインスト「Swingy」から、ポップなファンキー・チューン「僕のレディー」、そして、正にメロウな「青梅街道」の三連発で、ワタシのココロはノックアウトなのでした。

実にイイッ!

特にワタシは「青梅街道」がお気に入りでゴザイマスが、この曲、アナタ、溶けますよ。夜のドライヴにオススメ致します。ワタシは免許もゴザイませんが。

杉真理のポップ・センスって、もう既にこの頃から炸裂してたんですね。スゴイ極上センス。
でもコレが売れなかったってんですから、当時は、ロックとかフォークとか歌謡曲とか、割とハッキリしないとダメだったんでしょうかねぇ。このアルバムなんか、そこら辺は全部咀嚼した上でポップだ、という方向ですもんね。ニューミュージック(ナツカシイ言葉ダ)色も薄いし。

バンドの演奏、かなりノッてます、特にA面の方。アレンジもイカしてます。70年代末ならではのイカしたサウンド。当時の洋楽を白も黒も幅広く取り入れて自家薬籠中って感じ。ナニげにファンキー結構最高かなりイイ。(ヘンナニホンゴでスマン)

それにしても、スギマサミチって最初は読めなかったなぁ。
コレとその前のアルバムの名義が「杉真理」ではなくって「Mari & Red Stripes」だったというコトもあるしねぇ。わざわざ「Mari」ってしたトコロがセンスだけど。
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夏は、うち水でしょう。

2005-08-27 10:22:24 | Jazz / Cross Over
涼しいジャケット・シリーズ。(まだ続ける気か?)

ザ・スクェア(The Square)
「うち水にRainbow」(1983)

さて、このアルバム、"アルバム・コーディネイター"とやらを務めて、全曲のタイトルを付けたりしたのがユーミンでした。
このアルバム・タイトル、オトコ集団のスクェアからは出ないよなぁ。

この頃のスクェアは、とにかくメロディのキレイな「曲」を聴かせてくれます。ワタシは90年代以降のスクェアは追ってませんので最近の事は分かりませんが、曲自体はこの頃が一番良かったような気がシマス。「Sabana Hotel」「Hank & Cliff」「From 03 To 06」、イイじゃないですか!気分が明るくなりますワ。
ユーミンが提供した実にキャッチーな「黄昏で見えない」もありますしね。(イントロが「Wの悲劇」だ・・・)

演奏的には、和泉サンのピアノ(エレピがまた良い!)と伊東"ネシロ"たけし氏のサックスが、踊っちゃってて最高。サックスの抜けの良い音色、イイねぇ。
そして、安藤まさひろのギターはイイ意味で手堅い。やっぱ、この人はメロディ・メーカーだからなのか、ギター・ソロでも、あんまりイッチャッたりせずメロディアスだと思いますが、どうですか?(「Barbarian」ではチョット、イッチャッテますが。)

あと、ぜひ聴いて頂きたいのが、「Hello Goodbye」!
コレ、ビートルズの「Hello Goodbye」のカヴァーなんですが、実にセンス良くひねったカヴァーです。オレ、しばらく気が付かなかったもん。こういうのって楽しいね~。

ジャケット通りのサワヤカな一枚です。暑っつい盛りにお聴きになってクダサイね。
コメント (4)
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