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ツルギキョウ・4~果実

 高尾山“蛇滝道”で見られる「ツルギキョウ(蔓桔梗)」。キキョウ科ツルニンジン属のつる性多年草で花期は8~10月。果実は長さ1センチほどで紅紫色に熟す。キキョウ科には珍しい液果で、花が良く似ている同属のツルニンジンバアソブは蒴果で形態が異なる。
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ベニチャワンタケモドキ

 高尾山の渓流で見掛けた紅色のキノコ。これはおそらく「ベニチャワンタケモドキ(紅茶碗茸)」だろう。ベニチャワンタケ科ベニチャワンタケ属のキノコで外側はほとんど無毛。外側に毛が多く白っぽく見えるベニチャワンタケと区別できる。お椀の直径は2.5~3センチ。
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カノツメソウ・2~果実

 蓮生寺公園“ひぐらしの道”に生育している「カノツメソウ(鹿の爪草)」。セリ科カノツメソウ属(ミツバグサ属)の多年草で草丈は70~80センチ。花期は8~9月でセリ科らしい複散形花序を作り、ひとつの花の直径はわずか3~4ミリ。写真は果実で長さは5~6ミリの2分果になる。
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アケボノソウ・8~柱頭

 リンドウ科センブリ属の「アケボノソウ(曙草)」。花冠裂片にある黒い斑点を夜明けの星空に見立てて“曙”の名が付けられているが、『星が黒いのはおかしいじゃないか。』というのはヤボ。今年のノーベル物理学賞は“黒い星”、つまり“ブラックホール”の研究に貢献した英独米の3氏が選ばれた。写真左側の花は雄蕊の葯が残っている雄性期で、雌蕊の柱頭は裂けていない。右側と下の花は花粉を出し終えて柱頭が2裂し始めており、中央の花は雄蕊の葯が無くなり柱頭が雌性期になっている。これは南高尾“三沢峠”付近のもの。
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ヒヨドリジョウゴ・8~平山城址公園

 平山城址公園“ヤマツツジの小径”で見つけた「ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)」。ナス科ナス属の多年草で夏に直径1センチほどの花を咲かせる。写真は若い果実の様子で晩秋に赤く熟す。バランス良くぶら下がる様子がモビール(mobile)のようで楽しい。
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