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ニセアカシア・3~バンザイ

 別所やまざくら公園で見られる「ニセアカシア(贋あかしあ)」。マメ科ハリエンジュ属の落葉高木で、その葉痕にはいつも怖い顔がある。これまでの顔は“二面獣(見方によって2種類の顔が見える)”“猿顔悪魔”“唸る悪魔”“歌舞伎の隈取”“こうもり”などで、すべて角が伸びたものばかりだったが、今回の角は曲がっていて“悪魔のバンザイ”に見える。
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クサギ・2~葉痕

 シソ科(←クマツヅラ科)クサギ属の「クサギ(臭木)」。初夏にその名前に反し爽やかな香りの花を咲かせ、秋には派手な色の果実で楽しませてくれる。その葉痕はハート形で、中に小さな目とニッコリ笑う口が見えた。クサギは葉に独特な臭気があるので名付けられているが、若葉を茹でれば食用になる。そのために多量の葉を集めれば臭くもなるだろう。葉を切らなければ臭いも少なく、可哀相な名前ではある。
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ノコンギク・3~痩果

 キク科シオン属の「ノコンギク(野紺菊)」。秋に可愛い花をたくさん咲かせていたが、今は綿毛の果実が出来ていた。果実のひとつは長さ2~3ミリの痩果で、先端に長さ5~6ミリの冠毛が多数付いている。これは長池公園“中央園路”のもの。
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イイギリ・3~めがね橋

 多摩ニュータウン通りから蓮生寺公園に向かい京王相模原線の下をくぐると“めがね橋”が目の前に現れる。橋の上は蓮生寺公園通りで右手に向かえば長池公園がある。さてめがね橋の手前の遊歩道脇に「イイギリ(飯桐)」の若木がある。以前はまだ花を付けていなかったが、数年前から花を咲かせ果実を稔らせるようになった。この先の蓮生寺公園の雑木林でもイイギリの雌株雄株が見られるが、どちらも高木になり花や果実が目の高さで見られなくなった。この樹はまだ若く低い枝では花や果実を間近で見られる。イイギリはヤナギ科(←イイギリ科)イイギリ属の落葉高木で雌雄異株。
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コセンダングサ

 太陽の光を浴びて輝いている「コセンダングサ(小栴檀草)」の痩果。キク科センダングサ属の一年草で、道端や荒れ地に生育する。花は一方向に向かって咲くが、果実は球形に変化する。この痩果の先端はトゲ状になっており、小動物や人間の衣服に付いて散布される。この果実に気付かずに野原に入ると、出てきた時にその“ひっつき虫”に驚かされる。
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