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イワボタン

 ユキノシタ科ネコノメソウ属の「イワボタン(岩牡丹)」。山地の沢沿いなどに生育する。ヨゴレネコノメはイワボタンの変種とされているが、当地では変種のほうのヨゴレネコノメが多く、イワボタンは見たことが無かった。高尾山にわずかに生育するとのブログ情報で裏高尾“小仏城山”付近の沢を初めて探索。去年の台風19号で裏高尾の山道はあちこちで崩落しており、沢沿いの道は岩や倒木がゴロゴロ転がってもう道とは言えない状態。足場を慎重に確かめながら進んでいると蕊が黄色の1株。『やった!!』と小躍りしてカメラのシャッターを何度も切った。ヨゴレネコノメの蕊は赤い
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フタバアオイ・3~反曲

 ウマノスズクサ科カンアオイ属の「フタバアオイ(双葉葵・二葉葵)」。花は雨で花粉が流れ落ちないように下向きに咲く。花径は1センチほどで、雌蕊の花柱は6個で合着し柱状になり、雄蕊はその周りに12本ある。萼裂片は平開後に更に反曲していく。これは裏高尾“日影林道”のもの。
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イヌシダ

 堀之内寺沢里山公園の岩肌から新芽を出している「イヌシダ(犬羊歯)」。コバノイシカグマ科コバノイシカグマ属の夏緑性シダ植物。葉身は20センチほどになり、日当たりの良い崖や岩の透き間から葉を垂らす。全体に毛が密生しており、この様子を“犬”に見立てて名付けられた。イヌザンショウやイヌビワなど、“役に立たない”とか“否(いな)”という意味の“犬”とは違うようだ。
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マルバコンロンソウ

 裏高尾“日影林道”で見られる「マルバコンロンソウ(丸葉崑崙草)」。アブラカ科タネツケバナ属の多年草で、コンロンソウに比べ葉が丸くなることから名付けられている。山地の日陰や川沿いに生育する。
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