現実と夢!!

今日は曇り

銀行の手数料は20円が妥当

2006-09-02 11:54:42 | Weblog
最近の銀行について何を理解するべきなのか?
まずは銀行にたいして、親近感を持つべきなのだが、
手数料の話になると突然ぐっと距離が縮まるのではないだろうか。

手数料は105円から420円ぐらい取られる。最近は0円なんてのもあるが
これは大分珍しい部類に属する。

ATMで一回引きおろすと210円が搾取される。
なぜこんなに高いのか?それともこれは妥当な価格なのか?
なぜこれだけの値段になるのかは銀行は公表してはいないようだ。
ただ、”ATMの保守費用および人件費の費用”と銀行は説明している。

そもそも銀行のシステムはIBM、日立等々のビックネームが作り上げた
巨大システムによって今があるといえる。
2003年から8年構想で第5次金融システムを構築中のようだ。
約700億円弱。

この金融システムを利用して各種銀行およびATMの利用金額を一日毎に
センタに集約し、そのデータは日銀にさらに集約している。
日本の金融の移動は全て一日毎に日銀に集約しているのだそうだ。

ではシステムの利用を含め一体総額いくらかかっているのか?
①システム構築費用
②データ通信料
③保守管理費用
と、まあ大きく3つのコストセクターが存在する。
銀行は上の③が手数料の費用と言っているのだ。公表しているのは①のみ。


なので①で計算をしてみるとこうなる。
#①で計算してしまうことは210円という手数料は
#①②③の合計ではじき出していると仮定している
一日の平均的取引回数を平均的な数字である500万回とする。
すると一回の取引で約 7 円を消費者から徴収することで
700億円を回収することができる。
多く見積もっても一回10円だ。

ということは、一回の取引で
②+③で約200円かかっていますと銀行は言っていることになる。
馬鹿なこといってることが理解できるのではないだろうか。
なぜなら①は他の②、③と比べて桁が大きく違うレベルで
額が大分違うのだから。
仮に銀行が100%のピンはねをしているとすると
②+③で7000億円という計算になる。
ありえないですね。
妥当な手数料は 20円 まあそんな所です。

私たちには年間0.3%しか利子をくれないのだから
納得のいく説明はこれ以外はない。
”②+③をすると約200円かかっています。
ただ、私たちの利ざやとして0.3%上乗せさせて頂いております
根拠の数字はこれこれです”

まさか利ざやが、数百%、数千%ではないですよね。

因みにアメリカの手数料事情はこんな感じですね。
$1000預ければ手数料フリー。こういうのがメジャーな所です。

コメントを投稿