先日、日本とメコン首脳会議が行われて
3年で6000億のODAを行う旨の東京戦略2012が採択された。
これは日本が主催したもので、
インドシナ半島のタイ、ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマーが
参加したものだ。
今ホットのミャンマーが名前を連ねている。
中国は今や労働賃金は高止まりして
これからも定期的に上昇するようであるが、それより遥かに低い賃金の
ミャンマーは、今非常に魅力的だ。
ミャンマー詣出といわれる、要人達のミャンマー訪問も頷けるものだ。
そもそもこの地域は、タイがバーツ経済圏と名うって、経済構想をうちだし
流通の効率化を行なってきたものだ。
そして今この地域に大々的に投資をしてきたのは、中国だ。
しかし、このインドシナ半島に図太く流れるメコン川の上流には
中国があり、中国はその河川を対象にダム建設を宣言しており、
下流域にあるインドシナ半島の国の面々は流量がへるのではないかと
心配しているのだ。
そういったなか、日本がこれだけの支援を打って出るのは
非常にいいことだ。
というのも、タイの大洪水があって今大分と落ち着いたようであるが、
それでも日本企業のほとんどはタイを離れることはなかった。
それもそうだ。
日本国籍の製造業の会社の数はタイは中国、アメリカについで3位であり
日本のタイへの直接投資はダントツ1位だ。
そしてタイには十分な流通インフラもあり、離れられないような状況になっているのだ。
そしてインドシナ半島は縦横無尽に、幹線道整備計画があり、これらが完成すれば
インドシナ半島の国を跨ぐ流通はより加速するだろうし、
そういったことに国が投資をすることは、日本企業にとっては非常に
助かるだろうからだ。
単に投資金額を増やせばいいという話ではないが、
メコン流域のこの5カ国との関係強化において、中国に負けている場合ではない。
東京戦略2012は、日本の存在感を高めてくれるいい採択書になっているのではないだろうか。
最後にどういった幹線道整備計画があるのか見てみよう。
北部回廊、東部回廊、南部回廊、東西回廊、南北回廊、中央回廊、北東回廊、南部海岸回廊とある。
特に南北回廊は昆明からマレーシアまでの構想のようだ。
是非、インドシナ半島がどれだけ縦横無尽になっているのか、確認し欲しい。
3年で6000億のODAを行う旨の東京戦略2012が採択された。
これは日本が主催したもので、
インドシナ半島のタイ、ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマーが
参加したものだ。
今ホットのミャンマーが名前を連ねている。
中国は今や労働賃金は高止まりして
これからも定期的に上昇するようであるが、それより遥かに低い賃金の
ミャンマーは、今非常に魅力的だ。
ミャンマー詣出といわれる、要人達のミャンマー訪問も頷けるものだ。
そもそもこの地域は、タイがバーツ経済圏と名うって、経済構想をうちだし
流通の効率化を行なってきたものだ。
そして今この地域に大々的に投資をしてきたのは、中国だ。
しかし、このインドシナ半島に図太く流れるメコン川の上流には
中国があり、中国はその河川を対象にダム建設を宣言しており、
下流域にあるインドシナ半島の国の面々は流量がへるのではないかと
心配しているのだ。
そういったなか、日本がこれだけの支援を打って出るのは
非常にいいことだ。
というのも、タイの大洪水があって今大分と落ち着いたようであるが、
それでも日本企業のほとんどはタイを離れることはなかった。
それもそうだ。
日本国籍の製造業の会社の数はタイは中国、アメリカについで3位であり
日本のタイへの直接投資はダントツ1位だ。
そしてタイには十分な流通インフラもあり、離れられないような状況になっているのだ。
そしてインドシナ半島は縦横無尽に、幹線道整備計画があり、これらが完成すれば
インドシナ半島の国を跨ぐ流通はより加速するだろうし、
そういったことに国が投資をすることは、日本企業にとっては非常に
助かるだろうからだ。
単に投資金額を増やせばいいという話ではないが、
メコン流域のこの5カ国との関係強化において、中国に負けている場合ではない。
東京戦略2012は、日本の存在感を高めてくれるいい採択書になっているのではないだろうか。
最後にどういった幹線道整備計画があるのか見てみよう。
北部回廊、東部回廊、南部回廊、東西回廊、南北回廊、中央回廊、北東回廊、南部海岸回廊とある。
特に南北回廊は昆明からマレーシアまでの構想のようだ。
是非、インドシナ半島がどれだけ縦横無尽になっているのか、確認し欲しい。