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ドクダミ

 松木日向緑地で芽生え始めた「ドクダミ(毒溜)」。ドクダミ科ドクダミ属の多年草で梅雨の頃に白い花を咲かせる。古くからセンブリ、ゲンノショウコとともに三大民間薬として利用されており、解毒や鎮痛など多くの薬効があることから「ジュウヤク(十薬)」の別名もある。
 さてウイルス(virus)の漢字表記を調べてみたが見当たらなかった。ウイルスは生物ではなく(生物と無生物の間)で、生物である細菌とは異なる。一方、コロナはそもそも皆既日食の際に黒い太陽の周りで輝くもので“光環”と表記する。
 毎年末にその年の世相を表す漢字一文字が発表されており、昨年は『令』だったが、今年は五輪の『輪』が最有力候補だと思っていた。しかしまだ3ヶ月しか経っていない時点で予想するに、その漢字は新型コロナウイルス関連になるのは間違いない。細菌ではないので『菌』は無いが、ウイルス禍の『禍』か、ストレートに『病』が思い浮かぶ。新薬が開発されてウイルスを退治できれば『薬』や『治』。世界中の国々の医学の英知を結集してウイルスを克服すれば『医』や『知』といったところか。何とか『禍』や『病』ではなく、『薬』や『知』となって欲しい。ガンバレ、日本!!。ガンバレ、世界!!。

『日本よ日本』 NHK連続テレビ小説『鳩子の海』劇中歌
作詞:林秀彦 作曲:冬木透 歌:齋藤こず恵 昭和49年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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フサザクラ・5~雌花序

 高尾山“4号路”の吊り橋で見られる「フサザクラ(房桜)」。フサザクラ科フサザクラ属の落葉高木で雌雄同株。雄花が先に咲き、その後雌花が現れる。写真は雌花序の様子で、黒く垂れ下がっているものは雄蕊の残骸。ここにフサザクラがあることは2~3年前に知ったが花期には今回初めて訪れた。カメラには普段からストラップを付けておらず、揺れる吊り橋の中ほどから手を伸ばし、1メートル先の枝に近づけて撮る。ストラップがあれば手に巻き付けてカメラを落とすことはないが、しっかりカメラを持ち慎重にシャッターを押した。吊り橋の15メートルほど下はゴツゴツした岩場の谷でもし落としたら大損害。回収も難しそう。
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コアジサイ・5~春

 長沼公園“野猿の尾根道”に生育している「コアジサイ(小紫陽花)」。アジサイ科(←ユキノシタ科)アジサイ属の落葉低木で、写真は冬芽が少し芽吹き始めたところ。腕に防具を着けたアイスホッケーのゴールキーパーのバンザイに見えるし、牛か馬の耳のようにも見える。
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