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北軽井沢番外編・64~カンボク花

 北軽井沢の雑木林に生育する「カンボク(肝木)」。ガマズミ科(←レンプクソウ科←スイカズラ科)ガマズミ属の「カンボク(肝木)」で、中部地方以北から北海道に分布する落葉小高木。3年前にこの果実を見ていて、花が宿題になっていたが、なかなか花期にタイミングが合わなかった。花は同属のヤブデマリのように花序の周囲に装飾花がある。

『ステキなタイミング』 作詞・作曲:BALLARD CLINT
訳詞:漣健児 歌:坂本九 昭和35年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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シオデ・7~五反田谷戸

 五反田谷戸の日当たりの良い斜面で見つけた「シオデ(牛尾菜・四緒手)」。シオデ科(←ユリ科)シオデ属のつる性多年草で雌雄異株。写真は雄花序で散形花序の直径は3センチほど。花被片は反り返り雄蕊が6本ある。
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フイリイナモリソウ

 奥高尾“一丁平”付近の林内に群生している「フイリイナモリソウ(斑入り稲森草)」。アカネ科イナモリソウ属の多年草で、その葉に白い斑が入るのが特徴。残念ながら花期には間に合わず、花後の萼片だけが残っていた。できれば来年、花の頃にまた訪れよう。
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コクラン・6~絹の道

 ラン科クモキリソウ属の「コクラン(黒蘭)」。黒っぽい花を咲かせることで名付けられているが、実際の色は暗紫色。草丈は20~30センチで数個の花が総状に付く。側花弁は細くて反り返り唇弁は丸まっている。葉は常緑で冬の枯れ色の中で存在に気付かされる。この周りに数株見えるが、花がたくさん付きそうな大株の花茎が折れているものが多く、今年は残念な結果だった。これは鑓水“絹の道”付近のもの。
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イヌザクラ・7~萼片

 小山内裏公園外周に生育している「イヌザクラ(犬桜)」。バラ科ウワミズザクラ属の落葉高木で春に長さ10センチほどの総状花序を付ける。写真は若い果実の様子で直径は5ミリほど。緑色から赤く変わり始めており、その萼片は果実期にも残る。イヌザクラは冬芽も“マリリンモンローの赤い爪”とも呼ばれるほど美しい紅色を見せてくれる。
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