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散歩道・49~タゴガエル

 高尾山”6号路”を歩いている時に、小学生数人が道横の濡れた岩場で何かを見ている。近づいてみると体長3~4センチの茶色いカエル。岩の上のほうでは『グワッ、グワッ』『ググー、ググー』と鳴き声が聞こえる。これはアカガエル科アカガエル属の「タゴガエル(田子蛙)」。明治時代の両生類学者の田子勝弥氏に因んで名付けられている。高尾山は植物だけでなくこういう生き物も楽しめる。裏高尾には“クマ出没”の立て札があったが、生き物でもクマやイノシシには遭遇したくない。
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ミヤマキケマン

 裏高尾“日影沢林道“に咲いていた「ミヤマキケマン(深山黄華鬘)」。ケシ科キケマン属の多年草で、草丈は20~30センチ。茎先に7~8センチの総状花序を付け長さ2~3センチの黄色い花をたくさん咲かせる。高尾山では珍しくないようだが、この日はこの1株しか見なかった。
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ミミガタテンナンショウ・1~開花

 高尾山の登山道では良く見掛ける「ミミガタテンナンショウ(耳形天南星)」。サトイモ科テンナンショウ属の多年草で、仏炎苞に耳たぶのような張り出しがある。“天南星”は中国で夜空に拡がる星を意味しているが、名前の由来はこの塊茎の形や葉の拡がりなど諸説あるようだ。
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