現実と夢!!

今日は曇り

若者へのスマホの普及

2013-08-04 11:00:02 | Weblog
スマホ関係の会社の4-6月期の決算が発表された。
サムスンやLGの決算は好調の反面、
アップルは当時の凄まじい勢いに陰りがでてきており
マイクロソフトは心配なレベルだ。


絶好調の韓国勢だが、若者のスマホ普及が問題になっているようだ。
スマホの普及は、勉強の阻害および対人関係能力の形成に
問題をもたらすと言われている。
なんでも便利なものには、良い面と悪い面があり、
残念ながら若者にとっては、どうも悪い面の影響が強いようだ。
こういった側面は韓国に限った話ではないだろう。


ただ、韓国がそうフィーチャーされているのは
やはり非常に高いスマホの普及率にあるのだろう。



アメリカのスマホの普及率は意外かもしれないが50%程度だが
韓国では100%を超えている。
20代、30代の普及率は、80%を軽く超えている。
また10代の普及率はアメリカでは40%弱だったが
韓国では65%にも達している。
そのため、授業中にはスマホを回収するのは日常的な風景となっている。



韓国では非常に高い普及率に加えて
スマホ中毒となっている人が多いことがさらに問題を深くしている。
もともとネットゲームの先進国で、中毒者も多い国であるが
これがスマホにも発展しているのだ。


そもそもスマホ中毒とは一日に7時間以上利用し
スマホがないと、大きな精神的不安をもたらすことを指しているようだ。
この割合が10代であると5人に1人というのだ。
やはり、この数字は少し驚きを伴う。


とはいえ、これからスマホのような機器がなくなることはないだろう。
であるなら、これと上手に付き合っていく必要があろう。
それはかつてそういったものがなかった時代の教育やありかたを正とするのか
それともニュー世代として、デジタル機器が前提とした
新しいありかたを模索していくか、だろう。


とはいえ新しい取り組みにはどうしても負の要素を伴う。
これの受け止め方、最小化にどう取り組んでいくのか。


私は、かつての時代を正とするのではなく、
そういった礎のもと、デジタル機器が身の回りにあることを前提とした
新しい、教育やコミニュティのありかた、を模索していくべきだろう。


でないと、日本のようにまるで時代錯誤の昔の法律に縛られ、今と合わないため
多くの無駄と無意味が発生しかねないように思う。



これだけ高いスマホの普及率がある韓国では
是非、そういった取り組みを行い、世界にその先進的な実験を見せてほしい。