Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

いつもポケットにバターン

2005-08-18 21:12:06 | LatinSoul / LatinRock
ジョー・バターン(Joe Bataan)
「Joe Bataan II」(1981)

いわゆるサルソウルのサウンドに一番近いジョー・バターンの作品と言えばコレですかね?(そんなには近くないケド)
ワタシが知っている限り、このアルバムのサウンドがバターン作品の中では一番タイトっス。
という事で、J-POPしか聴かない友人にはココから勧めるのがイイかなと思っています。そう言えば、リズムセクションの音は、当時の山下達郎の音と、かなり親類状態デス。

滋味と倍音が豊か過ぎるボーカルは相変わらず健在!
どの曲でも健在!

曲目的にはワタクシとしては「When We Get Married」!!!
確か二度目の録音だと思イマスガ、このアルバムでは思いっきりアップなテンポでやってまして、コレ、かなりイイです。
最初はスローから始まる「You, My Love」もキテマス。いいネェ~。
スローな曲での圧倒的説得力は「Super Girl」で堪能できます。
最初っからエクステンド・ヴァージョンなダンサブル・チューン「Forever」も最高。(普通、この展開でこの尺だと、12インチ・シングルだよなぁ、と思いマスが。)

超名盤ではナイけどいいアルバムっすよ。
そういうのは佳作っていうのか・・・。

すごくイイ佳作デス!!!
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甘くはないのよ。

2005-08-18 07:49:56 | Jazz / Cross Over
涼しいジャケット・シリーズ。(そろそろ打ち止めでイイ?)

ジューン・クリスティ(June Christy)
「Something Cool」(1955)

「可憐な"クール・ヴォイス"の残したジャズ・ボーカルの大傑作」と、書かれておりますが、可憐な可愛らしい声なんかじゃありません。
はっきり言って、「酒も、タバコも、男も、なんでも知ってるワ」みたいなハスキー・ヴォイスです。低音が魅力。
ピート・ルゴロ(Pete Rugolo)によるアレンジも一筋縄じゃ行きませんねぇ。

というコトで、この"冷たい飲み物"は、甘~いオコチャマの飲み物ではなく、オトナの貴方にこそフサワシイのでありました。
カッコイーネッ!
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