Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

JJと言ってもCanCamのライバル誌ではナイ。

2005-08-08 22:51:41 | Jazz / Cross Over
ワタクシがジャズを「分かって」しまったキッカケの一枚。

ジェイ・ジェイ・ジョンソン(J.J. Johnson)
「The Eminent Jay Jay Johnson Volume 1」(1953)

1953年の作だそうで、ジャズに於いてはビミョーな年ですよね。
ま、ノリとしても、ビバップのような、ハードパップのような、という感じがあり、ソコラヘンも中間的かも。

が、そう言う事はどうでも良くて、ボントロのジェイ・ジェイ・ジョンソンと、パツラ(即ちラッパ、つまりトランペット)のクリフォード・ブラウン(Clifford Brown)が、素晴らし過ぎマス。

このアルバムは、ホーンは3管編成なのですが、もう一人のホーン奏者がテナー・サックスのジミー・ヒース(Jimmy Heath)でして、まぁ、ジミー・ヒースも悪くはないんですが、JJやブラウニーという、超一流に比べるとやっぱり、落ちると思います。
んで、そういうコトなので、本腰入れてジャズを聴こうと思い始めたばっかりだったワタシにもその違いが、ワカッチャッタのよ。
するってぇと「グルーヴ」とか「スウィング」とか言う感覚が、体感として、生理的感覚として分かるようになってしまう。

「っぁあ、タマリマセンのね」と、なる訳よ。

まぁ、そういう経緯がありまして、ソコカラ数年はジャズにどっぷり浸かりましてゴザイマシタ。

とか書きながら、久しぶりにコレ聴いてますが、リズムにノルという事がイカに気持ち良いか!
実によいですワ。
トロンボーンの心地よい豪快かつ柔らかい音色が、ココまで全身感覚&前進感覚でリズムに乗るってのは、やはりJJジョンソンの良さだと思いますが、どうですか?
そして、パーフェクト・トランぺッターのブラウニー。いやぁ、ホントニたまらんねぇ~。

あんまり人気盤でもないと思いますが、強力にオススメしたいと存じマス。
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ロングブランチ/ペニーホイッスル(Longbranch/Pennywhistle)

2005-08-08 07:53:29 | West Coast Rock
「バニシング・ポイント」(1971)と言えば、アメリカン・ニューシネマを代表する映画の一つ、というコトなんでしょうが、今日は、まぁそういうコトではなく、イーグルス(Eagles)絡みです。

どういう事かと言うと、この映画の中でグレン・フライ(Glenn Frey)がJ・D・サウザー(J. D. Souther)と組んでいたロングブランチ/ペニーホイッスル(Longbranch/Pennywhistle)の「I Can't Believe It」という曲が聴けます。

イーグルスのメンバーが過去に在籍していたバンドっていうと、ドン・ヘンリー(Don Henley)の在籍していた、シャイロ(Shiloh)とか、このロングブランチ/ペニーホイッスルなどはライナーノーツとかで、名前だけは見かけるけど、音が聴けねぇ・・・というコトが多い。(と思います)
そういう状況なので、Longbranch/Pennywhistleを一曲でもいいから聴いてみたい!というヒトは「バニシング・ポイント」を買ってみては如何?
アマゾンで買うと995円らしいし。(安い!)

曲はどんな曲かって言うのは、まぁ、JDとのデュオなので、アコースティックっぽい線かと思いきや、ちょっとR&Bっぽいロックンロールです。
イーグルスにおいては、グレン・フライのやってた役割そのまま。
「Heartache Tonight」あたりに近い線。

興味のある方はドーゾ!

(この映画、全編通して、ロックとかソウル系の音楽がず~っとかかっていますので、そういう意味でも楽しめます。キム・カーンズとかマウンテンとか掛かるし、デラニー&ボニー&フレンズなんかは、出演までしてます。)
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