現実と夢!!

今日は曇り

鳩山総理

2010-05-27 20:47:02 | Weblog
日本が参考にしているイギリスでは2大政党が崩れた。
この状況は今の日本とよく似ている。

そういった中、ここ日本でも鳩山は普天間の県外移転は事実上なしと宣言した。
ここがギリシャだったらデモだろう。
しかし日本はため息と多くの文句だけで終わった。

4月に各新聞社がアンケートを取ったとき、民主党の支持率は20%前半だった。
そして、支持している理由も非自民党だかたらという意見が多かった。
さらに鳩山内閣で評価する点は、事業仕分けのみという状況だ。

しかし国民はメディアに騙されているだけだ。
事業仕分けはメディアにてホワイトナイトのように報じられたが、
それは当たり前のことをやっただけで、90兆円近い歳出のうちたった2兆円程度の
効果しかないのだ。
町に多大な迷惑をかける100名の暴走族から2名を捕まえただけなのだ。
それだけで、警察を国民は絶賛するだろうか?するわけがない。

なので、実際鳩山は評価されていないに等しい。

そこで沖縄の問題がこのGWに発覚したわけだ。
小沢ももうダメな可能性が高い。
そういったなか改めて各新聞社が同じようなアンケートを取った場合、
支持率は20%を切っている可能性もある。
もっとも、森がたたき出した8%という所まではおちないだろうが。

つまり鳩山は大きなことを言ってきたものの、それが形にはなっていないのだ。
アメリカではハネムーンという概念がある。
大統領が就任して100日は待ちますよ。しかし100日超えて目立った改善が
なければ、たたきますというものだ。オバマも今は苦労しているだろう。
なんなら今はメドベージェフのほうがカッコよく見える。

勿論日本ではこのハネムーン期間はとっくに過ぎているが、
またお前は裏切るのかということしか起きていない。

じゃあ、もうえーわ民主党は。となっても自民党も違うよなとなっており
無党派が多くいる状況になっているだろう。

まさにこれは今イギリスで起きている事態と等しい。
労働党にはもう飽きた。じゃあ保守党というのも少し違う気がする。
では、自由民主党にかける勇気もない。どうしたものか?
これが今のイギリスの実情だろう。
そして選挙が終わり保守党が第一党になったものの過半数の議席は獲得できず
自由民主党の動きが注目されるというところだ。

しかし民主党政権はあと3年も続くのだ。今は政治改革のチャンスであることは
変わりない。イギリスは迷走を始めたとしても日本でもというわけにはいかない。


小沢も鳩山も退く必要があるだろうが、いかに人気ではなく有言実行の実行力がある
人を擁立できるか、民主党はそこにかかっているだろうが、
そんな人はいるのだろうか。

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