現実と夢!!

今日は曇り

京都というコンテンツ

2012-06-24 15:19:04 | Weblog
先日、京都府と京都市はコンテンツ特区の申請を国に行なった。
精華町に時代劇のオープンセットを太秦に加えてさらに作ったりする
計画のようだ。


この京都というのは言うまでもなく、日本一観光客を集めている街だ。
いわゆる神社仏閣や時代劇関係施設が、神々しく鎮座しているだけではない
というのが京都の凄まじさだ。



というのもまずはテレビだ。それは京都の特集ということではない。
むしろ京都の特集は少ないと言っていいかもしれない。
しかし、京都を舞台にしたドラマの多いこと。ドラマのなかで京都の名所が
自然と登場して、京都への憧れを強めているという効果がある。
むしろ視聴者も求めているのかもしれない。



さらに涼宮ハルヒを手がけた京都アニメーションに代表されるように
若い人たちにとっては、アニメ、サブカルチャーでも注目されている。
フィギアで有名な会社があるなんてことは、私は知らなかった。
東京では大反対があった、漫画ミュージアムが京都にはある。
精華大学と京都市はそれを共同運営している。蔵書は20万冊以上というのだから
これはすごい話だ。



また若い女性にとってもたまらないだろう。
市街地に行けば、おしゃれな店とおしゃれで美味しそうな店がここ狭しと
林立しているのであるから。
ここまでの密集ぶりは、他ではそうないだろう。



京都では大学生が非常に多いという特性があるからかもしれないが、
神社仏閣や時代劇という京都の文化を軸に、新しい文化を作り出しているところが
幅広い層を集め、多くの人を集めている理由の一つであろう。


これは京都というブランドあるからできることなのか、
他の地域でも同様の、魅力ある進化する取り組みができるのか、
色々考えてみるのも面白いだろう。