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クゲヌマラン・2~開花

 ギンランの距が無くなった変種の「クゲヌマラン(鵠沼蘭)」。ラン科キンラン属の多年草で、昭和10年に藤沢市鵠沼で発見されたことで名付けられている。クゲヌマランには距の痕跡がわずかにあるが、距が全く無くなったものをヤビツギンラン(矢櫃銀蘭)と称している。
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ギンラン・3~東京都立大学

 今年4月から名前が首都大学東京から東京都立大学に復活したが、新学期というのにキャンパスには人影がほとんど見当たらない。テニスコートや野球場なども無人で野鳥の鳴き声が聞こえるだけ。写真は野球場裏の遊歩道にひっそりと咲いている「ギンラン(銀蘭)」。ラン科キンラン属の多年草で草丈は10センチほど。
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ラショウモンカズラ

 裏高尾“日影沢キャンプ場”付近の山道で見られる「ラショウモンカズラ(羅生門葛)」。シソ科ラショウモンカズラ属の多年草で草丈は30~40センチ。唇形の花を2~3個ずつ数段に付ける。ひとつの花は長さ4~5センチで上唇は2裂し下唇は3裂する。下唇の中央裂片は大きく下方で更に2浅裂する。『羅生門』は、室町時代の能楽師、観世小次郎信光作の謡曲で、渡辺綱(わたなべのつな)が羅生門に巣食う鬼と戦う武勇伝。この花の形を、渡辺綱が切り落とした鬼女の腕に見立てて名付けられている。
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ハナネコノメ・5~高尾山蛇滝

 ユキノシタ科ネコノメソウ属の「ハナネコノメ(花猫の目)」。先日、高尾山“6号路”で可愛い花を見たが、写真は高尾山“蛇滝”付近の川辺に生育するもので、若い果実が出来始めていた。これが熟して裂開すると中に小さな種子がある。
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