北九州トレセミが終わりました。
やっぱり実技のトレセミは良いですね。
トレーナーはトレーニー(受講生)の方への研修をお手伝いするのが役割なのですが、
トレーナーの私が本当に色々なことを学べました。
構造化の意味、自立の意味、連携の意味、
ひごろ口では言っているが、改めて考え、難しさに悩み、そして学びました。
今回は、この前の滋賀でのトレセミと同様にトレナーの難しさも感じました。
私の段取りが悪いと、もう受講生の学ぶ機会を失ってします。本当に緊張します。
トレセミで、様々な課題の設定をするのですが、
多くの方が成功することを目標とされる(たぶん)。
もちろん素晴らしいセンスでバッチリ構造化があうことはあるし、
自閉症の方が成功体験できるわけなのだが、
でもトレセミの目的はそこではなく、
受講生がプロセスを学ぶところにあります。
つまりアセスメントと、その後の個別の特性にあわせた構造化された支援の設定、
そして再構造化それが重要で、それをチームの連携で進めることに醍醐味があると思います。
たとえば受講生の中にスパーマンがいて、すべての設定を完璧で、
しかもそれが上手くいったとします。しかし、満足してるのがその人だけだったら、
それはトレセミでは何の意味もない。
それよりもチーム全員がプロセスをチーム内の連携で経験することが有意義で、
例えなかなかチーム連携がうまくいかなかったり、構造化も再構造化も上手くいかなかったりしても、きっとそこには意味があると私は信じます。たぶん・・・・
だからトレーナーは難しい、毎回悩みます。
例えば、「それは、こうしたら良いですよね」って答えをいっても意味がないのです。
どうやってそれを受講生から引き出すか・・・・口ではわかっていても難しいのですよ。
これは、コンサルタントの仕事も同じで、頑張って研修します!!
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