現実と夢!!

今日は曇り

ハブ空港

2015-03-14 16:45:26 | Weblog
今までハブ空港と言えは、イギリスのヒースロー国際空港だった。
しかしその座をドバイ国際空港に明け渡した。
ドバイ国際空港は、利用者が昨年に前年比6%増の7040万人になったそうである。
ドバイでは周りには何もないし、労働者の9割が外国人だとも聞く。


しかし、立地としてはよく、アジアやヨーロッパ、アフリカの乗継空港として
存在感を発揮してきた。
これはある日突然そうなったわけではなく、もう何年も前から計画されて
スピーディな実行が行われた結果による。アブダビ国際空港なども
その座を狙っているようであるが、ドバイ国際空港に一日の長があるといえる。


ドバイ国際空港では3つあるターミナルの免税店やレストランが充実しており
お金が落ちやすい仕組みがしっかりできている。
最大のハブ空港とは、深夜の2時でも3時でも人で一杯である。
こんな深夜に人だらけじゃないか、というのが世界一の実力たるところだ。


かたや、羽田空港はどうだろう。ハブ空港を目指すと言っても
その現状は、とてもドバイに肉薄してるとはいえない。
4つある滑走路は強みなのかもしれないが、成田とのすみわけが正直よくわからない。
また、免税店やレストランも不十分だろう。


羽田にはそこそこ有名な店がごちゃっと入っている感じで
一体どういったお客さんにどういった風に利用してもらいたいのかが
分からない。とりあえず店があるという感じがする。
これはともてもったいないことだと思う。
現に羽田でショッピングしようという気はしない。


また、羽田が仮に24時間運営になったとしても
そこから新宿や品川までのバスは24時間対応するかもしれないが
そこから先には行けない。
インフラ整備状況がこれでは、とても世界に冠たる空港にはなれない。


本当に思うが、いい加減必要がない道路工事に多額の予算をつけることを
やめるべきじゃないだろうか。
本当に使うべきところはある。慣習のたまに使っているほど
日本の財布は潤沢な予算であふれてはいない。