Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

兎にも角にも、凄く凄い!!!!!

2005-08-09 23:09:13 | Latin Jazz
オマール・ソーサ(Omar Sosa)
「Prietos」(2000)

多分このヒトは、現在の全ての音楽ジャンルの中でも、最も先端を行っている音楽家の一人。
一応ラテンジャズのカテゴリーから出て来た人であり、ピアニストでありますが、アフロ、ラテン、ジャズが、アヴァンギャルドにも、渾然一体となった凄まじい音楽は、当然の如く、既にしてカテゴライズ不能。
フリージャズから牧歌的メロディまでが、重層的に(比喩じゃなくて、よく聴くとホントに重なってたりすんのヨ!)、キョーレツなリズムにノッてアナタの延髄をアタックしまくり。しまくら。
電気楽器は使ってないけど、電気マイルス(「Agharta」とかね)に近い感触もアル。

このアルバムに収録されている「Takes A Second」は、そんなオマール・ソーサの曲の中でも、一番ワタクシのツボと延髄を突いて来た一曲。
ピアノ、ベース、ドラムという基本の3ピースに、コンガを始めとした数種のパーカッション、そして、メカニカルなサックス(カッコええ!)、吠えるラッパに、英語ラップに、スペイン語のボーカル!全てが凄まじくグルーヴ!
新しいテクノロジーを使わず、今までになかった、新しい音楽のカッコよさを、創造してしまった!!!スゲェエーッッ!!!

兎にも角にも、凄く凄い!!!!!

ジャケ見ても、正に天才。紙一重って感じがシマスネ。
そういうモノですから、絶対に聴いておきましょうネ。

と、今日も脅すワタクシでゴザイます!
夜露死苦!押忍!また明日!
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時をかける遊眠亭主(&その奥方)

2005-08-09 07:50:43 | 日本のロック・ポップス
涼しいジャケット・シリーズ。

松任谷由実
「Voyager」(1983)

当時の世間的には、知世様に提供された「ダンデライオン」と「時をかける少女」、それと妙なロボットが動くCMに使用された「不思議な体験」が、知名度の高い曲だったと記憶していますが、どうなんですか?(いきなりコッチから質問なのか?)

他、あんまり有名な曲はないと思いますが、その、あんまり有名じゃない曲がまた、とても良い!
松任谷正隆校長のアレンジも実に冴えていると思います。特に「ガールフレンズ」と「ハートブレイク」。
小品と言って良い作品だと思いますが、微妙な切なさを醸し出しつつ、サウンド的にはタイトで、洗練されていて、見事にポップ。(どっちも、コーラス系のエフェクトをかけた、さりげないギターがワタクシにはツボ!)

「私を忘れる頃」も、また佳曲。コレいい!素通りできませんがな。
そして「Tropic Of Capricorn」!カッコよろし!

他の曲もイイのヨ!

この頃のユーミンって、絶頂期じゃなかろうか、と思います。
そして遊眠亭主も絶頂期ではないかと、この際、言ってしまおう。
前作の「Reincarnation」(1983)とか、その前の「Pearl Pierce」(1982)も充実しまくってマス。ソウル色は薄いけど、遊眠亭主は、ある意味、ニッポンのクインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)ではないかと思いますね。思うデショ?
もったいナイので、コレ聴かずに死ぬのはヤメましょうね。
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