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タカオスミレ・2~日影林道

 ごげ茶色や暗紫色の葉が特徴の「タカオスミレ(高尾菫)」。スミレ科スミレ属の多年草でヒカゲスミレの変種。花色は白っぽく基部はやや黄色い部分があり側弁の基部は有毛。花弁には紫色の筋が多く入る。高尾山で初めて発見されたことから名付けられており、これは裏高尾“日影林道”のもの。
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ゼンマイ・1~新芽

 下柚木の雑木林で見つけた「ゼンマイ(薇)」。ゼンマイ科ゼンマイ属のシダ植物で、ワラビとともに昔から山菜の代表として親しまれている。ゼンマイの仲間は他の多くのシダとは異なり、栄養葉と胞子葉の形態が全く異なる“二形性”で、栄養葉が展開する前に胞子葉が出てすぐに枯れる。写真の右が胞子葉で左が栄養葉になる。
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オカスミレ・2~無毛

 小山田緑地“山中分園”で開花した「オカスミレ(岡菫)」。スミレ科スミレ属の多年草でアカネスミレの変種。アカネスミレの距や花柄が有毛になるのに対して、オカスミレは無毛になる。10年前にアカネスミレを見つけた時にオカスミレの存在を知り、その後ずっと探していた。そして昨年やっとこの緑地で見つけて大喜びしたもの。消滅を心配してまた確認にきたが、今年も待っていてくれた。10メートルほど離れたところにアカネスミレもありここでは同居している。
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ジュウモンジシダ・2~若芽

 植物観察を始める前は、こんな姿を見るとすべて“ゼンマイ”だと思っていた。植物観察を始め、最近、シダを少しずつ覚えるようになると若芽の様子も気になりだした。しかしやはりその姿だけでは同定が難しい。これはすぐ横に特徴的な十文字の葉が見えたので「ジュウモンジシダ(十文字羊歯)」の新芽。
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