ぼ~ざん工房
ぼ~ざんのBLOGです。いろいろ体験・書籍等紹介します!

 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援—すぐに使えるワークシート用CD‐ROM付
クリエーター情報なし
エンパワメント研究所

 
  【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(随時更新予定)】
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    ご紹介いただき、たくさんの方に読んでいただいたら幸いです。  



このシリーズでは自閉症の人の柔軟さと注目の特性との関係について書いてきました。こちら→【 注目と柔軟な行動その1】【その2】【その3】【その4】【その5】【その6】【その7】

このシリーズでは3つの方向性をしめしました。
・注目しなくてはいけない部分を注目できるように明確に指示する
・注目しなくていい部分を注目しないように統制するか、注目しなくていい部分を伝える
・行動や動きなどに適切に注目できた時に、個々にあわせてフィードバックする



これを支える大切な視点があります。
1つが機会をつくること。詳しくはこちら。

1つが『すべてのスキルを複雑な環境の中でいっぺんに教えない』です。

1つの一連のスキル(例えば『テーブル拭きをする』というスキル)で。どうしてもうまくいかない部分が出来た時に。現場で一連の流れの中で教えることてもうまくいきません。

複雑な環境で、様々な段階、ステップのある活動を教えても、注目しなくていけないポイントが不明瞭になります。

そこで私がおすすめているのは、その一連のスキルに必要な段階的スキルを、抽出的に教える機会を設定することです。

注目のポイントに絞ってフードバックすることでき。そのことで柔軟な行動に注目しやすくなります。

【昨年の青森のセミナーではそのステップを受講生が実施】


うまくいかないステップ(スキル)を抽出して1対1のエリアで教える。


学んだスキルをシュミレーションされた場面で実施し、さらに現場実習先で般化するというプロセスを通ります。

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