現実と夢!!

今日は曇り

移りゆく基準

2009-07-10 22:33:44 | Weblog
何においても、基準と言うのは時代とともに変わることが多い。
わかりやすい例でいえば、もてる男性像なんてのはそうだろう。
昔は3コウと言われたが今は久しい。
さらに少し昔ではおもしろい+やさしいがはやったが、
今となっては、やさしすぎる刺激が少ない男性陣と揶揄されたりもする。


おどろいたことに異性に対する感覚が時代によって移りゆくのは
なにも人だけではないらしい。
国立科学博物館によると、鳥だってそこらへんの事情は一緒らしい。
なんともおもしろい。



これは、投資の世界でも同様である。
だいたい流行りというものがある。
少し前はBRICSと来て、その後には東南アジアに向かう。
業界においても、バイオ産業に目がいったと思えば次はエネルギーに目がいったりしている。


そうか、なら流行が時代の風が自分たちにふくまで待とうか と思いたくもなる。
ただ、もてる基準が自分に仮に向いたとして、それがいまから30年後じゃ意味がない。
ただ待つというスタンスはいかがなものか、少しリスキーかと思うわけだ。

これは会社においても同じである。
まずしっかり自己分析をするのだ。自分たちはどういった企業で今どこらへんに位置しているのか。
外部環境をしっかりととらえたうえでそこらへんを把握する必要があろう。
もちろん知るために分析をするのではなく、次の一手に出るために分析するのだ。

機関投資家は優良企業にもう少し積極的な姿勢を求める一方、
優良企業は、現状「守り」とも近い姿勢をとる所が多い。

しかし、ボストンコンサルティングによれば、M&Aは不況時におこなったもののほうが
好景気時に行ったものより効果が高いことが証明されている。


危機こそチャンスとは誰でもいえるが、言葉でいうほど簡単でもないのだろう。
ただ、危機後に今より優位なポジションにたつためには何をすべきかを積極的に考えて行動するに
損はないだろう。
実際にM&Aのように不景気に行うからこそより高い効果が得る方法があるのだから。

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