goo

ハナネコノメ・1~花

 ユキノシタ科ネコノメソウ属の「ハナネコノメ(花猫の目)」。山地の渓流沿いや湿り気のある岩場などに生育する多年草で、花径は4~5ミリ。ネコノメソウの仲間は地味な花が多いが、ハナネコノメは同じ仲間とは思えない華やかさがある。花弁のように見えるのは萼片で花弁は無い。雄蕊は8本で花粉を出す前の葯は赤く、雌蕊の花柱は2裂している。
コメント ( 25 ) | Trackback ( 0 )

ホシザクラ・2~小山内裏公園

 小山内裏公園“内裏池”付近にある「ホシザクラ(星桜)」。バラ科サクラ属の落葉小高木で、濃紅色の萼片が整った星形に見えることから名付けられている。八王子市、町田市、多摩市の多摩丘陵で約180本しか確認されていない絶滅危惧種で、マメザクラとエドヒガンとの雑種と考えられており3倍体のため種子は出来ない。ホシザクラには同名の栽培品種があり、混同を避けるために「タマノホシザクラ(多摩の星桜)」とも呼ばれる。

『見上げてごらん夜の星を』
作詞:永六輔 作曲:いずみたく 歌:坂本九 昭和38年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
コメント ( 7 ) | Trackback ( 0 )

ソメイヨシノ・3~満開

 今、桜前線は関東地方まで到達し、今週は新潟や仙台で開花するとの予想だ。東京都心は3月21日に開花し27日に満開になった。多摩ニュータウンは都心より4~5日遅れるが、ここ数日、寒い日があったので今日はまだ7~8分咲きといったところ。我が家の「ソメイヨシノ(染井吉野)」は3月25日に開花し今日はほぼ満開になった。狭い庭なので時々剪定せざるを得ず、樹形は見苦しくなっているが、こうして咲いてくれると嬉しい。ソメイヨシノはバラ科サクラ属の落葉高木。
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )

ウワミズザクラ・3~蕾

 南大沢4丁目の関東山歩道橋上から見られる「ウワミズザクラ(上溝桜)」。花期は4月下旬で既に蕾がたくさん伸びていた。ウワミズザクラはバラ科ウワミズザクラ属の落葉高木で、その昔、この材に溝を彫って亀甲占いに利用したことから名付けられた。当地では公園や緑地で多く見られる。
コメント ( 14 ) | Trackback ( 0 )

ウラシマソウ

 堀之内沖ノ谷戸公園の林の中で見つけた芽生えの姿。これはサトイモ科テンナンショウ属の「ウラシマソウ(浦島草)」で、肉穂花序の先端から伸びる細長い付属体が既に見えている。これを浦島太郎が持っている釣り竿の糸に見立てて名付けられたが、これが何のためにあるのかはわかっていないようだ。
コメント ( 12 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ