タスポ

未成年の喫煙禁止を目的に全国導入されたタスポ。
これははっきりいって効果があるわけないと思っていたが
予想外の事象が起きている。
それは、たばこ店が廃業に追い込まれているということだ。


そもそも身近なところでタバコを手に入れる手段はいくつかある。
①　自販機で購入
②　コンビニやたばこ店等対人で購入
③　誰かからもらう（含　代わりに買ってもらう）。


タスポはこのなかで①のみに手を打っただけにすぎない。
それに一体どれだけの金がつぎ込まれているのだろうか。

この国策を実現した会社は一体どこかご存じか。
それはＮＴＴデータとＦｏｍaの技術。
要はＮＴＴだ。
昔からの無駄システム導入の仕組みがここにも垣間見れる。
おそらく必要以上の金がつぎ込まれている可能性が高い。


すこしそれたが、話を戻そう。
タスポ導入前には５２万台あったたばこ自販機は
すでに約１０万台減少している。

自販機がこんなにも減っている理由はおそらく２つある。
・　タスポ対応の自販機にするのには古い自販機の場合、金がかかり
　　ただでさえそう売上がない中、そこに投資しても
　　結局赤字になる。
・　普及率２２％というタスポの浸透率の低さから　
　　コンビニ等に客が流れている。


こういった事象をみて、国は何を思うのか？？
まあ、タスポ導入することで、当初の目的は達成しつつある
とかいうコメントを出すんでしょう。国は。

はっきりいって、上記の②や③にも手を打たないと
大きな意味はないのは、誰が見ても明白。

ＮＴＴに仕事をあげるために、また無駄な投資をした日本国。
効果うんぬんではなくできることしかしない国。
その後のことはしったことかという国。


容易な逃げ道があることが明白の中、たいした効果をあげれず
結局既存店の廃業がただ進むだけのタスポ導入。


こんなことを平然と私たちの血税で行う官僚たちには
がっかりだ。
なんとも思わないのだろうか彼達は。